Shun

2021-1 JICA青年海外協力隊🇺🇬コミュニティ開発 ウガンダでの奮闘の日々を綴って…

Shun

2021-1 JICA青年海外協力隊🇺🇬コミュニティ開発 ウガンダでの奮闘の日々を綴っていきます。暇つぶしがてらふらっとお立ち寄りください。 *週1回更新(目標!)

最近の記事

Children from Street

タイトルの通り、今回は路上で生活をする子どもたちについて。 一般的にはストリートチルドレンと呼ばれますが、ここではChildren from streetとします。 この問題は自分にとってとても大きな問題で、 僕が協力隊に参加したのも路上で生活を送る子どもたちがきっかけでした。 (参加のきっかけについてはまた次の記事で。) カンパラのChildren from Street ウガンダの首都カンパラの路上では、たくさんの子どもが物乞いをしています。 僕たちボランティアは

    • Muzungu Priceについて思うこと

      2か月以上ぶりの更新となってしまいました💦 更新していない間も元気にやっており、ぼちぼち活動もしていましたのでまた後々書いていけたらと思います。(多分。。) 昨日ムズングプライスについて思ったことがあったので書こうと思います。 まずムズングプライスって何ってところで、 アフリカに来たことのある人は分かるかと思いますが、こちらでは肌の色が黒でない人はみんなムズングと呼ばれます。 アメリカ人もインド人も、日本人もみんなムズング。 そしてムズングが買い物をすると多くの場

      • シングルマザーとベビーたちと共に

        ウガンダに来て約8ヶ月。 これまではJICAの技術プロジェクトと連携する形で、米の技術普及を中心に活動をしてきました。 ウガンダでは輸入米への依存度が高く、一方で米の消費量は年々増加してきていることから、 米の換金作物としての価値は高く、米の収量向上を通してウガンダのコメ農家の所得向上を目指しています。 引き続き米の技術普及活動は継続していくし、今後は陸稲のデモ圃場も作ったりとやることも少しずつ増えていきそうです。 一方で少し前から、JICAや配属先NGOとして行う

        • 湿地での稲作禁止⁈

          大統領演説先週、ウガンダ国民に向けた大統領による演説が行われました。 その中で少し問題になったのが “湿地を使った稲作を認めない。場合によっては違法な行為として訴追する可能性もある。” といった内容の発言があったことです。 僕の任地の県ではほとんどが湿地での水稲栽培をしていて、 もし湿地での稲作が禁止となれば、とても多くのコメ農家に影響がでます。 全ての湿地が対処なのか、いつからか、追いやられた場合はなにか補償はあるのか、わからないことだらけで週末を迎えました。

        Children from Street

          ウガンダの生活②

          前回に引き続き、ウガンダの生活について今回は移動手段について。 ウガンダでの公共交通手段には、 ・ボダボダ(バイクタクシー) ・マタツ(バンタクシー) ・スペシャル(貸切個人タクシー) ・長距離バス などがあります。 ちょっとした距離の移動にはボダボダが1番一般的ですが、協力隊員は安全面などから使用禁止。 マタツもコロナ禍ということもあり、感染防止の観点から赴任当初は禁止でした。 なので県外などに遊びに行く時は基本的にスペシャルに乗るしかなく、 車で1時間ほどの

          ウガンダの生活②

          ウガンダの生活は大変?

          ウガンダに派遣が決まった当初、アフリカが未知すぎて一体ウガンダでの生活はどんな風になるのだろうとドキドキでした。 虫は食べるんだろうか、電気はつくのだろうか、水は井戸でくむのだろうか、Gは巨大なのだろうか、、、などなど。 実際ウガンダで半年ほど生活してみて、ウガンダでの洗濯と食事事情について少しまとめてみました。 洗濯 ウガンダで生活していて大変なことを聞かれて、一番にパッと思いつくのは洗濯です。 ウガンダの土は赤く、木々の緑、空の青と一緒に撮る写真は映え映えです。

          ウガンダの生活は大変?

          最近の田んぼ

          しばらく更新がストップしてしまいました。。 田んぼについてもワークショップ以来何も書いていなかったので、今回は田んぼの近況について。 ワークショップ後2〜3日かけて、日雇い労働6人くらいと一緒に田植えを終わらせました。 本当はワークショップ参加者たちと行うつもりだったのですが、 ワークショップではあまり田んぼに入れる農家が少なかったのでこのような形に。 0.5acreほど田植えするだけでも相当大変でした。 みんなほとんど休むことなく、昼のロレックス1つだけで、朝か

          最近の田んぼ

          同じ志をもつ仲間

          今週は色々とイベントがあり首都と任地を行ったり来たりしていました。 そのイベントの1つが、KOICAとの交流会。 KOICAとは韓国におけるJICAのようなODAの実施機関です。 KOICAもボランティアの派遣事業があり、コロナで中断していましたが今回派遣が再開されウガンダにも数名のボランティアがやってきました。 そして今後のJICA・KOICAでの協働イベントなどの可能性も目指し、今回は顔合わせも含めた交流会が行われました。 交流会ではKOICAボランティアによる

          同じ志をもつ仲間

          ワークショップを開催!

          今週、コメ農家を対象にした第一回目のワークショップを開催しました。 これまではコメ農家を訪問したり、モデル圃場とする田んぼの準備をしたり、 何かコメ以外でも活動できないかと村々を歩き回ったりとしてたけれど、 調査や準備がメインで、直接誰かの役に立つ活動はなかなか出来てませんでした。 今回やっと、コメ農家たちへ収量向上のための技術指導をする機会を作ることができ活動の第一歩を踏み出せたかなという気がします。 当日は午前コメの概要や、水稲の育て方に関する座学、午後は配属先

          ワークショップを開催!

          明日更新します。

          更新が滞ってますが、明日のワークショップが終わったら更新します。

          明日更新します。

          苗代完成&播種、、、だけど

          デモ圃場での稲作りが始まり、今週は先日作った苗代へ種まきをしました。 なんせ田んぼが深いので、長靴を履いてはいるものの特に意味なし。 太ももまで水に浸かって靴の中は水でいっぱい。裸足で入ってるのと大差ないです。笑 ところでウガンダの田んぼの水には住血吸虫という寄生虫がいると言われています。 巻貝の中などに生息し、人間の肌を突き破って体内に侵入し寄生するそうです。 ※だいぶ気持ち悪いので、画像検索はしないことをお勧めします。 研修などでも淡水(田んぼの水も含む)には直

          苗代完成&播種、、、だけど

          田んぼ作り

          先週あたりから田んぼ作りが始まりました。 デモ圃場として活用し、周辺農家が稲作を学べる場所になっていく予定です。 雑草の生い茂った土地を借りるところから田んぼを作り始めるのですが、想像以上に大変。。 2エーカー弱の土地があり、もちろん機械はないので全て手作業。 まず日雇い労働の方たちが鉈を片手に生い茂った雑草をブンブン刈っていき、 除草剤を撒き、 それが終わると鍬で田おこし。 彼らが耕してる横で私は畦作りをしていました。 土の中は雑草の根や腐った木でいっぱい。

          田んぼ作り

          コメ研修②

          コメ研修終了! 5日間ウガンダでの稲作についてたくさんのことを学び、またコメ関係の隊員たち、そしてコメの専門家の方たちと色々な話をして濃密な1週間でした。 ・異株除去 周囲の稲と比べて明らかに草丈の高いものや、株元のや葉の色が違うものを抜き、種の純度を保つ。 ・坪刈り 一定の面積内の稲を収穫し、その収量と全体の面積から全体の収量を計算する。 ・脱穀 叩きつけ、足踏み式、エンジン式など様々な脱穀機を使って脱穀。 ・調整 高い位置から籾を落とし、軽い草などを風を使って取

          コメ研修②

          コメ研修①

          今週からウガンダ国立の研究所でウガンダの稲作についての研修を受けています。 座学と屋外での実習があり、1週間かけて行われる研修でこれまで半分が終了。 圃場準備からの一連の作業を経験できてとても参考になるし、何より楽しいです! 今回は約10m四方での小さな区画での作業だったのですが、 この小ささでも周囲に畦を作ったり、鍬などを使った代搔き、手作業での田植え、そして除草などはとても大変。 研修後に1エーカーの圃場を任地で作ろうと思っていたのですが、一気に不安になりました

          コメ研修①

          息抜き

          ジェバレコ 今週は、 水〜金曜日はイベントのため首都へ、 土、日曜日は同期隊員の任地で過ごし、 のんびりと息抜きの1週間でした。 JOCV20周年式典ウガンダでJICAのボランティア事業が始まって20周年を記念する式典が首都のカンパラであり参加してきました。 20年前のウガンダがどんな感じだったのか分かりませんが、20年前にくらべて今のウガンダはどのくらい発展したのでしょうか。 今回首都で数日過ごして、ショッピングモールでふと周りを歩いていた人を見て思ったのはみんな着

          息抜き

          脱穀機1号完成

          ジェバレコ! さて、今週は以前より取り掛かっていた簡易脱穀機の1号機がついに完成しました。 そもそもこの脱穀機を作ろうと思ったのは次のような理由からでした。 ・地面に叩きつける方法による脱穀は、脱穀できずに穂に残る籾が多かったり、割米の原因になる。 ・単純に時間と労力がかかる。 ・売られている足踏み式脱穀機は、小規模農家が買うには高すぎる。 そこで、叩きつけよりも効率よく脱穀ができて、かつ価格も手の届く範囲、というのを目指して作成に取り掛かりました。 当初の予定

          脱穀機1号完成