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消費者物価の基調は2%割れ
植田和男日銀が「金融政策の枠組みの見直し」を3月19日に行ってから、最初に公表される「消費者物価の基調的な変動」ということもあり、注目していました。
1.消費者物価の基調的な変動結果は、いずれも2%割れです。
2.利上好きな方々ESPフォーキャスト調査(2024年5月14日)によると、2024年の日銀の利上を1回~3回と予想するエコノミストがおられるようです。2024年1-3月期のGDP一次速
デフレ脱却宣言?!
報道(*1)によりますと、政府が「デフレ脱却」を宣言することを検討しているそうです。「デフレ脱却」を宣言することは適切なのか?について考えてみます。
僕個人としては、日本の経済指標(特に消費、賃金)は芳しくないため、拙速な「デフレ脱却宣言」や金融政策の引締方向への変更は、すべきでない、という考えです。
(*1) 政府が「デフレ脱却」表明を検討、賃上げや物価見極め判断-報道
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欧米型コアでも2.3%の物価上昇
2023年3月の消費者物価指数の公表がありました。
前年比(%)は、
総合:+3.2%
コア(*1):+3.1%
コアコア(*2):+3.8%
欧米型コア(*3):+2.3%
2020年基準 消費者物価指数 全国 2023年(令和5年)3月分及び2022年度(令和4年度)平均 (stat.go.jp)
*1 コア:生鮮食品を除く総合
*2 コアコア:生鮮食品及びエネルギーを除く総合
*3 欧米型