見出し画像

人は非日常が好き。ではあなたはどんな非日常が好き?

ガラス張りでそれこそ名前通り空を引っ掻くような高層ビル群を、僕は初めて東京に来た人がやる"それ"と全く同様に見上げた。

まただ。

僕は六本木や丸の内とかそういうちょっと小綺麗な都会に行くたびに毎回同じことをしでかしてしまう。その度に、その様子を周りの人に見られていないかが怖くなり、ちょっと恥ずかしくなる。
(もう散々そういうところには行っただろ…?)

そう。もう東京の大学に通い始めて3年目だ。そろそろプロとは行かないまでも、それなりに慣れている感を出してもいいキャリアのはずだ。

でも、そういう(どういう?)ところに行くと、体のどこからか湧き上がってくるワクワク感にまだ抗うことができない。

これは、高層ビルを見た時だけではない。
東京ドームやアリーナなどのイベント会場などの人が集まるところに行くときにもこの感情は湧き上がってくる。

特に僕が好きなのが、みなとみらいの街である。
海や赤レンガ倉庫、横浜ランドマークタワー、コスモワールドなどといった様々な小綺麗な建造物が集まってみなとみらいにしか出せないあの独特な雰囲気を醸し出している。



ここまでの文章は1ヶ月前くらいに書いて臭いなって思って少し放置していたものだ。

やっぱりエッセイはその時その時に感じて書いたことをその時に完成させて発表したほうがいいね。

感じ方っていうのはすぐに変わっちゃうから。

今回はちょっとこれの続きの文章を書いてみようと思う。



みなとみらいには何回行っても、僕をワクワクと高揚させてくれる何か魅力がある。

夜のみなとみらいに行けば、幾田りらさんの"宝石"を聞いた時と同じ様な感傷に浸ってしまうのだ。

みなとみらいの他にも、レインボーブリッジからみる東京の夜景も好きなのだが、一体これらにはどのような共通した魅力があるのだろうか。

みなとみらい
東京タワー周辺
丸の内周辺 
六本木ヒルズ、麻布台ヒルズ、虎ノ門ヒルズ などの高層ビル
東京ドームや横浜アリーナなどのイベント会場

これらの共通点をChatGPTに聞いてみた。

都市と自然の調和: 例えば、みなとみらいや皇居周辺は、近代的な建築物と自然が共存しているエリアです。みなとみらいでは海と都市景観が調和し、皇居周辺では都心に広がる広大な緑地が特徴的です。
ランドマーク的な存在: 東京タワーや六本木ヒルズなど、いずれも都市を象徴するランドマークがあり、視覚的なインパクトが強いです。これらの場所は観光地としても有名で、多くの人々を引きつけています。
都市の夜景: みなとみらい、東京タワー、六本木ヒルズなどは、いずれも夜景が美しい場所です。夜景やライトアップが楽しめるスポットが多いという点で共通しています。
文化やイベントの中心地: 東京ドームや横浜アリーナのように、これらのスポットは文化的なイベントや大規模な催しが行われる場所でもあり、賑やかでエネルギーが感じられる場所です。
高級感と落ち着き: 六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズなどは高級住宅街やオフィス街が立ち並び、洗練された雰囲気がありながら、落ち着いた空間も提供されています。


これらの共通点から、都会的で洗練された環境や、都市と自然が融合する風景、さらには賑わいと落ち着きを兼ね備えた場所が好まれていると言えます。

ChatGPT

この回答を見て、僕が好きなのは"非日常"なのだという簡単な結論に辿り着いた。

非日常が好きなのは多分人類みんなだから、全然特別感はない。

ただ、"非日常"といってもいろいろな種類があるのではないか。
面倒臭いのでChatGPTさんに非日常を分類してもらいました。



  1. 自然とのふれあい・リフレッシュ
    日常から離れて、自然の中で過ごすことで感じる非日常感です。都会の喧騒から離れ、静かな自然の中でリラックスできる体験が含まれます。

    • 例: 山や海でのハイキング、温泉地でのリラックス、キャンプや星空観察

  2. 冒険・アクティビティ
    普段とは異なる冒険的な体験をすることで得られる非日常感です。心拍数が上がるようなスリリングなアクティビティがこの分類に入ります。

    • 例: スカイダイビング、ジップライン、シュノーケリング、登山

  3. 異文化・歴史探訪
    異なる文化や歴史に触れることで感じる非日常感です。旅行先での異国の文化や伝統、歴史的な場所を訪れることで、普段とは違う世界に浸ることができます。

    • 例: 海外旅行、歴史的建造物や寺院の訪問、伝統的な祭りやイベント

  4. 都会的・洗練された空間
    都会の中で、普段の生活とは異なる高級感や洗練された環境に触れることで感じる非日常感です。特別なサービスやラグジュアリーな空間での体験が含まれます。

    • 例: 高級レストランやホテルでのディナー、都会の夜景スポット、アートギャラリーや博物館の鑑賞

  5. 創造性・アート体験
    自分の創造力を刺激する体験やアートに触れることで得られる非日常感です。自分で作品を作り出したり、アートや音楽に触れることで新しい視点を得られます。

    • 例: アートワークショップ、陶芸体験、音楽フェスティバル、美術館巡り

  6. 心身のリトリート・精神的な充実
    心身をリフレッシュし、内面を深めることで感じる非日常感です。ストレスから解放され、精神的な充足感を得るような体験が含まれます。

    • 例: ヨガリトリート、瞑想体験、スパでの癒し

  7. 社交・特別なイベント
    友人や家族、特別な人との社交的なイベントやお祝いの場で感じる非日常感です。普段とは違った雰囲気や特別な意味を持つ場面での体験が含まれます。

    • 例: 結婚式やパーティー、特別なイベントやフェスティバル、カジュアルな集まりではない高級なディナーやイベント

  8. デジタル・バーチャルな体験
    現実の枠を超えたデジタルやバーチャルの世界での体験です。VR(仮想現実)やゲームの中で、非日常的な空間を探索したり、特別な体験をすることができます。

    • 例: VR体験、オンラインゲーム、デジタルアート展示会



確かに。非日常っていうのはこういう感じで分類されそうな感じがする。

今回、僕がワクワクする場所ということで考えているので、"場所やスポット"に限定してさらに非日常を分類してもらった。



  1. 自然・アウトドアスポット(自然とのふれあい・リフレッシュ)
    自然の中で過ごすことで、日常から離れてリフレッシュできるスポット。広大な自然や自然そのものの力を感じる場所が中心となります。

    • 例: 山岳地帯(富士山、北アルプス)、国立公園(富士箱根伊豆国立公園)、湖や海(芦ノ湖、湘南ビーチ)、温泉地(箱根、草津)

  2. 歴史・文化遺産スポット(異文化・歴史探訪)
    歴史的な背景を持つ場所や、伝統文化に触れられるスポットです。現代の日常生活とは大きく異なる時代や文化に触れることができ、タイムスリップしたような非日常感を得られます。

    • 例: 寺院や神社(鎌倉の鶴岡八幡宮、京都の清水寺)、城跡(姫路城、小田原城)、歴史的街並み(高山、金沢)

  3. アート・クリエイティブスポット(創造性・アート体験)
    創造力や感性を刺激する場所です。アートやデザインに触れることで、日常とは異なる視点やインスピレーションを得られる非日常感が体験できます。

    • 例: 美術館(東京国立博物館、森美術館)、アートギャラリー(六本木ヒルズギャラリー)、クリエイティブエリア(中目黒、代官山)

  4. 都会的・モダンスポット(都会的・洗練された空間)
    洗練された都会の風景や、特別な空間を感じられる場所。高層ビルや夜景など、日常の生活圏とは異なる都会の豪華さや非日常感を味わえます。

    • 例: 展望台(六本木ヒルズ、スカイツリー)、高級ホテル(パークハイアット東京、リッツカールトン)、ショッピングエリア(銀座、表参道)

  5. リゾート・リラクゼーションスポット(心身のリトリート・精神的な充実)
    リゾート地やスパ、リトリート施設などで、心身ともにリラックスできる場所。特に温泉やスパ、プライベートリゾートのような日常生活から切り離された空間は、非日常感を強く感じられます。

    • 例: 高級温泉リゾート(熱海の星野リゾート、界 箱根)、ビーチリゾート(沖縄のリゾートホテル)、スパ施設(星のや東京)

  6. テーマパーク・エンターテインメントスポット(冒険・アクティビティ)
    ファンタジーや冒険の世界に没入できるスポット。日常生活では味わえないエンターテインメント性やスリル、楽しさを体験できる場所です。

    • 例: テーマパーク(ディズニーランド、USJ)、アミューズメント施設(お台場ジョイポリス、豊島園)、ライブ会場(東京ドーム、横浜アリーナ)

  7. 精神的・瞑想スポット(心身のリトリート・精神的な充実)
    静寂の中で自分自身と向き合い、内面的なリフレッシュを得ることができる場所。ストレスを解放し、心の安らぎを得られるスポットです。

    • 例: 禅寺(鎌倉の建長寺)、瞑想リトリート施設(軽井沢の瞑想センター)、静寂の寺院(比叡山延暦寺)

  8. 空間芸術・インスタレーションスポット(創造性・アート体験)
    空間全体が一つのアートとなっている場所で、感覚が刺激される体験ができます。光や音、映像を駆使した空間の中で、非日常的な視覚・聴覚体験を楽しめます。

    • 例: チームラボ ボーダレス(お台場)、横浜の光のアートフェスティバル、草間彌生美術館

  9. アウトレット・ショッピングスポット(都会的・洗練された空間)
    普段とは違う広大なショッピングモールやアウトレットパークでの買い物も非日常感を味わうことができます。特に、大型アウトレットモールはリゾート感も伴います。

    • 例: 三井アウトレットパーク(木更津、御殿場)、ラグジュアリーモール(六本木ヒルズ)

  10. 非日常的な食のスポット(都会的・洗練された空間 または 創造性・アート体験)
    普段は体験できない特別な料理や、ユニークなコンセプトを持つ飲食店での食事も非日常感を与えてくれます。高級レストランやテーマ性のあるカフェが該当します。

    • 例: ミシュラン星付きレストラン(銀座の高級フレンチ)、ユニークなカフェ(アリス・イン・ワンダーランドカフェ、忍者レストラン)



結局僕は、洗練された都会的な空間とスケール感のある場所に惹かれてワクワクするのだ。


一つ、この結論を導き出したことでスッキリしたことがある。

僕は旅行が好きなのだが、ある街に行ったときに心の底から感動したという様なことがあまりないのだ。

それは、普段から世界最高の"洗練された都会的な空間とスケール感のある場所"である「東京」に足繁く通っていて、
僕のワクワク感を刺激するためにはそれに匹敵する洗練された都会的な空間とスケール感を持ってして、新鮮さもなければならないのだ。

そりゃ僕を感動させるハードルが高いわけだ。


その点で、9/4.5で旅行に行ってきた「福岡」は僕を結構感動させた。
中洲のあの広々とした自由な空間、(東京には劣るものの)綺麗な夜景、賑わっている屋台、路上で自由に表現する人々(想像以上にさまざまなことをやっている人がいた)これらの要素は東京にはなく、僕にとってとても新鮮なものだったのだ。

こういう自分が好きな街を見つけられるから、僕は旅行が好きだ。
(もちろんたまに田舎に行くと心が洗われるから田舎にも行く)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?