椎名ゆず

椎名ゆずです。22歳、女子大生。日々思ったことをできるだけ本音で。 更新率低め。

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最近の記事

大人になるということは、冷めたコンビニ弁当を食べるということ

私の母は、専業主婦だった。 物心ついたころには、母は仕事をやめていた。父が働いて母は家庭を守る。そんな典型的な家庭が私の家だった。 父がいわゆる亭主関白タイプだったからか、父は一切母の手伝いをしなかった。父も父なら子も子もだ。私自身も、母の手伝いをほとんどした記憶がない。 そんな家庭だったので、家といえば常に綺麗にされているもの。食事といえば出来立てが時間通りに用意されているもの。洗濯とは洗濯かごに入れるもの。そんな認識で私は高校を卒業し、一人暮らしを始めた。 一人暮

    • 楽で簡単で楽しいけど脆い、匿名での関係性

       無料通話アプリ、「斉藤さん」。私はこのアプリに何度もハマり、何度も助けられ、そして何度も傷ついてきた。一応言っておくが、運営会社に傷つけられたのではない。私が傷つけられたのはその利用者からだ。  「斉藤さん」といえば、すぐ思い浮かぶのは10年ほど前にあった大ブーム、あとは昔Youtuberがよくやってた『「斉藤さん」で女声をやって男をだましてみた』系動画だろう。  私が中学生の時、「斉藤さん」が大流行してクラスの話題にも出ていたことを覚えている。そんな昔からあったこのアプ

      • 異性に依存している私が真実の愛について考えた

        “今更何を言うか、と自分でも考えるが、ちょっぴり欲を言ってみたい 1.読みたい本 「万葉」「句集」「道程」「一点鐘」「故郷」 2.観たい画  ラファエル「聖母子像」 芳崖「悲母観音」 3.智恵子(婚約者)  会いたい、話したい、無性に。” 今日はとある特攻隊員について書いたnoteやブログを見て愛とはなにかについて語りたいと思う。 私の語りを聞く前に、まずは上記noteと下記リンクのブログを読んでほしい。 ☆ この話を聞いた時、まずは戦争の恐ろしさや悲しさにつ

        • 全部全部嫌になりそう

          「好き」という気持ちに勝ち負けがついた。 漫画を読むのが好き、文章を書くのが好き、本を読むのが好き、空想の世界が好き、人を支えるのが好き、小説もすき、アニメもすき、エンタメもすき、本屋が好き… 私の「好き」はいっぱいある。 その「好き」をぜんぶぜんぶ集めて、丸めて、すべて就活にぶつけようと思った。好きな仕事がしたかった。 「でも、あなたよりもっと好きな人はいるよ?」 「あなたよりも好きで、才能がある人はたくさんいるよ」 後ろからぐさりと刺すような言葉。そういわれた

        大人になるということは、冷めたコンビニ弁当を食べるということ

          【下書き供養】ゲーム禁止を考えてる親へ

          ゲームの記事を書こうとしたら、ゲーム禁止の親の元で育った話が長くなってしまったので別記事にしました。 ☆ ゲーム禁止をしている親へ。または、ゲーム禁止を考えてる親へ。 悪いことは言わない。いますぐやめて欲しい。 私の家庭はいわゆる「ゲーム禁止」の家庭だった。 ゲームは目が悪くなるから禁止、頭が悪くなるから禁止。と全く根も葉もない噂を根拠に掲げ、我が家はゲーム禁止の家庭だった。私の時代はたまごっち全盛期だったのだが、なんならたまごっちも「命を粗末にするから」という意味

          【下書き供養】ゲーム禁止を考えてる親へ

          【下書き供養】本当の自分

          素の自分って出せてますか? 本当の自分、大切にできてますか? ──今日、マンガ『かげきしょうじょ!!』のとあるセリフがすごく印象に残っていて─お風呂でもずっとその事について考えてしまった。 「人目につく場所は」「常に舞台なのだから」 「自分自身を演じなさい」と。 『かげきしょうじょ!!』白泉社 これは、冬組トップの里美さんのアドバイスを主人公さらさが友達に伝える場面だ この言葉を──なんなら里美さんのアドバイスの言葉を聞いて自分の中で咀嚼するとき、ふと疑問に思った

          【下書き供養】本当の自分

          【小説】風呂とコーヒー

          僕は、風呂が嫌いだ。 僕は外に出ない、なぜならこのインターネット社会において外に出ることとはすなわち無意味だからだ。そしてそんな外に出ない僕は汗をかかない。なぜならエアコンで常に部屋はちょうどいい温度が保たれているからだ。そんな僕に「風呂」という存在は無意味である。汗もかかないのに、汚れてもないのに、人と会うわけでもないのになぜシャワーを浴びなければならないのか、なぜ体の在りもしない汚れを落とさなければならないのか、まったくわからない。風呂に30分入るなら僕はその時間をもっ

          【小説】風呂とコーヒー

          コロナによって失われた大学生活

          コロナによる大学授業のオンライン化で私の1年間…いや、大学生活全てが失われた。 私は編入生で、現在大学3年生である。編入する前は通信制の大学に属しており、私は対面の大学に非常に憧れていた。 通信制の大学は教授と関われるのは「スクーリング」というたった3~5日間しかなく、専門的な内容がどうしても身につきにくい。 私は通信制の大学よりも対面の大学で学びたいと強く思い、努力の末、対面の大学の編入試験に合格した。 そしてその後、第1希望のゼミに合格し、春から行われる大学生活に心

          コロナによって失われた大学生活

          あの頃の私が必死に戦ってたもの

          私は中学生や高校生の時、この世界から逃げ出したくて逃げ出したくて、たまらなかった。 あの頃の私はなにもかもが未熟で、幼くて、わがままで。それは周りも同じで。私は人間関係というものが一切うまくいっていなかった。どんなクラス、どんな学年になっても、必ずいじめられるかうまくなじめないかハブられるか、誰かと仲が悪くなるかだった。 授業中はだれとも関わらなくていいから楽だった。一人で考え事をしていても、友達との話す話題を考えなくても、誰にも責められないし、悪口を言われる心配もしなく

          あの頃の私が必死に戦ってたもの

          【映画】ホリデイ 感想

          ──突然だが最近、失恋した。 大学もオンライン授業で、新しい環境なのに一人も友達ができず、その孤独を支えてくれた男性には飽きられてしまい、授業は分からず、聞ける友達もおらず、将来のための勉強方法も友達がいないので聞けず、眠れず、昼夜逆転になり、無気力鬱状態となり…… ボロボロだった私の生活でしたが、何とか変えたいと思って最近映画を見始めた。前向きな映画を、明日への活力となる映画を。 私は日記を書くのが苦手なので、映画の感想をnoteに書くことにした。 肩の力を抜いて、

          【映画】ホリデイ 感想

          気になる人に好かれたいと思っている自分を辞めたい

          久しぶりの投稿ですみません。 気になるひと━━と言いましたが実際には、こんな私のことを相手してくれる異性、と言った方が近い。 今コロナで全国各地で自粛要請が出ている。もともと寂しがりやな私は自粛期間が非常に辛いものだった。誰とも会えないし、せっかく入学した学校には行けない。新しい土地なのに一人も友達ができない。社会的なつながりがない━━。正直気が狂いそうだった。調子が悪い時は過呼吸になったりもした。 そんな私を助けてくれたのが彼だ。SNSでもともと親しかった彼だが、この

          気になる人に好かれたいと思っている自分を辞めたい

          世の中に男はいらない。

          過激的なタイトルからこんにちは、椎名ゆずです。 この度、こじれにこじれまくった結果、世の中男いらんくね?と思ってしまったnoteを書きます。 このnoteは正直読んだらムカつくことは多々あるかもしれません。忠告しておきます。私はたった今忠告いたしましたので自己責任で読んでくださいね。 私は先日、教習所の教官に頭を撫でられました。すごく不快でした。 このnoteを書いた後、さらに2回ほど撫でられ、嫌すぎて親に愚痴をいいました。親は「教官を変える?」と聞いてくれたりしまし

          世の中に男はいらない。

          【お知らせ】 毎日更新について

          すみません。昨日も毎日更新できませんでした。 思いついたことを書くのは好きなのですがどうしても長くなってしまって……もっとみじかくまとめられたらいいんですけどね。正直あの文量を毎日書くのは結構きついです…。 それに毎日更新しようとすると眠さとの戦いからクオリティが適当になってしまって…。いや意外とクオリティ適当でスピード勝負で書いた記事が(ほんのちょぴっと)伸びるんですが(笑)それでも私はやはり自分の納得いく記事をかきたいんです。 なので一旦毎日更新をやめてみようと思い

          【お知らせ】 毎日更新について

          いわゆるセクハラについて考えてみた話

          今日、教習所の教官に頭を撫でられた。はっきり言って、不快だった……。 (昨日は疲れて寝てしまい更新できませんでした。昨日更新予定だったnoteを今日公開します。) 昨日私は教習所の教官に頭を撫でられた。撫でられたと言っても後頭部を触られたと言う表現が正しいかもしれない。「ちゃんと覚えなきゃあかんで」と後頭部を4秒くらい触られた。しかも2回も。ただ表現はどうでもいい。私はとにかく嫌だったのだ。無理だった。それが事実だ。 私は思い返してみれば人生でセクハラというものをそれほ

          いわゆるセクハラについて考えてみた話

          衰えた空想力

          小さい頃、夢は小説家だった。 本が好きだった。それは漫画でも、小説でも、どちらとも。アニメも好きだった。創作物、というもの自体好きだったと思う。 小学生の頃、小説は青い鳥文庫が好きだった。若おかみは小学生!や黒魔女さんが通るにハマってた。中学生になるとティーン向けの小説を読むようになった。ファンタジーや学園モノ、恋愛小説に憧れ、空想の世界に夢を馳せ、毎日小説を書いていた。暇な授業は妄想や小説の内容が考えられるから楽しかった。そんな子供だった。 成長するにつれ、勉強や部活

          衰えた空想力

          自分の本心を守る何層ものバリア

          私のSNSの垢の数は、普通の人より多いと思う。 私のアカウントは、Twitterが7個、noteが2つ、Instagramが1つである。合計10個のアカウント、ひとつとして意味無いアカウントはなく、私はそれら全てきちんと使い分けている。 「え、こんだけ?少ないじゃんw」と言ってくる人は置いといて。普通の人ならSNSだけで10個もアカウントは無いと思う。 普通の人の平均を考えるなら、せいぜいTwitterが1~2個、Instagramが1つの計2~3つだろう。内訳を考える

          自分の本心を守る何層ものバリア