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肩甲骨・頚椎のアライメント不良と呼吸機能の関係性と運動療法の考え方!

今回は、頚椎と肩甲骨のアライメント不良に対して呼吸機能から改善するための運動療法の考え方につちえお伝えできればと思います。

呼吸は24時間常にやり続けている活動になってきますので、呼吸活動の吸気や呼気のバランスであったり、本来活動するべき活動が何らかの理由でできなくなった場合に姿勢不良など骨格の異常にも繋がります。

そのため、呼吸機能にフォーカスして運動機能や骨格・姿勢に与える影響についてお伝えできればと思います。

呼吸機能によって生じる問題

呼吸機能によって生じる問題

呼吸機能の問題によって生じる運動機能として、下半身にも荷重が適切にできないという下半身の問題にも結果的には繋がってきますが

ロコモーターユニットとパンセーンジャーユニットという上半身と下半身を分けた考え方があるように、下半身(ロコモーターユニット)の直上に上半身(パッセンジャーユニット)が適切に乗らなければロコモーターとしての機能が果たせなくなるわけなので下半身の問題も上半身機能は無視できないとも言えます。

実際に呼吸に関わる組織である肺も胸郭に覆われているため、まずエラーが起きやすいのは胸郭のアライメントであったり、その周辺の胸郭の拡張などに関わる筋群になってきます。

そのため、今回お伝えする内容にもなりますが、胸郭・肩甲骨・頚椎のアライメント不良に呼吸機能は深く関与していることが多く、ストレートネック・フォワードヘッドポスチャー・頚部痛・首こりや肩こり・肩甲骨周囲の痛み・肩関節の機能障害などに繋がることが多いです。


呼吸機能と頚椎アライメント

呼吸機能と頚椎アライメントの関係性としては、呼吸補助筋のほとんどが頸部にある筋肉になってきますので呼吸の主動作筋などメインで働いて欲しい筋肉が働けないポジションにあったり、何らかの理由で機能が低下しているとそれを補うために呼吸補助筋が補助筋ではなくメインで働く筋肉に置き換わってきます。

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