#ジアゾタイプ
「呼吸する影-被爆樹木を撮影して10年の活動報告展覧会」を開催します!
2012年の8月。はじめて訪れた広島で、被爆樹木に出会いました。
それから、毎年広島に通い、最も爆心地から近い370mで被爆したシダレヤナギをカメラを使わないフォトグラムの技法で撮影してきました。
2022年は、10年目となる節目。
あっという間の10年でしたが、10年前、1人ではじめた撮影から、展覧会や様々な企画を通して、仲間が出来、活動を支援してくれる方と出会いました。
今回の企画では、
【Archive 2012】「呼吸する影―Shadow of Bombed Trees―」展 @KAPL
本記事は 2012-10/26に書かれたものを再編集してアップしています。
去る、2012年10月20日、21日
「呼吸する影―Shadow of Bombed Trees―」浅見俊哉作品展がKAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)で開催されました。
『呼吸する影―シダレヤナギ(Weeping willow)』
(size:297mm×420mm-30枚構成)
富士フィルムの感光紙、コピア
【作品展示のご案内】被爆樹木展「75年目の記録」@広島市植物公園
【展覧会のご案内】
2020.10/31〜12/24まで広島で作品を発表します。
大切なお知らせ【追記:2020/12/13】
広島市植物公園で、10/31-12/24まで作品を展示する予定でしたが、本日、植物公園よりご連絡があり、広島市で新型コロナの感染者数が急増しており、広島県・広島市「新型コロナ感染拡大防止集中対策」に基づき、広島市植物公園は12月12日(土)から1月3日(日)の間、臨時
「美術ひろしま31」(公財:広島市文化財団)に作品『8:15 8/6 2014』が掲載されました。
【作品掲載】
「美術ひろしま31」(公財:広島市文化財団)に作品『8:15 8/6 2014』が掲載されました。
爆心地から一番近い370mで被爆したシダレヤナギの枝葉を直接、感光紙で焼き付けたフォトグラム
2019年に「はつかいち美術ギャラリー」で開催された「被爆樹木-もの言わぬ物たちの記憶」展で作品出品したことが掲載に繋がったようです。
今年で制作10年目の節目に掲載いただけたことは励
コロナ禍のヒロシマで「10年目の被爆樹木の撮影-葉に触れ、影を視つめ続けることで感じたこと-」
爆心地から370m。最も近い場所で被爆し、今も生きている被爆樹木シダレヤナギと出会ったのは2012年。
それから毎年、この樹に会いに行き、樹木の存在を撮影している。
今年で10年目の節目となり、これまでの制作を記したいと思う。
撮影は、フォトグラムという方法で行う。
フォトグラムとは、カメラを使わずに撮影する撮影技法やその写真のことを指す。光に反応する感光紙に直接光をあて、その光の差(日焼