【身体管理×モノ】動的平衡〜身体の中の世界を知る〜
こんにちは。
日本身体管理学協会事務局の新美です。
私がオススメするモノを紹介し、
それと身体管理を紐付けてお伝えしてきたので、
今週も”身体管理×モノ”というテーマでお伝えしたいと思います。
(※あくまでも努力目標です)
本日ご紹介するのは、前回までに引き続き書籍のご紹介です。
宜しければ最後までご覧くださいませ。
本日紹介する書籍
では早速、本日ご紹介する書籍はこちらです。
『動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』(木楽舎)
福島伸一著/2009年
こちらは3巻のシリーズで発行されていて、今回ご紹介するのは
そのうちの1巻目になります。
近年の健康本の傾向は、
単なるハウツー系のストレッチの方法やエクササイズの写真などが主のもの、
または、論文などを多用しながら情報を発信するタイプ
の大体2つに分類されると思います。
また、専門書は理系的で、体系立てられているものの、堅苦しくて、専門用語が多用され、単調な傾向があります。
それと比較して、本書はとても文学的と言いますか、
科学を文学で表現されているというイメージなんです。
それも専門家向けではなく、一般の方向けに優しく丁寧に書かれている印象があり、
それが私が紹介したい理由です。
このような書籍は、内容を含めて決して多くはない印象(もちろん私が知らないだけかもしれませんが)です。
本書は巻末に論文の引用欄などは一切ございません。
もしかすると、トレーナーなどの専門家の方によっては、
意外とこう言った文学体で表現されている書籍をあまり手に取る機会がない方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、もし専門家として一般のお客さまをメインに仕事をされている方であれば、
言葉の表現や身体をシンプルに捉えるアイディアとして
非常に参考なる一冊ではないかと思います。
もちろん一般の方にとっては、誰もが持っている身体がどのように日々生まれ変わり、生命を維持しているかを知ることができ
さらには、自身の身体管理を本質的に理解する上で役立つと思います。
特に、「消化の役割」を
生命体は口に入れた食物をいったん粉々に分解することによって、そこに内包されていた他社の情報を解体する。これが消化である。
(中略)タンパク質が「文章」だとすれば、アミノ酸は文尾構成する「アルファベット」に相当する。「I LOVE YOU」という文は、一文字ずつ、I、L、O、V・・・という具合に分解され、それまで持っていた情報をいったん失う。
こう言った考え方は、アレルギー反応などを理解する際にも非常に役立ちます。
これはほんの一部ですが、このように身体を単に医科学的に理解するだけでなく、
わかりやすい例えや表現を用いながら身体の中の世界を覗き込む、
そんな読書をしたいときにはおすすめの一冊です。
もしまだお読みでない方は、手にとってみてはいかがでしょうか?
一般社団法人日本身体管理学協会公認 身体管理指導士養成講座
(整形外科系機能解剖、内科系機能解剖、整形外科系疾患学、内科系疾患学、トレーニング理論、栄養学、休養学、テーピングで人の身体をより良くするための知識を包括的に学べます。)
詳しくはこちら
発行元
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一般社団法人日本身体管理学協会
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