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休職中、復職の恐怖を克服する方法

職場、怖い

 復職します。と前記事で宣言している訳ですが、
 私、復職すごく怖いです。しかも嫌です。
 私は自身の失敗が起因して適応障害を発症し、休職しました。
 自分自身が悪いとはいえ、職場に行く恐怖から涙が出たり、嘔吐したり、食事が摂れなかった、なんてことがありました。
 休職、3カ月。もう復帰の予定です。
 復帰前ですが、今度職場に行く予定もあります。
 職場に行く恐怖心を乗り越えるために、私がやっていることを紹介します。


恐怖心の正体

 そもそも怖いって何でしょうか?
 恐怖心ってなんでしょうか?
 それは「防衛本能」のことです。
 「危険から逃げろ」っていう体からのメッセージです。
 本能ならしょうがないか、なんて思いますが、しょうがないとも言ってられないのです。職場復帰しないといけないので。

 防衛本能は次のものがあります

  • 否認

  • 退行

  • 躁的防衛

  • 抑圧

  • 逃避

  • 合理化

  • 昇華

 などです。もっとありますが、私はすごく心当たりあります。
 相手を否定したり、自分の失敗を合理化したり、逃げたり、躁状態になったり、職場で泣き出したりです。

何が怖いか洗い出す

 本質的に何が怖いのか洗い出しを行います。

 私の場合は、

  • 人見知りで人が怖い

  • 嫌なことがたくさんあった職場が怖い

 です。
 男性も女性も問わず、人そのものが怖いです。
 人と考え方が違いすぎて、相手が何を考えているのかよく分からず、上手に話しかけることも出来ず、しかも職場の人間は、否定的でマウントとり、注意や指摘をたくさんしてきます。
 自分から歩みよってくれず、自分を認めてくれない人間なんて余計に怖いのです。
 職場でいっぱい失敗をしてきました。
 犬に噛まれた人間が犬を見ただけで怖いと思うように、職場そのものも怖いものになってしまいました。

防衛本能との付き合い方

 では、誰にでもある防衛本能とどう付き合っていけばいいのでしょうか。
 自分なりに調べて、効果がありそうだと思ったことは次のことです。

  • 自分の非を認めることを怖がらない

  • 強がらず自分の弱さを積極的に見せる

  • 相手の失敗にも自分の失敗にも寛容になる

  • 自分を守るより、相手を理解することに注力する

  • 誰にでも防衛本能があることを理解する

 こんな感じです。
 私自身、プライドが高く感情的なので、誹謗中傷に対してきちんと謝罪することが出来ていませんでした。
 会社にいると平気でマウントとりや悪口が横行しているものです。
 それがなぜ行われているかというと、相手にも防衛本能があるからです。
 相手もきっと私がどんな人間か分からず怖いと思っていますし、相手も自分の立場を守るためにやっている行動です。
 自分自身を守ることより、相手にも防衛本能があることを理解し、相手の失敗にも寛容になることで、職場全体の心理的安全性が保たれます。

 なお、職場そのものが怖いと思うのは、「慣れ」だそうです。
 噓でしょって感じですが、安全だという認識を何度も重複して自分自身に刷り込ませていくと安全だと思えるようです。
 重要なのは、やらされてるのではなく、自分から行きたい、克服したいと思って行くこと。
 でないとただのトラウマになってしまいます。
 がんばれ!私!職場行きたい!職場怖い克服したい!(暗示)

職場の心理的安全性とは

 ちなみに職場の心理的安全性とは、要は、職場で単なる仲良しチームでぬるま湯に浸かっている状態ではなく、関係性も高く、業務志向性も高いチームのことです。
 業務志向性はみんな一生懸命仕事をしているので、低いパターンはあまりないのかもしれませんが、要は孤立者を生まずにみんなで仲良く、でも言いたいことは言える関係性を保つことです。
 それには、やっぱりコミュニケーションが大切。
 私自身が他人を怖がることなく話しかけるのが大切だったということ。
 理屈で分かっていて出来れば最高なのですが、まだまだ精進が必要だな、と思います。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。
 恐怖心の正体は、防衛本能。
 職場のマウントとりなどの嫌がらせも防衛本能の仕業です。
 じゃあ防衛本能とどう付き合うかというと、相手を理解し寛容になること、強がらずに非を認め自分の弱さを見せること、でした。
 職場怖いは、慣れ。克服したい気持ちが大事。(根性論みたいな本当の話)
 また、そういった職場環境を改善するために、心理的安全を高めることが大切です。そのためには、コミュニケーション。私の課題中の課題です。
 コミュニケーション能力向上も、またどっかで記事にしていきたいと思います。
 今度、職場に行く機会があるので、怖がらずに対処していきたいです。
 ご拝読ありがとうございました。

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