うみ

たまたま人間やってるので、 文章を綴ってみようと思いました。

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無知とは学習の拒絶である

「真の無知とは、知識の欠如ではない。学習の拒絶である。」 これは哲学者カール・ポパー氏の言葉だ。 僕はこの言葉が好きでよく見返す言葉のひとつだ。 学習を拒絶することが無知だと。 知識がある人間が評価され、人格者のように見えるだがそれはAI発達、SNSの普及により知識へのアクセスが市民権を持ち始めた。そして知識だけを持つことが必ずしも社会的な強さになることが少なくなった。 知識は確かに大切だ。 多くの知識を持っている人が得をすることは山ほどある。 だか知っているだけ

    • 夢は大きさではなく方向

      夢は大きい小さいで測るものではなく どの方向なのかが大切。 世の中はついつい職業を比較して優劣をつける。 理学療法士より看護師 看護師より医者、みたいな? でも叶えたい夢やなりたい職業を比較する前にまずは方向性を決めてみてはどうだろうか。 例えば人を助けたいという方向性を決めたとしよう 人を助ける職業はいくらでもある。 医療従事者はもちろん、開発者だって人のために何かを作る目的があれば立派な人を助ける職業だ。 消防士や警察でもいいな。 人を助けるという方向性だけ決めて

      • 本は見た目をよく見せる?

        「𓏸𓏸団地はどのバス停ですか?」 突然声をかけられた。 見知らぬおばあちゃんが声をかけてきて ぼくは「𓏸𓏸団地?」と聞き返した。 聞いたことがなく、あまり土地勘もなかったので 「調べましょうか?」といい 携帯で調べてバス停を教えた。 「親切にありがとう。」といわれて なんだか気持ちが良かった。 道を聞かれるのは実は珍しくない、 少し大きめの駅だし、人通りも多い。 ただ道を聞かれる、声をかけられるのはいつも 僕が本を読んでいるときだ。 道を聞かれた時も 宗教の勧誘を

        • 苦しい今を未来にどう繋げる?

          やりたいことはあるし夢もある。 少しづつではあるが、将来に向けて準備をしている でも苦しいんだ。 なにが苦しいのか、評価されるものが苦しいんだ、 学校というものに所属していると、学びが評価になる。 高校まで学ぶ意欲もなく、好きでもないことを学んできて、大学でやっと好きなことが学べる環境に来たのに、好きな分野の学びでも評価をされ、点数をつけられる。 それが僕の中では違和感になり苦しいと感じる。 成績を高くしようとして ギラついた人間関係も僕よ周りに蔓延る。 こんなこ

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          大人になるとは親の偉大さを知ること。

          親の偉大さを知ることが大人になるということだと思う。 どこかで聞いた言葉だが 「当たり前じゃないことを当たり前のようにしてくれる存在が親。」という言葉。 全くその通りだと思う。 僕が親の偉大さを知ったのは 大学受験の時、なかなか結果が出ず、お金だけが消えていく、試験回数も残り限られている中で、焦りと不安が僕を襲った。 お金のことを考えると妥協して今受かっているところに行くべきだろうかと思っていた。 そんな時両親はこういった。 「お前の将来のためのお金ならはした金だ。

          大人になるとは親の偉大さを知ること。

          寄り添うってなんだ?

          「どんな医療人になりたいですか?」とよく先生方や先輩方に聞かれる。 僕はこの質問の意味がわからないし 答えがある訳では無いので 「患者さんに寄り添う事ができる人。」と答えるようにしている。 でも寄り添うってなんだ。 怪我をしていない僕は 怪我の痛みはわからない。 女性ではない僕は 女性のことは分からない。 残念ながらその立場にとって変わることはできない 大学の教授に「寄り添うってなんですか?」 と聞いたことがある。ただただ疑問で答えに繋がるヒントが欲しかった。

          寄り添うってなんだ?

          たとえ彼が犯罪者でも

          「親友ってどこから親友ですか?」 という質問に誰かがこういった。 「そいつが犯罪者になっても関係を続けられる人じゃないか?」と。 僕は確かにその通りだなと思った。 僕には高校からの親友がいるが、もしその親友が指名手配されて家に訪ねてきてもこころよく迎え入れるだろう。 親友をしっていふから、なにかわけがあるのだと思えるから。 結局人間、自分の周りしか面倒を見れない。 不倫、横領、窃盗、殺人、様々な犯罪がおきているネットでは犯人に対する誹謗中傷が浴びせられ、顔はネットタトゥ

          たとえ彼が犯罪者でも

          心の電源は突然消える

          今までめっちゃ楽しかったのに プツッと電源が切れたように家に帰りたくなる時がある。 そんな時はないだろうか。 同窓会や友達と遊んでいて、特に大人数の時、普通に人と話せていたのに突然心の電源が消えて、帰りたくなってテンションが急降下する。 最近この現象についての調査が行われている あ、もちろん僕が調査している。 突然電源が切れる主な原因は 大人数の中、長時間の滞在。 嫌いな奴が1人いる。 夜8時以降。などが挙げられる。 このどれかに該当していれば起こりやすい。 飲み

          心の電源は突然消える

          人生にはどうやら波があるらしい

          今の自分乗ってるな、って時がある。 逆に何もかも上手くいかない時がある。 半年に1回のペースでやる気がみなぎり、行動力が上がる時がある。 やめていたダイエットの再開 新しい資格取得への挑戦 行くわけない同窓会への参加 生活リズムが安定し よく食べよく眠るようになる。 その波はだいたい3ヶ月ぐらい長ければ続く 前回その波が来た時、悔しい思いをした。 あまりにも調子がいいからあとから何か悪いことがあるんじゃないのかと行動を自重してしまった。 大きな波に乗っている時は

          人生にはどうやら波があるらしい

          新しいことはいつも怖い

          新しいことを始めようとして なかなか始められない。 1歩踏みだす勇気が出ないなんてことはどんな人にもあるのではないだろうか。 でも1歩踏み出してしまえばあとはどうにでもなるし 結構上手くいったりする。 僕は最近資格の勉強を始めた。 興味のある分野だし、将来役に立ちそうだから。 でも最初はその資格について調べるだけで 行動を起こせなかった。 失敗したら? 挫折したら? 途中で投げ出してしまったら? 最後までやり遂げる自信がなかった、怖かった。 本屋で参考書を買うまでか

          新しいことはいつも怖い

          続けたからこそ見えてきたもの

          毎日投稿を初めて2が月がたった。 今までの新記録で自分でも驚いている。 noteを2ヶ月間続けてきて、共感されたものや多くの人に読んでもらえたものがたくさんある。 noteで文章を書くにつれて 文章力が上がってきたのはもちろん、僕が世界をどのように見ているのかがわかってきた気がする。 様々な問題 人間関係 仕事 勉強 それに対する自分の見方は 不変であるものへの恐怖と違和感。である。 僕は変わらないのも、不変なものにたいして、 とてつもなく恐怖と違和感を抱いてい

          続けたからこそ見えてきたもの

          日常から音楽が消えた日

          イヤホンをすっかり使わなくなった。 著作権などが厳しくなり、 音楽や動画の他サイトへのダウンロードが規制され始め、僕の使っていた音楽再生アプリはサービス終了した。 そしてイヤホンを使う理由がなくなり 通学中も本を読むようになり 僕の日常から音楽が消えた。 音楽の流行の流れって早くて 流行っていた音楽が突然新たな音楽に取って代わられるなんてざらにある。 だから流行にだんだん遅れていくのではないかと思っている。それが悪いのか大したことないのか。 あの曲いいよねって言う友

          日常から音楽が消えた日

          失敗談に具体性はいらない

          学生のうちにやっておいた方がいいこと3選!とか 大学生のうちにやらないと後悔すること5選!とか よくInstagramやYouTube shortでよく見かける。 それらの項目に必ずと言っていいほどある。 自己投資、自己分析、遊び、という項目。 ぼくはそれを見て毎回思う。 もっと具体的に書けよって。 抽象的なことばかりではないか。 具体的に自己投資とは 何にお金を使いたかったんだって どういうことで後悔しているんだって それは今からでもできないのかって言いたい。

          失敗談に具体性はいらない

          好きなことより、嫌いじゃないことを続けること

          好きなことは熱中できるが故に 世の中からズレてしまうことがある。 自分の殻の中で自分だけでしていることが 自分では幸福に感じていても、世間一般からは だいぶズレていることがある。 そのズレが評価されることは稀だ。 世の中好きなことばっかりしていたら 生きていくことは難しい。 多少嫌なことをしないと行けない 仕事とか人付き合いとか。 でもそこで大切なのは 好きじゃないけど嫌いでもないこと、だと思う。 好きじゃないから長時間はできないけれど 嫌いじゃないからできること。

          好きなことより、嫌いじゃないことを続けること

          無駄遣いのコツ

          無駄遣いをするなら 使い道を分散させること。 友達からこんな相談が来た。 貯金ができない、使ってしまう。 使ってしまうことに罪悪感があるけど それでも使ってしまう。と。 僕の回答はそれでいいんじゃないか、だ。 そもそも無駄遣いをする人には2種類いる。 無駄遣いをして罪悪感がある人と使ってよかったと思える人である。 その人たちの違いは お金の使い道の多さだと思う。 無駄遣いをして罪悪感がある人の特徴は お金の使い道が限定的であるということだ。 服だけとか、コスメだけ

          無駄遣いのコツ

          事実がどうかではなく解釈をどうするか

          あの時こうしておけば良かった、とか もっとこうだったら、とか そういった捨て台詞を腐るほど吐いてきた。 その言葉が含む後悔が 毎日毎日苦しかった。 でもそんなことを考えたって結果は変わらない。 出てきた数字が変化する訳じゃなく、 願望が現実になることはない。 もうほぼ人類共通認識で過去は変えられない。 過去が変えられないけど未来は変えられる、的な聞きなれたセリフを吐きたいわけじゃない。 過去に起きた事実はかわらないけど、 それに対する解釈は変えられるということだ。

          事実がどうかではなく解釈をどうするか