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機能解剖学の勉強で抑えるべきポイント①”名称ではなく形状”

こんにちは。

日本身体管理学協会の新美です。

本日も先般に行われました”運動器機能解剖実技”において

どんなことが学べるのかを、改めて数日に渡ってお伝えしていきたいと思いますので、

身体管理指導士養成講座にご興味ある方はぜひ、お読みいただければと思いますし、

今回ご受講いただいた方は、復習にご活用いただければと思います。

本日はその中から今回は、”身体を診る上で必要な解剖学の覚え方”について

今日はお伝えしていきたいと思います。

解剖学で覚えるべきポイント

今回の運動器機能解剖実技にて、講師の原田さんが身体を覚える上で重要なポイントは3つです。

・名称ではなく、形状を覚える
・mm単位でできるだけ正確に位置を把握する
・筋肉も起始と停止の場所を言葉ではなく、絵で理解する

以上になります。

これらについて詳しく見ていきましょう。

名称ではなく形状

まず初めは、”名称ではなく形状”です。

これは、解剖学の勉強では一般的に、筋肉の名前を覚えたり、骨や靭帯の名前を覚えることが中心になることがあります。

例えば骨のところに矢印が引っ張ってあり、

名称の部分が穴埋めになっているものを

書き込んでいくというようなテストなどが一般的でしょう。

これは、確かに第一段階では必要なことかもしれません。

そもそも、人間の身体の中に何があるのかが、分からなければならないからです。

ただし、トレーナーとして求められる”身体を診る目”を養うためには

それだけでは高めることができないと原田さんも言われております。

では、具体的にどのようなして理解する必要があるかというと、

”形状を正確に記憶する”ということです。

どんなに、名称を知っていたとしても、

実践で対峙するのは生身の身体です。

そして、その身体を実際に診て、触って、動かしながら

それらの状態を正しく理解しなければなりません。

そのためには、形状を理解していなければ

当然、どこに何があるのかがわかりませんから、

身体を診ることはできないでしょう。

むしろ、お客さまにとっては、トレーナーが部位の名称がわかること

言えることはあまり関係がないと言えるかもしれません。

例えば、肩の痛みを訴えたお客さまの対応する際に、

どれだけ名称を知っていたとしても、

その部分を触った時に、その皮膚の下、脂肪層の下にあるものが

肩甲下筋の停止部なのか、上腕二頭筋長頭腱なのか、大円筋の停止部なのか・・・

何が痛みを訴えているのかを理解することは難しいと思います。

ですが、これらの筋肉の名称を全く知らなかったとしても、

それらの筋肉の形状を完璧に理解していれば、

どの動きによって痛みが出るか?どんなケアをするれば良いのかを

筋肉の走行などから判断することができるかもしれません。

また、そもそも圧痛がある部分が「筋肉なのか」、「靭帯なのか」によっても

その後の対処は大きく変わります。

しかし、これを判断するためには名称を知っていることよりも、

今押している「そこ」が何なのか?の方が重要になります。

そのためには、身体の形状を理解することが不可欠だということです。

まとめ

今日は、ポイントの一つ目しかお伝えできませんでしたので、

次回は二つ目のポイントをご紹介していきたいと思います。

もし宜しければ、今後の解剖を学ぶ上での参考にしていただければと思いますので、次回以降もご覧いただければと思います。

また、養成講座にご興味ある方は、是非一度下記のアドレスにお問い合わせいただければと思います。

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