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こんにちは。

日本身体管理学協会事務局の新美です。

本日もnoteをご覧いただきありがとうございます。

前回は、内科系疾患学を学ぶ意味について、私の中で三つを取り上げました。

それは、

①『直接的に命に関わるから』

②『予防の指導は誰にでもできるから』

③『予防こそが重要だから』

となります。

そして、今回はこの3つについて、

そのこころをここに記したいと思います。

また、一つ念のため記すと、

これは、当協会の内科系疾患学だけを指すものではなく、

そのような学び全般を指しています。

それでは、まず、一つ目の『直接的に命に関わるから』についです。

前回も少し取り上げた『日本人の死因疾患割合』を確認した時、

その上位を占める疾患は、

悪性新生物や肺炎、脳血管疾患、心臓血管疾患など、

全てが内科系疾患であるからです。

腰痛や肩こりが直接的に命を脅かすことは、

この割合を確認する限りにおいては、

見ることはできません。

もちろん、間接的な要因として、

ロコモティブシンドロームなどによる認知症や寝たきりが

結果として内科系疾患を引き起こす可能性は十分に考えられますが、

それについても、やはり内科系疾患を理解することで予防に取り組むことは可能ですので、

やはり、一般の方においては、内科系疾患に対する正しい認識や知識は非常に大切です。

二つ目の『予防の指導は誰にでもできるから』についてです。

内科系は、その診断や治療はとても難しい分野となります。

そのため、日本をはじめとする先進国では、国家資格である医師免許を持つ、限られた職種の方にしか、

それを行うことは許されておりません。

また、現実的に生半可な気持ちや知識でその分野に手を出すこと自体が、危険だと言えます。

ただし、『予防』の分野においてその限りではありません。

それを行うこと、もしくはそれを指導することに特定の資格は必要ありません。

医療資格等を持っていないトレーナー等でも、その知識を有していれば、

誰でも内科系疾患を予防するための指導を行うことは可能です。

そのような意味においても、学ぶ理由の一つにはなるかもしれません。

また、三つ目の『予防こそが重要だから』についてです。

予防“こそ”という表現が必ずしも適切かどうかはわかりませんが、

特に内科系の疾患についきましては、

取り返しのつかないことが多々あります。

例えば認知症。

認知症は、現在の医療技術では、進行を緩めることはできても、治すこと、もしくは進行を完全に止めることはできないとされています。

そのため、出来るだけ認知症を予防することが必要です。

ここに再発予防という考えは今のところ通用しないようです。

また、それはその他の疾患による後遺症などにおいても同じです。

そのため、予防に対する取り組みを啓発することは、非常に世の中にとって意味のある活動ではないかと思います。

以上が、内科系疾患を学ぶ理由の一端となります。

何かのきっかけになれば幸いです。

【身体管理指導士®︎養成講座】

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一般社団法人日本身体管理学協会
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