マガジンのカバー画像

IQ51で学年トップ───こどもの顔が傷だらけです───

12
先天性身体障がい者の母による発達凸凹児の子育て記録。保育園から徒歩15分の自宅までの帰宅に3時間かかったり、学校で2日に一回泣いてきたり・・・。 不定期更新です。
運営しているクリエイター

記事一覧

大好きなあなたへ

大好きなあなたへ

自転車で送り迎えも出来ない

君の爪を切ることも出来ない

それでも私はいつでも君の気持ちに寄り添って温もりを与え続けられる母でありたい

不器用でいい
まっすぐスムーズになんて進めなくていい

他の誰になる必要もない
あなたとして存在することが何より素晴らしい

私が生まれてきて一番幸せなことはあなたの母になれたこと

私を私として生んでくれてありがとう
あなたがあなたとして生まれてきてくれてあ

もっとみる
こどもの顔が傷だらけです

こどもの顔が傷だらけです

紬(つむぎ・仮名) 小学校一年生

怪我・病気ではない。

誰かの手によるものではない。

自分でやったものだけれど、自分を傷つける為のものではない。

こちらの記事が含まれるマガジン

発達特性があるのでは?

発達特性があるのでは?

一歳半検診よりも前の頃に言葉の遅れや興味の偏り、お友達に興味がなさそうなこと、ものを並べることが好きだったり、同じ動作を何度も繰り返したり、そんな行動が気になった。

まだ『個人差』と言われるような時期だったとも思う。今思えば0歳6ヶ月から保育園に行き始めていてたから他の子達の発達を日常的に見ており気になったのもあるのかもしれない。

そこから市の保健センター(一歳半検診などを行う場所)で話を聞い

もっとみる
こどもに発達特性があることを受け入れられない、とか悲しみとかがなかった理由

こどもに発達特性があることを受け入れられない、とか悲しみとかがなかった理由

紬に発達の遅れがあると知りショックだとかは全くなかった。やっぱりそうだよね、やっと自分の感じていたことを認めてもらえた、とホッとした。

私にとっては子どもが車酔いしやすい体質だとわかった、というのと同じ感覚で、じゃあこれから色々対策をとっていかなくてはな、という感じ。

それはきっと自分が生まれつき障がいを持って生きてきて、人と違うとか人と同じように出来ないということに慣れているから、そしてそう

もっとみる
どんな特性も受け入れられる社会に

どんな特性も受け入れられる社会に

我が子が発達特性があると知り、受け入れられないとか、悲しみを感じる保護者が私の身近にも全国にもたくさんいる。

私の障がいがわかった時も母が落ち込んでいたと祖母に聞いた。

身体障がいでも、精神障がいでも、発達障がいでも、自分の子どもがそうだとわかると、多くの親が悲しんだり、受け入れられなかったりで、あまりにも悲しいケースでは子どもと一緒に・・・ということまである。

それはその親たちに、そういう

もっとみる
療育開始 後悔していること

療育開始 後悔していること

発達検査の結果、心理士の先生による月に一度の療育指導、そして週に一回、発達センター内にある療育園への通所を提案された。

身体障がいのある私は車と自転車を運転することが出来ないので電車とバスを乗り継いでいくことになる。週4日勤務で平日に1日休みがあるので通所は可能だったし、支援を受けられることは嬉しかった。

しかし夫氏は『そこまでではないんじゃないか?』と。

発達センター所属ではない心理士の先

もっとみる
楽しかった発達支援センター通所

楽しかった発達支援センター通所

発達支援センターでの療育は
療育指導(月一回)

療育指導(月一回)+作業療法(月一回)

作業療法(月一回)+言語聴覚療法(月一回)
と変わっていった。

11時からということもあり通所日は保育園を欠席した。始める前から習い事みたいでわくわくしていたけれど、実際通ってみたら想像以上に楽しく充実した時間だった。

まず朝がいつもよりもゆっくりでいい😁
9:45くらいに家を出て駅まで歩き送迎バ

もっとみる
発達障がいの診断

発達障がいの診断

年中組の時、通っていた市の発達支援センターで『医療相談』というものを受けた。

これは発達の専門の医師がセンターに来所し、子どもの様子を見てくれるもの(無料)で、直接病院に予約をとるよりは待つ期間が短いとのことだった。

特に手帳をとりたいから診断名がほしい、ということではなく、自分がネットで調べたりする時の目安としたかった。

紬にいくつか質問をしてから夫と私に話を聞いた結果先生がおっしゃったの

もっとみる
IQ51なのに通常学級よりも勉強が進んでいる

IQ51なのに通常学級よりも勉強が進んでいる

年長組の夏の時点でIQは51だった。知能検査との相性が悪かったんだな、と私も市の発達支援センターの検査担当の先生(年中組の時、家庭療育指導を担当してくださった)も思っている。

それまで受けていた発達検査の方では数ヶ月の遅れしかなかったから。

センターに通い始めた3歳頃に受けた検査では一年くらい遅れていると言われたけれど、療育のおかげもあり発達が進んだのだ。

けれど知能検査は、紬の得意な数字系

もっとみる
支援学級小学一年生の夏休み

支援学級小学一年生の夏休み

夏休みもちょうど半分くらい。

我が家は夫氏も私も夏休みなし。

保育園の頃はお盆でも休みもなく預けられたのに、小学校は42日間もお休み。

民間の英語学童や学校内にある学童とは違う遊び場(大人の監督はあり、工作などのアクティビティもあるが、『保育』をしてくれるわけではない)に行く日もあるけれど、大半はテレワークしながら家庭で過ごしている。

保育園の頃から、小学生の夏休みはどうなることやら・・・

もっとみる
手を放すべきなのか

手を放すべきなのか

小学一年生の現在、毎日学校の送り迎えをしている。

1学期の面談で先生とお話した時に、送迎時は手を繋がないようにするよう言われた。

入学当初帰る方向が同じ子たちで一列になり集団下校していたが(先生が途中まで引率)私は紬の横についていた。初日、紬がいつものように手を繋ごうと手を伸ばしてきたけれど『手は繋がないで』と言われた。その先生は担任の先生ではないので、教育者としてはそういう判断をするのかもし

もっとみる
お箸🥢トレーニング ポップコーン🍿 チャレンジ🔥

お箸🥢トレーニング ポップコーン🍿 チャレンジ🔥

紬 7歳 お箸練習中

夏休み中は時間があったので、ご飯を食べる前にサポートがついていない お箸で少し練習してから食べるようにしていたけれどやっぱり難しかった🥺

指先が不器用というわけではなくて、ピンセットで小さいシールを掴んで貼ったりということは上手にできる。

たぶん指先への力の入れ方や指先の動かし方がなかなかわからずにうまくできないのだと思う。

それで思いついたのがポップコーンを使った

もっとみる