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湿地での稲作禁止⁈

大統領演説

先週、ウガンダ国民に向けた大統領による演説が行われました。

その中で少し問題になったのが

“湿地を使った稲作を認めない。場合によっては違法な行為として訴追する可能性もある。”

といった内容の発言があったことです。


僕の任地の県ではほとんどが湿地での水稲栽培をしていて、

もし湿地での稲作が禁止となれば、とても多くのコメ農家に影響がでます。

全ての湿地が対処なのか、いつからか、追いやられた場合はなにか補償はあるのか、わからないことだらけで週末を迎えました。

今週の始め、県レベルでの会議がありそこに出席した人からの情報では、

今のところ、少なくとも僕の活動する県では農家が湿地を追いやられるということはなく、

このまま稲作を続けて問題ない。ということに落ち着いたようです。


ひとまず安心ですが、湿地保護に関してはこれまでも何度も議論されているトピックで、

実際に湿地を追いやられたコメ農家も存在するよう。

もちろん収量や気候、降雨量の差などもあるので単純には言えませんが、

今後また今回のような政府命令で湿地を追い出される可能性は否定できないことや、

ウガンダでの水稲の難しさやかかる労力、お金を考えると、

もしかしたら水稲ではなく陸稲を普及させていく方がいいんじゃないかとも思ったりもします。

除草がひと段落

ところで最近の田んぼはというとやっと除草がひと段落しました。

この除草、色んな意味でかなり大変でした。

まず第一に、田んぼにうまく水が張れていないこともあってか雑草がすごい。

鍬や手で稲の間の雑草を抜いていきますが、想像以上に時間と労力がかかる。

やっぱりまず水問題をなんとかしようと思い、除草作業をする傍ら、水路を広げ、踏み潰されて壊れた畦を直しなんとか少し張れるようになりました。

水量を増やすため水路を広げる

もう一つの問題が労働力問題。

基本的に日雇い労働者を雇って一緒に作業しているのですが、

時間通りに来ないわ、作業はめちゃくちゃのんびりで一向に進まないわ、

一方で支払いの時になるとものすごく強気でお金の交渉してくるわで苦労しました。

最終的に作業も早く真面目な方に巡り会えて、今はなんとか問題なくやれています。

最近の田んぼ

農家訪問

そして以前のワークショップに参加してくれた農家さんが、ラインプランティングを実践してくれているということで訪問してきました。

とてもきれいな苗代を作っていました

ワークショップ時はあまりゆっくり話すことができなかったけれど、

やっぱりこうして一人ひとりと顔を見て話をするのは、活動を進める上ではもちろん、

僕個人のモチベーションとしてもとても大事だなと感じました。

ラインプランティング

周辺にもコメ農家の多いエリアなので、

まずはこの農家さんに今回の技術を採用して良かったと思ってもらい、

周囲の農家へも技術が波及していってくれるよう引き続き一緒に頑張っていきたいです。

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