『ヴィーガン』から主義・主張について考える
こんにちは。
日本身体管理学協会の新美です。
本日は「指導に主義はいらない」についてお伝えしたいと思いますので、
宜しければ最後までご覧いただければと思います。
さて、前回はヴィーガンについてお伝えさせて頂きました。
もし宜しければ、今日の記事の前にご覧いただければと思います。
今日はヴィーガンという1事例から「主義、主張」というものを考えてみたいと思います。
改めて、ヴィーガンとは?
さて、改めてヴィーガンとは何かを確認しておくと、
【ヴィーガン/VEGAN】
卵や乳製品を含む、動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」のこと
という定義でした。
一般的なベジタリアンの中には、
肉や魚は食べないですが、卵や乳製品は食べるという方もいますから
ヴィーガンは、ピュア・ベジタリアンとも言われるようです。
とにかく、こう言った方々というのは
良し悪しではなく、一定の考え方に基づいて
食べるものや飲むものなどを選択させる方々ということが言えます。
それがヴィーガンの方の『主義』ということになるのかと思います。
そもそも、『主義』とは?
では、そもそも『主義』とはどのようなもののことを指すのでしょうか?
辞書で『主義』という言葉を引いてみると、
しゅぎ【主義】
①常にいだいている主張・考えや行動の指針。
「私は肉類を食べない━です」「事なかれ━」
②特定の理念に基づく、学説や思想上の立場。また、体制や制度。
「実証━」「資本━」〔「哲学字彙」(1881年)に英語principleの訳語の一つとして載る。
本来「道義を重んじ尊ぶ」の意で漢籍の「逸周書」にある〕
という意味が出てきます。
つまり主義とは、一定の主張や思想だということがわかります。
トレーナーに主義は必要か?
では、身体をより良くする為の専門家、トレーナーにとって
『主義』はどれほど必要なものなのでしょうか?
『思想』はどれだけ必要なものなのでしょうか?
もしも私が指導を受ける側の人間であったなら、
「あなたの思想は要りません。私が知りたいのは普遍的な原理原則です。」
と言いたくなるのは私だけでしょうか?
思いや考えを持つことは非常に重要なことです。
ただ、それは自分自身のアイデンティティのために必要なことなのであって、
相手の人のためにあるものでも、もちろん強要するものでもないのかなと思います。
ですから、もちろん個人的にヴィーガンという思想を持つことに関して、
それを私が皆さんに伝えたいことはありません。
ただ、今のところの科学では、「人間は雑食動物である」という見解がある以上
トレーナーという『人に伝える立場の人』は、
特定の思想や主張は避けた方がいいのではないかと思います。
少なくとも私たちは、普遍的な原理原則を世に広めたいと思っております。
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