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深く、知る

深く、知る。あなたは「あなた自身」をどれだけ知っていると思っているでしょうか?【知る】というのは言葉ではとてもシンプルですが、実際に「知り、選択できている状態」は中々できていないことが多いです。勿論、100%を目指そうという話ではありません。ただ折角、私達は各々が違った命をもらい、それぞれだからこその才能や特質を持っています。その1つ1つを持ちながらも、生かせていない状態はもってないないのでは?と思うのです。あなたが知っていると思っている「あなた」は、例えばどんな要素があるのでしょうか?

その要素は、自分自身の体験から実感し得たものですか。それともそれはあなた以外の人から「あなたはこういう人間だよ」と教えられたものでしょうか?どちらも正しかどうか?よりも、体験や誰かからの情報を通して【あなたの内側で生まれたものが何だったか?】の方が、結果的には「あなた」を知る必要な情報となっています。あなたの体験から得たものが全てかと言えば、あなた自身が「どう受け取ったのか?」によって、その純粋なモノはいくらでも変形して受け取ることがあります。それがよく人が実際にやってしまっている【解釈や思い込み】に繋がっています。自分自身としてはそれが正しいし全てだと実感していますが、本当にそうなのでしょうか?記憶というのはとても便利に自分都合でいくらでも書き換えられていきますし、あなた自身の根底に有る「意識のアンテナ」がどんなモノかによって、観ている現実もまた変わるからです。だからこそ改めて、自分の体験や誰かから言われたモノを通して、【今のあなたから生まれてくるもの】が何か?を知っていく必要があるのです。

そしていつも話していますが、人は常に変化をしていく生き物です。あなたの過去にどういった体験をし「自分はこういう人間だ」と得ていたとしても、今のあなたはどうなのでしょうか?もしかしたら家族が出来て、あなた自身の価値観や大切にしたい事の優先順位が変わったり、今のあなたも全く一緒だという保証はどこにもないのです。まずは【今の自分は常に新しい】という事実を、あなた自身がちゃんと受け入れられるかどうか?なのです。そういった事実を自分なりの解釈や思い込みにより、捻じ曲げられてしまると、そもそもに【自分を深く知る】には到底届きません。知っているというものも結局は表面上のモノでしかないのです。

あなたが今、目の前の出来事や人を通して「何に意識が向いている」のか?まずはそういった目の前の出来事や人を通して【今の自分】を知っていくことから始めていくことです。勿論、あなた自身をあなたで意識を向けて、というのもまた素晴らしいとは思いますが、なかなか今までの意識の癖(パターン)や感情らが邪魔をして難しさはあると思います。ですので【今ここ】である、今の前の出来事や人を通して、意識はあなた自身に向け「自分の中での生まれてくるもの」を汲み取ってあげることです。その小さな1つ1つの意識の繰り返しが、結果的に【あなた自身を深く、知る】に繋がっていくのです。いくら今での体験や経験から「自分を知ろう」としても、あなたの頭(思考)にはあなたの思い込みや解釈が入り混じり、本来の自分=等身大の自分を「透明度」高く受け取ることは中々難しいです。(透明度に関しては下記の記事にて)

この記事でも書いていますが、どれだけあなたの内側をクリアにして【質】を高める=思い込みや解釈を昇華できるか?が、あなたを深く知るに直結していくのです。

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