![マガジンのカバー画像](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/assets/default/default_magazine_header-fcef937b52acc29928856475838f16e16c530559fc5e72d04d56d795ceb0dc0f.png?width=800)
- 運営しているクリエイター
記事一覧
はじめにー20代が終わるということー
正直、29歳の今日と30歳の明日がどれほど違うか、と言われれば、ほとんど変わりないでしょう。
肌や体力の衰えは、ここ1~2年で急に加速したように思います。
日に日に顔の小じわが増え、ちょっと食事を抜いたぐらいじゃ体重が戻らなくなったり、気合だけで睡眠不足をカバーできなくなったり・・・。
だけど、30歳になった瞬間に、急にオバサンになったりはしないし、急に大人になるわけでもないし、急に体力が落ち
2019年8月16日 二十歳のとき
大学2年生のとき、二十歳になった。
10代が終わった。
”ティーン”じゃなくなった。
大学祭実行委員会のメンバーで、寝る間も惜しんで、授業もサボって、学祭りの準備に明け暮れた。
子どもの頃、部活に夢中になったことはあっても、この時以降、何かにものすごーく夢中になったことは、もうないかもしれない。それくらい、バカみたいに学祭のことが大事で、実行委員会のみんなのことが大好きで、ヘンに使命感をもって取
2019年8月17日 21歳のとき
21歳の頃、就職活動真っ只中だった。
21歳になりたての秋から、ちょっとずつ“就職フェア”的なものに参加し、エントリーシートを書いては落ち、面接を受けては落ち、お祈りメールが来ては落ち。。。そんな毎日だった。日に日に自信がなくなっていくのが分かった。どの会社からも必要とされない、社会のどこからも必要とされない、そんな感覚だった。
そんな折、大学3年生が終わる2011年3月11日、東日本大震災が
2019年8月18日 22歳のとき
ちょっとだけ夢が叶った時のはなし。
22歳になったばかりだったか、なる直前だったか、あんなに就職活動に苦戦していた私に、少しのチャンスが訪れた。
就活サイトではない、地域のフリーペーパーで求人広告を見つけた。当時住んでいたところのすぐそばに、コミュニティーFMが開局する、その新規スタッフを募集している、と。私は迷わず応募し、研修生のような形で合格通知が来た。
契約条件も、給与も、一般的な企業
2019年8月21日 25歳のとき
これを書いているのは、日付変わって8月22日になってしまったけれど。。。
25歳のとき、勢いで上京した。
東京でラジオをやりたい、でもオーディションは通らない、先輩DJにそうこぼしたら、とりあえず上京した方がいい、と言われた。
25歳。今の私から見れば、当時の自分はまだ若かったのかもしれない。しかし、20代後半に入るということはちょっとした焦りもあった。
事実、オーディションの年齢制限が22
2019年8月22日 26歳のとき
26歳のとき、恋をして、そして、失恋した。
今思えば、なぜあんなに夢中になって、なぜあんなに悲しい思いをしたのか、よく分からない。
当時、ほかに何をしていたのか、よく思い出せない。
それくらい、26歳の思い出と言えば、当時付き合っていた彼のことを思い出す。
ひとつ言えることは、私の見る目がなかった。
さらに付け加えるならば、私が未熟で、ワガママだった。
そんな、26歳のはなし。
2019年8月23日 27歳のとき
このマガジンを毎日書きながら、気付いたことが一つ。
毎年何かしら、それなりにいろんなことにチャレンジしてきたつもりだったけれど、年々、そのチャレンジの大きさは小さくなっているな、と。
27歳のときは、上京して2度目のナレーター養成講座を受けていた。3段階あるうちの最終コースを受け逃していたので、2年ぶり?にそのレッスンを受講した。
何かが変わるかもしれない。そう思っていた。
技術的にはちょっ