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備忘録

「漂えど沈まず」という言葉が好きだ。人生は漂うもの、しかし、沈んではだめだ、ぐらいの価値観で生きられると楽だね。もっと自由に生きてもいいんだということを、人は何度でも忘れる。
「愛し、愛される」って、子どもの頃は本能だけど、歳を重ねれば重ねるほど、後天的に身につけるべき技術なんだなということが分かる。
「病を忘れている間は、病ではない」という言葉が好きだ。心の病だろうが体の病だろうが、あまりにも自分に集中し過ぎていると、楽しいことや美しいものが入り込む余地がなくなってしまう。しんどいことは沢山あるけど、何に集中するか選択することで人生の質が変わる。
「心の器を大きくしよう」と思う。心の器が大きいと、なんだか幸せなんだよね。心の器が小さいと、直ぐに溢れ出してしまう。負の感情が。特に力むこともなく、さて、心の器を大きく持とうかなあとのんびりと構えるぐらいでいいんだよね。
もし、あなたに何か困難なことが起きても、「私のところに来ればいいよ」と言ってくれる人や場所があるということは、生きていく上でとても大事なこと。そういう人や場所があるからこそ様々なことにチャレンジできるし、避難場所になるし、実際に助けられる。「帰る場所がある」ということは生きる救い。
この世の中で、特に日本社会で、分かりやすい「悪い人」は問題を起こせば排除されるので自分と関わることはあまりない。しかし排除されない「だらしない人」「いい加減な人」「ルーズな人」というような、悪とも言えず善とも言えない性質の人たちが関わってくると、急に問題がややこしくなるんだよね。
「怒り」をコントロールできない人は、他のあらゆることもコントロールできない。怒り方の下手な人は、やはり人付き合いも下手で、トラブルが多い。怒りと上手に付き合い始めたら、自分の生き方も上手になれたなあと経験として思う。怒らない人はいないけれど、怒りを自分で制御できる人になることが大事。
「愛する人」と「寂しさを解消してくれる人」をすり替えていませんか?一人が嫌だからと無理に付き合っても、結局はうまくいきません。自分がすり減って行くばっかりです。それだったら、ぼっちを選びます。一緒にいる人は、愛する人じゃないとね。
「恥をかく」ことを恐れない。トラウマにしない。そして相手になるべく恥をかかせない。この三原則は大事。恥をかいても、そんなの、テヘヘ、、、で済ませる。他人にしてみれば、自分の恥ずかしいことなど、ただの笑い話だよね。そんなに深刻なことじゃない。
「自分に無いものを求めない、しかし、自分に与えられたものはしっかり磨け」。自分に与えられなかったものをずっと気にしても、どうにかなるわけじゃない。どうにかなるのは、自分に与えられたことだけ。「自分のことを残念に思う」癖をつけてはいけないよ。

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