のもとしゅうへい

99年。高知生まれ。東京藝術大学在籍中。 人間としての、のもとしゅうへいの日日のきろく。 忙しい感性を言葉に両替して並べておくばしょです。
    • カタツムリと悪癖
      カタツムリと悪癖
      • 10本

      文庫本『カタツムリと悪癖』の原稿が読めます。 「喫茶店で他人の会話に聞き耳を立ててしまう」という自分の悪癖をもとに書いたノンフィクションエッセイ。全210頁の文庫本です。

固定された記事

いつも心の中に、インド人と猫を住まわせるようにしている

人間、生きているだけで十分に偉いはずなのに、それに見合わないくらい苦しいことや腹の立つことが往々にしてあったりする。 こちらとしては普通に生きさせてくれればいい…

9月15日

 はばたくのが下手なキアゲハが指にとまって、飛ばない蝶と飛べない人間はしばらく共に歩いた。ちょいと丸めた脱脂綿にティッシュペーパーをくっつけたみたいな胴体はまる…

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モラトリアム潜水、それから文学的ストリップ

 人に見せられないものばかり作っている時間が、たぶんもっとあってもいいと思います。SNSのタイムラインに現れるのが波間に鼻先を出して呼吸することだとしたら、今は深…

土の学校 モジョーさんのこと

 モジョーさんに会いに取手に行った。取手は茨城県の下のほう。日暮里から常磐線に乗り換えて片道2時間かかる。モジョーさんは取手の山奥、正確には東京藝術大学取手校地…

ワクチンを打った日のこと

 とうとう、大学から職域接種の案内メールが届いた。通っている東京藝術大学はぜんぶで1000人もいかないくらい学生数が少ない。だから大学単独で摂取ができません、キ…

カタツムリと悪癖 (9) あとがき

あとがき  はじめて喫茶店に足を運んだのはたしか、16の夏だったと思う。気になる人がいた。ドラムを叩いていて、名前を知らないようなインディーズバンドのファンで、…