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能力は伸ばせる! 強みを生かした仕事

「しもまゆさん、アセッサー向いてるんじゃない?」と、ある知人に言われたことがあります。

最初は「アセッサーって何?」って感じだったのですが・・・

本を読んだり、アセスメントを実際に体験することを通じて、強みや弱みを理解し、能力を伸ばすために役立つ仕事だということがわかってきました。

オススメの本など、お役立ち情報をシェアします!


自分の強みを生かす仕事

以前、「自分の意外な強みを発見した仕事」という記事を書いたことがあります。

私は研修のサポートの仕事を通じて、話している内容をテキスト入力するのが早いのが、強みの一つなんだと気づきました。

私は文章を書く仕事もしていますから、それ以外の業種の方と比べたら、入力スピードは速いでしょうね。要約するのも割と得意です。

「文章を書く」スキルを生かす方法って、こういう形もあるんだと気づいたのは、新鮮な発見でした。

文章を書くスキルを別の形で生かす

「文章書けるんだったら、アセッサー向いてるんじゃない?」と知人に言われた時には、「アセスメントって何?」って思ってたのですが・・・

アンテナが立ってると、情報が入ってくるようになるんですよね。

昨年末に、アセスメント事務局として、仕事をしたことがありました。

どういう仕事かというと、これから昇進する人の面談内容を聞きながら、テキスト入力して、Wordファイルにまとめて提出するというもの。

提出した成果物は、「イメージ通りの内容」と言われて、ホッとしました。

「文章を書くスキルを、こんな形で生かすことができるんだ」と実感✨

アセスメントを実際に体験

そんな折に、これからアセッサーになろうとしている方のトレーニングの一環として、受講生役を募集していたことがありました。

通常だったら、数万円かかる研修が無料で体験できて、しかも自分の強みや弱みがわかるレポートもプレゼントしてもらえるとか?!

「コレを体験したら、アセスメントがどういうものかわかるかも」と、協力することにしました。

集団討議と面接演習

午前中は、集団討議。受講者役として参加したみなさんと、3つのテーマで話し合い、勧告案を考えます。

午後は、インバスケット演習に取り組みつつ、一人ずつ順番に面接演習をやります。

この本には集団討議・面接演習といった対人演習とはどんなものか、アセッサーがどんな点をチェックしているのかがまとめられています。

自己評価用のチェックシートも付いてます。

どんな人にも、強みと弱みがあります。いまは苦手なことは「自分プラスワン」で、行動を追加していくという点が、とても印象的でした。

この本の著者は、もともと「こわい人」という印象を持たれがちだったようです。

「相手の目を見て話す」ことから、行動を追加していったそう。

こんなふうに行動を追加することで、苦手なことも少しずつ改善できることがイメージできました。

初めてのインバスケット演習で失敗したこと💦

受講生役として参加した時、「インバスケット演習」というのを初めてやったんですよね。

「当日講師の指示があるまで開けないでください」と赤字で書かれた封筒の中に、演習用の指示書が入っています。

私はこの演習やり終わった後に、『インバスケット演習攻略教本』を読みました。

この本には、「まず全体を読んで、優先順位を決めてから取り掛かる」と書かれていたんです。

1番から順番に案件処理をしてしまった私は、「失敗した!インバスケット演習やる前に、この本読んどけばよかった!」と心から思いました。

これからインバスケット演習やる機会がある方は、この本読んでからやった方がいいですよ!

アセッサー初体験

受講生役としてアセスメントというものを初めて体験した私は、「面白いな」と思いました。

そうして藤本邦之氏の講座を受講し、今度はアセッサーとして、演習も体験しました。

アセッシー役をやった時は部下を説得する上司役でしたが、今度は説得される部下役をやりました。

この面接演習、私は結構好きなんですよね(笑)

集団討議、面接演習の観察記録をメモし、インバスケット演習の内容を確認します。

アセッサーミーティングの内容もメモしまくって、何とかアセスメントレポートを書きあげることができました。

ついにアセッサーデビューしたものの・・・

他の受講者のレポートの提出期限は9月末だったんですが、私はめいっぱい急いで、9月上旬に提出しました。

というのも私は、9月末に藤本邦之氏の研修で、アセッサーデビューすることが決まっていたので。

最初は「緊張してたんだとは思うけど、声が小さくて語尾が聞き取りづらい」とのフィードバックもありました。

丸一日かけて、インバスケットや演習の観察記録を見直したものの・・・翌日のアセッサーミーティングでは、その人がどういう仕事の仕方をする人なのか、ディメンションごとに説明することができませんでした💦

四苦八苦して書いたレポートも、「かなり修正したので、内容を確認しておくように」と言われました。

私は新人ライターさんの原稿を、原形がなくなるくらい添削した経験があります。

「かなり修正って、原形がなくなるレベルかな」と、覚悟して目を通したところ・・・

こう言うのも変かもしれないけど、感動したんですよね✨

「同じ事象を見て、ここまで具体的なやりとりを観察しているんだ」と。

一人一人の強みも弱みも、観察した行動に基づいて、微妙なニュアンスを伝える言葉を選んで表現されています。

アセスメントは決して簡単なものではないので、一朝一夕にとはいきませんが・・・

「こういうレポートを書けるようになったらいいな」と思いました。

このレポートを受講者に一読してもらって、先日フィードバック面談をした際には、みなさん納得しておられたのが心に残っています。

私も藤本講師が書いた自分のレポートを読んだ時には、「なるほど」と思ったのを思い出しました。

クセや弱点は、気づけば改善できる!

私はついつい、復唱確認するクセがあります。

面接演習の動画を見ると、10分の演習の中で、オウム返しや要約確認をしていることに気づきます。

ほとんど条件反射レベルで口にしていることに、気づくこともあります。

でもね、クセや弱点って、気づくことが変えられるんですよ。

能力は、伸ばすことができる!オススメの本

藤本邦之氏の2冊目の本『人材アセスメント完全突破 集団討議・面接演習攻略教本 管理職昇格試験で高得点を狙う対人能力開発』には、能力の伸ばし方についても書かれています。

これから管理職を目指す人って、マネージメントした経験はないわけです。

その能力を伸ばすには、「場」と「知識」が必要です。経験を積むことで、能力は伸ばすことができるというのは、希望を感じます✨

アセスメントを学び始めたばかりの私には、一つ一つのディメンションの解説がまとめられているのも、参考になります。

知識は能力開発のスピードアップにつながるので、私も学び続けたいと思います。

そこで私は、紙の本を取り寄せました。

1冊ずつオンデマンド印刷して送られてくる、ペーパーバック版はこちら↓

「今すぐ読みたい!」という方には、電子書籍がオススメ↓

これから管理職昇格試験で高得点を狙う方だけでなく、管理職向けの研修をやっている方にも、オススメの内容です◎

藤本邦之さんご本人からX(旧Twitter)で返信が?!

この記事が、先週特にスキされた記事の1つに選ばれたことを、X(旧Twitter)でシェアしたところ・・・

なんと著者の藤本邦之さんご本人から、返信いただきました!

コンセプト、テキストから、演習など全て自分で作ってきたとは、すごいと思います。アセスメント研修のインバスケットも、オリジナルとのこと。

著者・藤本邦之氏のYouTubeチャンネル

著者の藤本邦之氏は、アセスメント研修1万人超えの実績があります。

言うべきことは適切に伝えると同時に、人を育てる視点と愛情のある方です。

YouTubeチャンネルでは、藤本邦之氏が実際に話している様子を見ることができますよ😊


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