ウガンダの生活②
前回に引き続き、ウガンダの生活について今回は移動手段について。
ウガンダでの公共交通手段には、
・ボダボダ(バイクタクシー)
・マタツ(バンタクシー)
・スペシャル(貸切個人タクシー)
・長距離バス
などがあります。
ちょっとした距離の移動にはボダボダが1番一般的ですが、協力隊員は安全面などから使用禁止。
マタツもコロナ禍ということもあり、感染防止の観点から赴任当初は禁止でした。
なので県外などに遊びに行く時は基本的にスペシャルに乗るしかなく、
車で1時間ほどの観光地ジンジャへ行くのも6,000〜7,000円近くかかります。
日本のタクシー並みの値段ですが、ウガンダの物価からするとこれは本当に大金。
ちなみにウガンダのガソリンは日本以上に高く、180〜200円/ℓくらいで推移してます。
500mlのコーラ1本50円のウガンダで、日本以上の値段はちょっと考えられないです。
なので給油も2ℓ〜5ℓくらいをちょびちょび入れた行き先までに本当に必要な分だけ入るだけで、
「レギュラー満タンで!」
なんてセリフは久しく聞いてません。
話を交通手段に戻すと、当初禁止されていたマタツですが、コロナの落ち着いた2月頃から使用が解禁されました。
これで移動がだいぶ"金銭的には"楽になり、さっきのジンジャに行くのも300円弱で行けるようになりました。
20分の1以上の安さ!
"金銭的には"と言ったのは、"肉体的には"なかなか過酷だからです。
マタツは全て中古のハイエースを少し改造した車です。
中古は中古でも、もう何十年前のもの。
内側のドアノブがない車をしょっちゅう見るし、
スピードメーターやタコメーター、ガソリンメーターが動いてるものはほとんど見たことないです。笑
そしてハイエースってバンやワゴンで基本的には9人〜10人乗りくらいですよね。
しかしウガンダのマタツではこんな感じ↓
写真じゃ分かりにくいですが、これ20人ほど乗ってます。
運転手と、お金の回収などをする車掌さんのような人がいますが、
上の写真では車掌さんは座りきれず立って天井に捕まってます。
隣の人とは密着して動けないし、ウガンダのガタガタ道でいつもお尻は割れそうな痛みとの闘い。
あと、路上に人を見つけては停止して声を掛けるので普通に車で行くのの2倍は時間がかかります。
遠い場所へ行くときは尿意も堪えなきゃいけないので大変です。。
ただ便利で安いのは間違いなく、またマタツを活用しながらウガンダの色んなところに行ってみたいと思います。
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