爆走

23卒。学生時代に何も頑張らず、怠惰な学歴を積み重ね、社会にどうにか這いずり上がった。…

爆走

23卒。学生時代に何も頑張らず、怠惰な学歴を積み重ね、社会にどうにか這いずり上がった。 びっくりするほど仕事ができず、転職しくじり記が始まる日が近づいている。

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就活しくじり記 #1

この時期の大学4年生の大多数に倣って就活をしている。 が、私はこの就活戦線という場において大変名誉なことにしんがりを務めさせていただいているので、一向に「最終面接」というやつやら「内定」というものとは縁がない。 どうやら周りを見渡すとこのどちらかは経験がある人が殆どなのだけど、一番進んだもので三次だし、そこも普通に落ちている。 ある程度時期が進むと面接で「まだ内定がないです」と言うだけで他の企業ではいらない人なのだと不利になるらしいので、ここからは内定がない人間はどんどん不利

    • ブログを捨てよ、オフィスに出よう。

      「おい、お前ブログ書いてるよな^^一年分軽く読んでその感想ブログに書いたわ^^気に入ってるからよろぴく」 を、した結果。 彼のブログへのリンクが載っていたXが鍵垢になっていました。 終わりです。相互でもないので、ただただ終わりです。 もう同期と仲良くなるぞ〜〜!とかは諦めた方が良さそうです。 直接殴り込みにいった点、評価して欲しかったんだけどなあ。いや、普通にわたしならそんなことされたら「めっちゃすき!」になっちゃうと思ったのです。そんなことなかった。 この話を職場の、数

      • インターネットと人生(前談)

        先日、職場の先輩社員から「今まで何が好きだった?」と聞かれる場面があった。 大体、こういう話で一番に出すのはラジオ。 この年代の皆と同じように、中学でスクールオブロックを経て、オードリーのオールナイトに開眼し、悩む相談室に喜び。 そして今では三四郎に流れ着いている。いや、三四郎のところはあんまり同じようにじゃないかな…。 とにかく、昔から好きで、今もずっと続けている趣味の筆頭はこれだろう。けれど、人生規模で眺めたときには、「ラジオ」という項目だけでは些か不十分に感じられる。

        • 人生バイトと先輩

          人生に多大な影響をもたらしたバイトに、最近復職している。 本業もままならないのに一体どういうことですか、そんなことしている時間があるんですか、と聞かれたら「ない」としかいえないのだけど、復職してからというものかなり精神的な安定を図れている。 本業の勉強や残業に充てられないことはやや問題だけど、何より精神の安定が大事なので致し方ない。 土日にやるつもりだった仕事が終わってないけど、致し方ない。死ぬよかマシである。 さて、復職したとはいえブランクは大きく、いまだにサクサク働けて

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        就活しくじり記 #1

          仕事と私と救助犬

          救助犬も落ち込むことがあるらしい。 そんな話を初めて読んだのは神去なあなあ夜話でだったか。 とにかく、災害救助などの場面で「生存者を救出する」という成功体験が詰めなかったわんちゃんは、どんどん自信を喪失し、落ち込んでしまうんだと。 そんな落ち込んだわんちゃん達に対しては、スタッフを生存者とし、それを発見させてやる小芝居を打つらしい。 ヤラセではあるものの、わんちゃんはやる気を出して元気になるとかならないとか。 やはり「役目を果たした」という成功体験が大切なのだろう。 な

          仕事と私と救助犬

          同期の日記を読んだ日記

          同期(全然話さない)の日記を読んだ。 リンクを普通にポストしていたので、勝手に読んでどうぞ、ということだと解釈している。 私は彼、仮にA君とする。A君とは普段微塵も話さない。 A君は比較的活動エリアが近かった気もするし、そうではなかった気もする。かつて聞いたはずの自己紹介のかけらを手がかりに会話をしている。 そんなA君が日記のリンクを、それもかなりコンスタントに投稿しているのを見かけた。 ところで、私は人の公開された日記を読むことが、もっといえば日記を書く人のことが大好きで

          同期の日記を読んだ日記

          同期同期(doki×doki)飯

          最悪のブログタイトルだよ。 一年近く文章を書かないでいたら、てんで言葉の才能は薄れ、 こんなクソ寒い題名を冠することしかできなくなっていた。 元から才能があったかどうかも些か疑問だが、就活の時期はとにかく「掛かって」いたことは確かである。 最近の私といえば、もっぱら「いつも大変お世話になっております」「何卒よろしくお願いいたします」が頻出文章となり、うっかり小学生の生徒にも「何卒……」と定型文を口走りそうになっている。敬語で喋るようになっただけのガストの猫。ビジネスメールロ

          同期同期(doki×doki)飯

          社会人半年記

          社会人、矢の如し。 やれ就活だ、やれ卒論だ、と騒いでいた頃から1年以上が経過し、 入社からももう半年が経過した。 先月の経費精算ですら、昨日泣きながら終わらせた気がしていたのに、 今週中には次の経費精算が待っている。 社会人の一年は、あまりに早すぎる。 社会人というライフステージは思っていたよりもあまりに広大で、 起伏なくどこまでも続いていた。 等速直線運動というあり得ない動きは、どうやらこのステージの上には実在するらしく。 社会人生活1週間目の、発社されたあの時と同じ

          社会人半年記

          入社直前記

          3月1日に旅先の岩手で「へえ、就活ってやつが解禁されたんだな」とテレビを見ていたあの日から、もう1年がたった。 最近あったことといえば、このブログに通い詰めていた一つ学年が下の友人が「お前がやらなかったことを全部やった」と言いながら就活で大成功をおさめていた。 私でも知ってるような大手にすでに内内定をもらっているらしく、 やはり失敗から人は学ぶのだと思った。私の失敗にも価値があったよ。 失敗、といっても、入社を予定している企業は「失敗Death!」といった雰囲気ではない。

          入社直前記

          22歳からのポケモン入門

          マセた子供だった。カッコつけて生きていた。 誰よりも本を読んでいた。そうすれば、かっこいい言葉が覚えられるから。 ニュースも見ていた。 本当は、流行っているアニメも見たかったけど、漫画も読みたかったけど。 子供っぽいような気がして、それらを足早に卒業した。 そのおかげである程度国語ができるようになったり、目をかけてもらえたような気がする。 でも反面にいくつかの事柄に、コンプレックスを抱いたまま大人になってしまったのも事実だった。 コナン、ワンピース、クレヨンしんちゃん、ジュ

          22歳からのポケモン入門

          袴が借りられない

          着物もある。帯もある。帯締めも襦袢もある。ブーツも半襟も、袴以外全部ある。 なのに袴をレンタルするその一手間がどうしてもできなくて、それだけでこのまま卒業式にはもう出なくてもいいかな、と考えてしまう。 友達も多くないし、多分式出たらすぐに帰るし。 親の顔を立てるだとか、なんだかんだ、ほとんど幹事になってしまったゼミ周りのことだとか、あらゆる要素を考慮すれば例え全裸であっても式典には参加するべきだろう。 というか、結局欠席するほどの胆力もないまま、情けない顔一つで参加すること

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          就活しくじり記 完(後)

          就活が終わってから半年近く経った。 一番最後の最後に一波乱あったり、ギリギリまで内定承諾先を悩んだりした結果「果たして入社する前に終わりを宣言しても良いものか」と言う事象に蹴躓いてしまい、どうにも「終わり!」と宣言することが難しかったのだけど、 こういったものは入ってしまえばもう書く気力なんてまるで起きなくなるのだから、なんとなく思い至った今、この瞬間に書き上げてしまう他ない。 一番最初に内定を出していただいた企業の最終試験では、その場で1000文字程度の作文が求められた。

          就活しくじり記 完(後)

          就活しくじり記 完(前)

          「どうしてわざわざ家から遠いA高校に進学したんですか?」 就活でそう問われるたび、私はやれ行事がどうだとか憧れがどうだとか、真っ当で、それらしい理由をつらつらと述べてきた。 述べてきたのだけれど。 実際のところ15歳のいたいけな爆走ちゃんは、 家から遠いが面白そうなA高校と、 家から近いが近すぎるが故に中学の友人が多数進学するB高校、 それから両校より少し偏差値は低いが入りやすいC高校、 どこを本命にするのかで非常に頭を悩ませていた。 私の住むあたりでは、基本公立は一校

          就活しくじり記 完(前)

          就活しくじり記 #42

          類は友を呼ぶというが、私の友、というか最愛の先輩方も私と「類」であって、 先輩達はなんだかあのドブ臭い高校時代にあてるラブレターみたいな文章を、いろんなところに書き散らしている。 高校時代の余白に対していまだに儘ならない愛を抱えていて、あとは文章を書くのが好き。みんなそっくり「類」であり、同じ穴の狢だ。 私たちの穴は部室だった。 校舎の中でも一番に電波と日当たりが悪く、年がら年中湿度が籠り、真冬にだって誰かがサボって外さない風鈴がちりちりと場違いな音を立てる、最悪の穴。

          就活しくじり記 #42

          就活しくじり記 #41

          今週もありがとうございます。 いや、ありがとうございますなんだけど、これより読むべきものは多分他にもっとあるし、よりによって出来の微妙なこの回か...という気持ちも少しある。 まあなんにせよ、ありがたいこととして記録させていただきます。 今週も少し忙しくて、正直どこまで何をどう書けるか微妙ではあるし、 この中途半端な忙しさがこのままだと来週の中頃まで続くので、体力不足の私に乗り切れるか正直自信はないけれど、どうにか「内定でるまで続けるもんね!」をちゃんと完走したい。とは

          就活しくじり記 #41

          就活しくじり記 #40

          就活が終わる未来がまるで見えないし、信頼してる人からは「9月内定」と宣言されてるのでこの夏も就活をすることを考えると生きることそのもののモチベーションが大変に下がる。 今の状態を人に話すと「それはもう自覚がないだけでヤバい」というコメントを度々もらうのだけど、本当に生きるやる気が低下してるだけで一応精神的に疾患とかは多分ないはずだ。 なんかもっと、病とかではなく人として嫌な方に最悪になっている。 例えば、サンボマスター楽曲を身体が受け入れられなくなっている。 いや、元々はか

          就活しくじり記 #40