救いの本―『ファーストラヴ』(島本理生)
私は、気が緩んで話しすぎてしまった時に高確率で言われることがある。
それは「考えすぎだよ」という言葉だ。
その言葉は、心配の表情とともに寄り添って言ってもらえることもあれば、呆れたように言われることもある。そして、怒るように言われたこともある。
ネガティブな愚痴をずっと聞かされていると思われていたのかもしれない。
自分の考えている不安や煮詰まった考えを、聞いてくれるからと甘えて言い過ぎたことが良くないのかもしれない。
自分の考え方が、相手を間接的に責めるようなものだったのかも