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#『シン・ニホン』感想文

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『シン・ニホン』アンバサダーの感想文
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【読書録1】AI x データ時代も変わらない人間の本質とこれからの私~『シン・ニホン』私はこう読んだ~

【読書録1】AI x データ時代も変わらない人間の本質とこれからの私~『シン・ニホン』私はこう読んだ~

 読み終えた時の衝撃は今も忘れない。時代の全体観のとらえ方や、その中で、どのようにイシューを設定し、解を出し行動していくか、またAIxデータ時代の人間に求められる役割は何か?
 これまで何度も何度も読み返し影響を受けてきた大好きな本の一つ『イシューからはじめよ』の著者である安宅和人さんが書いた、『シン・ニホン』である。
 印象的な表紙のデザインにも惹かれ、新型コロナウイルスの影響が日本でも出始めた

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『シン・ニホン』を読んだ私と、迎えにいきたい未来のはなし

『シン・ニホン』を読んだ私と、迎えにいきたい未来のはなし

「神様はみてくれていた」
   昔、「私の将来の夢」という類の項目は苦手だった。
 レールに乗っていた私はあまり何も感じなかったし、何も思わなかったからだ。

 それさえ忘れていたある日、本当に小さなきっかけから『シン・ニホン』を手に取った。
 気づくと、ビジネス書のコーナーにあったはずのこれを、私は涙を流しながら読んでいた。
 うまく言葉にはできなかったが、私がこれまで辛かったことも、知りたかっ

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地方の起業家が『シン・ニホン』を読んだら明るい未来が見えてきた
〜シン・ニホン読書感想〜

地方の起業家が『シン・ニホン』を読んだら明るい未来が見えてきた 〜シン・ニホン読書感想〜

『シン・ニホン』との出会いはじめまして、遠藤孝行(えんどうたかゆき)と申します。私は福島県会津地方に位置する猪苗代町という人口14,000人弱(2020年7月現在)の町で株式会社アウレという小さな会社を営んでおります。(WEB制作、ゲストハウス運営、飲食店運営、子どもたちのサードプレイス運営など)

私は、福島県福島市の出身で、進学を機に上京し、大学卒業後は東京のITベンチャーにてシステムエンジニ

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生きる意志。未来の唄。シン・ニホン。

生きる意志。未来の唄。シン・ニホン。

真鍋徹也です。

日本文化のお話をしたり、和太鼓を打ったり教えたりしています。

シン・ニホンという本に感動したので、一人の文化人の小さな一息が何になるかはわからないですが、徒然なるままに書き残してみようと思います。

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新型コロナウイルスが日本にやってくる前から、激動の時代だったと思う。

VUCAの時代、人類の進化の時、人間の解放……など、時代の激

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残すに値する未来のために生きる

残すに値する未来のために生きる

この夏、僕は知の巨人と出会った。
その人はとてもシャイで、誠実な方だった。

今年4月、新型コロナ感染拡大による自粛期間中に、僕は『シン・ニホン』という本に出あった。AI×データ時代に移行するただ中にあって、50代になった自分が獲得すべき技量は何かを知りたい。これがきっかけだったと思う。この分厚い書物にヒントがある予感がし、実際に読み進むととても明快に今の日本の現状と課題、これから必要とされる人物

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理と情のはざまから見えてきたものとは? 『シン・ニホン』を読んで

理と情のはざまから見えてきたものとは? 『シン・ニホン』を読んで

「運用益で研究開発支援 大学支援ファンド創設
最大10兆円規模 政府 民間機関に運用委託も(2020年7月15日 日本経済新聞より)」

この記事を覚えている方はいるだろうか?

 この政策は『シン・ニホン』でも提言されている通り、安宅和人さんが数年前から発案及び各所で提言されたことがきっかけとなっている(『シン・ニホン』P303「10兆円規模の基金を立ち上げようー国家百年の計」より)。

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