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ワークショップを開催!

今週、コメ農家を対象にした第一回目のワークショップを開催しました。

これまではコメ農家を訪問したり、モデル圃場とする田んぼの準備をしたり、

何かコメ以外でも活動できないかと村々を歩き回ったりとしてたけれど、

調査や準備がメインで、直接誰かの役に立つ活動はなかなか出来てませんでした。

今回やっと、コメ農家たちへ収量向上のための技術指導をする機会を作ることができ活動の第一歩を踏み出せたかなという気がします。


当日は午前コメの概要や、水稲の育て方に関する座学、午後は配属先で用意したモデル圃場にて体験型の研修という内容。

午前の座学

午前9時集合の予定でしたが、ここはウガンダ。

全員集まったのは11時前でした。笑

時間通りに始まらないのは分かっていたし、周りののんびりした雰囲気もあり、

10時に始まる予定の座学が1時間以上押しての開始でしたが「まあそんなもんか。」と、もはやそれほど気になりません。

裏庭で育てている陸稲

講義中は寝ている人もほとんどいなく、質問も飛び交い参加農家たちのやる気に驚きました。

休憩中にも僕が配属先の裏庭で試験的に育てていた陸稲を見つけみんな興味津々。

2時間ほどの長時間のプログラムでしたが、あっという間に終わりました。

午後から田んぼへ移動する予定でしたが、講義の終盤から急な大雨。

近頃雨季にも関わらずなかなか雨が降らなくて、田んぼに水が張れなくて困っていたのに、このタイミングでの雨。

止まなければ午後のプログラムは中止せざるを得なく、やはり自分は雨男なのかと恨みましたが、

ランチを食べている頃になんとか雨がおさまってくれました。

そんな訳で、午後は田んぼへ移動。

苗代作りの説明

午後の研修は農家さんたちに色々経験してほしく、田んぼに入れる格好で来てくださいね。と事前にお願いしてたのですが、

女性はアフリカ布のキテンゲのドレスを着ていたり、男性もスーツやキレイなシャツ。

午前の時点で気づいてましたが多分入る気はみんななかった。笑

結局僕や、当日応援に来てくれていた同じ協力隊員のメンバーが田んぼに入ってデモンストレーションしながらカウンターパートが説明。

まあお陰で午前からだいぶ押していた時間が、かなり巻いて予定より早く進みました。

田植えの様子

今回のメインイベントでもある田植えの時には、何人かの農家さんが入ってきてくれ、少しだけみんなで田植えしました。

最後までみんな興味を持って話を聞いてくれたり、

「自分の田んぼでも試してみるよ」と言ってくれたりと、

なんとか天気にも恵まれ無事に終わり、やってよかったかなと思えるワークショップになりました。

おわりのあいさつ

田んぼの用意に必死に働いてくれたワーカー、当日の座学や実地研修のメイン講師として一生懸命勉強してくれたカウンターパート、ランチ・移動手段の準備などたくさん協力してくれた配属先メンバー、当日本当に心強いサポートに来てくれた隊員たち。

本当に感謝です!


ワークショップはあくまできっかけなので、これから参加してくれた農家の田んぼへフォローアップのため訪問し、技術採用・定着のため動いていきたいと思います。

それではまた!

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