座位姿勢の応用アプローチ!骨盤・股関節の位置からセルフケア指導にも活かす!
デスクワークをされている方。
1日を通して椅子に座る機会が多い方。
そんな方のセッションをする機会もあると思います。
Instagramのストーリーにも書きましたが、セラピスト・トレーナーとして〇〇筋が弱いとか硬いとか評価をしてアプローチをすることはもちろん大切ではありますが、1番優先度が高く変えるべき部分は症状の起因になっている環境です。
そのため、、
セラピストとしては身体機能へのアプローチが出来ることは当然必要なスキルではありますが、合わせてその方の生活のどの部分を変えると症状の軽減に繋がるかを考えてセルフケアの指導や環境を変えるためのアドバイスをする必要性があります。
今回は、座位姿勢に特化して「腰痛」「股関節の症状」を改善するために伝えられる座位姿勢の工夫についてお伝えをします。
実際のクライアントの主訴
自分が診ているクライアントさんの主訴ですが、「デスクワークを1日すると左腰部が張ってきて辛い」という訴え。
痛みではないですが、コリや張りの様な症状を訴えられる方も非常に多い。
座位姿勢での症状を考える時には、基本的に接地している部分は骨盤より上にになるため、大腿骨から下の影響はとりあえず除外して骨盤・脊柱の影響をメインに考えます。
上記のクライアントさんを例にして、、
「左腰部になぜストレスが掛かっているのか?」を考えます。
左腰部が張っているからマッサージをし続けていても、そこが張ってきたそもそもの理由があるわけなので、左腰部へのデスクワークをしている時に掛かるストレスを改善しない限りは症状を軽減させることには繋がりにくいです。
座位姿勢の評価の考え方
問診・カウンセリングで日頃のデスクワークの状況を聞くことはできても、実際に仕事をしている場面を見ることは基本的にできないので、問診・カウンセリングなど本人が現時点で気付いているデスクワークをしている時の気付きを教えて頂くことは大切ですが、あくまでも予測をするしかない部分はあります。
その予測・仮説というのも…
その方の体の癖や特徴を把握するスキルが必要
座位姿勢の評価で重要になってくる部分ですが…
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