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レジでの1コマ

買い物や注文がひと段落すると、店舗のスタッフもお客様も互いにホッとする瞬間があると思います。
買い物に緊張感があるとは言い切れませんが、私自身はどんなに好きなものでも楽しみなものにでも、それなりの緊張感があると自覚しています。
お金大事ですし、、対価に見合っているかは割とシビアな方だと思っています。

さて、そんな緊張がややほぐれた会計(レジ)での一幕です。
私にとっては、やや高級なスポーツウェアを購入

カタチから入るので、身の丈に合っていない・現状ハードな運動をしているわけではないので、余計に踏ん張った買い物

余談です

勢いで買うぞ!と並んだレジのスタッフ(初対面・初コンタクト)※接客もしてもらっていません
朗らかに、以下のような会話のやりとりがありました。
スタッフ:「お財布かわいい!〇〇のですよね。」
わたし(客):「はい。私は詳しくないのですが・・・お好きなのですね!」
スタッフ:「私はこの■■■が好きなんです」


イートインが主体だと思っていたが、テイクアウトもできると知った店での会計
ディナーの時間でバタバタしているのかと遠慮がちに注文をして、さっさとレジを済ませようと財布を出すと
スタッフ:「バッグがかわいいですね。そのお財布も!」
わたし:まさかそんな視点で会話があると思わないので「あー。ありがとう」
スタッフ:「かわいい!!」

2店舗ともに、お財布を扱っている店舗ではありません。何か購入に繋げようといった意図はなく、スタッフ自身の「I message」(個人としてのアイ メッセージ)です。

何が心に留まったかというと、両店ともに繁盛しているのです。
お迎え(グリーティング)を頑張っている店も素晴らしいのですが、レジだけを担当するスタッフが自然に会話ができる技量があるというのは、繁盛店の法則の1つになると私は考えています。
常にお客様に目配りができていると、スタッフ自身も感じることや考えることが増えてくるからです。言葉にできるかは次のステップだと思いますが、まずはお客様に目線が向いていることは、お迎えの体制が整ってきた店舗なら取り組めることなのではないでしょうか。

上記、まずは「挨拶」から始める!という方々に参考になれば・・・という記事でございます。


気配り・目配り・心配りは、小売業のエキスパートたちが得意とするところです。
部下育成でも気づき持って欲しいとよく店長やリーダーからも耳にします。
参考になりそうな講座を 2024年10月11日に@東京都品川区 にて、開催しますので、よろしければいらしてくださいませ。


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