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日本初のエッセイストは超ミーハーだった!清少納言の彼氏は光源氏?のお墓参りしてきた。

清少納言さんの元彼のお墓に行ってきましたぁ~~~!(^o^)
・・・って、突然ですがね~~~。(笑)って、突然でもないか~~~。
なにやらリアルに行ってきた奥の細道の備忘録記事が、シミルボンという書評サイトで、My記事ラインキング5位に躍り出ています→ https://shimirubon.jp/columns/1702223)が!!!
や~~~~~、本当に行ってきたんですよ・・・。奥の細道・・・。

いや、最初はね、細々とした一人オタク活動として本の中で妄想して旅したり、都内の資料館とかに足を運んでいただけだったんですが、→ (バトル★芭蕉が降りたのはどっち??荒川区は文芸面から攻め、足立区は実地面から仕掛ける https://shimirubon.jp/columns/1702052
なんかみょーーーに気になって気になって、気がついたら、実質の距離と旅費と日程を組み始めていた、、、という状態でした笑

私のこういう性格のあり方、この前、20代の頃に読んだ岡本太郎さんの御著書、「自分の中に毒を持て」を思い出して、少し安堵しましたけどね~~~

一瞬でも興味が湧いたら、そこに突っ込め!!!ってね!

だけど、今回、奥の細道が気になってから実質、旅に出るまでちょうど一ヶ月の間、誰一人からも、「どうして行くの?」っと尋ねられなかった事に関して、私もとうとうこうなったか~と思っていたのです。
理由をもう聞かれなくなった悦び&寂しさ!!!笑

なんだろな~これは!!!

ということで、清少納言ですよ・・・

芭蕉が尋ねた奥の細道を私も辿ったわけですが、「笠島」という所は、芭蕉も憧れた西行も尋ねた藤原実方朝臣のお墓がある場所でした。

私も車から実際初めて降りたスポットだったので、
実方様のお墓、アガりましたね~~~~~!!!!

その実方さまというお方、調べてみるとなんと、源氏物語の光源氏のモデルの1人とされた希代のプレイボーイというではないですか!!!
しかも、清少納言の元彼って!!!

わお

わたくし、清少納言さまのこの「枕草子」がずっと読みたかったの。
や、学生の時、国語の授業で読んではいたのだけど、
まさか、まーーーーさーーーかーーー、こんなに清少納言さまって、
ギャルだったとは!!!!
しかもこの翻訳がされた80~90年代まで反映してあって、
バブルの頃に流行った言葉でいう「オヤジギャル」なのかな?(違う?!笑)

■お寺でお経を聴くのが好き。それは、ありがたいから。
かっこいいお坊さんの顔を拝めるのがありがたいから!!

■だけど、本当の本当は、私は宮(お仕えしている定子さま)を     一番お慕いするの・・・。

■だけど、普段、蔵人(血筋に関係なく出世したい男子はこの役職からまず狙った)になりたい若い男子たちが、お祭りの時だけは、無礼講で蔵人衣装を着られるのよね、嬉しいね、そのままずっと着させてあげときたい・・・応援したい・・・わ♥

とかさぁぁぁぁ~~~、、、

本当の一流というものを知っているキャリア姉御組たちのミーハー談義みたいなの!!!

橋本治さんの桃尻語訳、これ、高校生の時、読みたかったな~~~~って読みながら何度も何度も思いました!!!

というこの本も、存在を知ってからなかなか図書館でも巡り会えず、

10年越しで今回借りてきたのですがね、、、、
もう夢中、、、、、、、
だって、
春って、あけぼのよ!なんだもの。
春はあけぼのの頃が良いとも素敵とも言ってないの。
春って、あけぼのなのよ!なの。


【いと小さく見ゆるは】【いとをかし】。という訳で
この文章は良識のある方々には非常に評判の悪い現代娘のやたら
「すっごい」を連発する日本語にすっごく似ているのであります。
そしておまけに~中略~                      【曖昧・婉曲】を意味する【など】というのもあります。
やたら「なんか」と言って対象をぼかす。


わたくしの口癖でよく、おしゃべりの時に、
なんか~~、」って、間合いに言ってしまうのね、
つくづくシンパシー感じたわ。
この平安時代と、現代は思想が似ているのか?!!!

そんな感じで私の文面も枕草子っぽくなってきたところで、
最後に、恋人 実方様の事に触れて書かれている箇所はないか

くまなく探しました。
なんてったって、私、お墓に、お参りしてきましたからね!!!

この桃尻語訳 枕草子、上・中・下、執筆されるのに実に10年かかったそうです。
こんな調子でキャリア姫女子の日常エッセイが綴られてるわけですが、何しろ、生活様式からモノの名称からなにから、現代と全然違うから、そこから知識を入れておかないと共感が難しいわけで、
当時の資料としての橋本さんの注釈がもうこの書物の半分以上を占めてるんじゃないかってほど事細かに調べ上げてあります。だけど、ここも桃尻語なので、ガンガン読めるわけですが!!!笑 

私は、正直、上だけで、ギブアップ!かな?笑

ですが、見つけました。実方さまらしき事に関する一文を!!!

第59段
川は。
名取川。(「どんな名前を取ったっていうのよ?」って訊いてみたい。)


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


名取川って、実方さまのお墓の横に流れていましたよね?!??


おほほほほ。実際、私も渡ってきましたからね。

みちのく地方に島流しにされた実方さまを清少納言が恋い慕う心、

この「名取川」で、真珠子見破ったり!!!! 



清少納言さまと実方さま♥を描く私。


光清


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(※こちらの記事は、書評サイト シミルボンにも掲載しています。)

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