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曇り空の下、いつもよりクーラーを効かせて

靴の設計図となるパターンの作り方は多種多様。

イギリス、イタリア、日本。
日本でも、関東、関西。
紳士靴か、婦人靴かなどでも違いがあり様々。

「靴型の形どおり、靴型上に描いたデザインどおりになるよう設計する」

目的は一緒であるものの、
そこまでの過程に差があります。

今、教室で教えているパターンの先生と
私のやり方は違うんだよ。

そんな話しから今日は一日、学生とパターン談義。

大概の学生はパターンの理解に苦労するもの。
かく言う私も学生時代は。

さんざ仕事でやった今でも、胸を張って得意ですとは言えません。

いつもよりクーラーを効かせて、
頭の熱を冷ましながらの授業となりました。



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   伊藤孝|シロクロ製靴(奈良の小さな靴製作所)
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