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オードリーのラジオから考える健康診断の話

こんにちは。

日本身体管理学協会事務局の新美です。

本日もご覧いただきありがとうございます。

今日は、「病気の予防と健康診断」についてお伝えします。

オードリーさんのラジオにて

先日、私はいつものようにオードリーさんのラジオを聞いていました。(←またラジオネタ)

オードリーさんのラジオは、若林さんと春日さんがそれぞれフリートークを毎週一つずつ話すコーナーがあります。

春日さんは、普段テレビでは、ピンクのベストを着た変な人といった感じで、

決して、トーク術で笑いを取るような芸風ではないように見えますが

このフリートークでは、しっかりオチのある話をすると言う、

テレビではなかなか伝わらない一面を、ラジオでは垣間見ることができるコーナーなのですが、

今回の話は、春日さんではなく、その相方の若林さんの話です。

若林さんは、健康診断の話をされていました。

最近若林さんが、胃と腸の内視鏡検査を受けた際に起こった出来事を面白おかしく、

若林さんの色でトークが展開されていきます。

そして、そんな時に若林さんと春日さんが話していたのが、

「やっぱり、健康のためには、定期検診を受けなきゃダメだよ!」

と言うことでした。


健康診断は予防か?

前置きがいつも通り長くなりましたが、

今回の話は、あくまでも芸人さんの、もっと言えば一般人の方の何気ないやりとりの言葉です。

ですから、特にその言葉について

普通はさらっと、

「今日も面白いフリートークだったなぁ〜」

で終わる話なのですが、

これがトレーナーの観点から、

この話を聞いてしまうと、

これはちょっと考えなければなりません。

なぜなら、多くの人が

”健康診断”のことを”病気の予防”だと思っているからです。

これは本来、全く別物です。

その理由をこのあと続けます。

予防の本来の意味とは?

本来、予防という言葉は、

《名・ス他》悪い事態を生じないように気をつけ、前もって防ぐこと。

を言います。

”予め”(あらかじめ)”防ぐ”(ふせぐ)

これが、予防の大原則です。

では、一般的な健康診断とは、一体どんなものでしょうか?

これは、身体の様々な部分を画像などでくまなく見ることで

”病気を発見する”行為になります。

つまり、健康診断は既に病気になっているものを発見するということになります。

これでは、予防にはなりません。

医療用語ではこのような、検診をして早期発見、早期治療をすることを

二次予防という言葉で表すことから、

健康診断を行うことを”予防”と思ってしまいがちですが、

本来は、日常生活から病気にならないような生活を実践し、

自分の身体を自分で管理することが最も重要であることに

おそらく多くの方が異論はないでしょう。

どんな人でも大切なことは変わらない

確かに、血液検査などによって、自分の現在の体質を知り、

病気の予兆を知ることで、顕在化された病気を防ぐという意味では意味があるのかもしれませんが、

ほとんどの場合は、健康診断を受けて

「今年も大丈夫だった、よかった」

で終わってしまうのではないでしょうか?

身体は今の状態が”良くとも””悪くとも”、どんな状態であっても

基本的なことというのは、やることは変わりません。

ですから、大切なのは、

健康診断よりも日頃の予防習慣。

日常の身体管理が本当は大切なのだと思います。

ですから、いつかオードリーさんのラジオでも

「健康診断よりも日頃の習慣だよね」

っと言われる日が来るよう

私たちトレーナーは情報発信をしなければならないと思う

今日この頃でございます。

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