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会社で決裁をするために必要な3つの視点。ヒラでも管理職でも知らないともったいない3つの視点とは..

会社で決裁をするために求められる視点は、
「顧客視点」
「従業員視点」
「業績(財務)視点」
の3つだ。

他にもあるかもしれないが、基本的にこの3つの視点で考える癖をつけておけば、決裁の成果を洗練させることができる。

「今は決裁側の立場ではない」という方も、決裁を取るための行う際に役に立つと思うので、ぜひ目を通しておいてほしい。


まず前提として3つの視点のうち、どれかひとつに重点を置いた決断は、他方に歪みを生む。重点の置き方が強ければ強いほど"反作用"も大きくなる。

例えば、

「顧客第一」の元になされた決断は、ときに従業員の不満を生み、財務上の負担を背負うリスクがある。

「従業員第一」で考えた場合、業績が伸びるように長期的な投資計画が求められるだろう。

そして「業績優先」思考は、それが過度になれば従業員の離反を生み出す危険性が生まれる。



一番大切なことは「作用と反作用のバランスを見ておく」ことだ。

「いつもバランスの取れた決裁をすべき」。
そう考える人もいるかもしれない。
だが現実はそう甘くもない。どうしても何かを優先しなければならない事情があることがほとんどだ。

そして「バランスの取れた決断」は、全てが調和する一方で、物事を変革する推進力を持たないことが多い。

だからこの3点の視点を使って「バランスを取ること」に躍起になるというよりも、決断の生み出す「作用と反作用」を常に想像する癖をつけて行うほうが現実的である。


決断によって生まれる作用と反作用が想像できれば、リスクヘッジを講じることができる。

業績を最優先に舵取りをした際に生まれる従業員の不満があるとしたら、
「どのような伝え方をすべきか」
を慎重に講じる。
丁寧な伝え方は、混乱を避け、エンゲージメントの低下を防ぐことができ、離反する可能性を少し下げられるだろう。


最良の決断とは、バランスが取れた決断では必ずしもない。

一時的にどこかに負荷を置きつつ成長させる戦略も必要な時もある。
だが他方の影響を無視するのではなく、緩和措置を取ることで全体として有利な状況に持って行きやすくなる。

僕が決裁をするときは、いつも頭の中に三角形を描き、この3つの視点で作用と反作用を考えるようにしている。



しめじ
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