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キツイ状況に陥った。そんな時は心のスペースを空けるために、"もっとキツイ状況"を想像してみよう。

働いていればキツイ状況に出くわすことは一度や二度ではない。
人間関係によるものや、多すぎるタスク..。
「もうムリだ」と感じてしまう時は必ず訪れるものだ。

いざそういうことが起きるとあまりの出来事に溺れそうになるが、少し距離を取って考えてみよう。

「これよりもキツイ状況はどのようなものか」

怒られるだけでは済まないようなこと。
大金を失う。
クビになる。
命に関わる。

考えてみれば、"よりキツイ"状況は簡単に思いつく。
その"キツイ状況"が現実に起きているとしたら、自分はどうやって乗り切るんだろう。

"よりキツイ状況"が絶対に起こらないという確証はない。
本気になって、そういう状況を想像してみてほしい


一通り想像し終えたら、今の"キツイ現状"に戻ってくる。

さっき想像した状況に比べて、
どんな可能性が、まだ"残されてる"?


僕の話で言えば、直属の部下が6人中3人退職するという出来事が昨年に起きた。本人の意思、人事的な動き、理由は様々だったが、部長職がいなくなるのは相当な痛手だ。(外資系では比較的起こり得る話)

僕自身がその部門のことを詳細まで把握していないので、代理で見るとしても、詳細までは理解は及ばない。

そういう時に想像したのが、部下が"全員"いなくなった時のこと。
自分が全部門を直接見なくてはならないというのは、なかなかハードな状況だ。

そういう状況を考えてみると違う発想が湧く。
「まだ部下は3人残ってくれている」のだ。

全員が一度にいなくなるよりは全くマシな状況。
部下に協力を求め、業務を分担し、なんとか乗り切ることができるのではないか。そう思えた。

物事は捉えようだ。
想像した"よりキツイ"状況に比べれば、今ならまだ"なにかできる"可能性が残されている。

人に助けを求められる可能性。
お金をそこまで失わないで済む可能性。
生き続けられる可能性。

その可能性に活路を見出そう。


簡単ではない。
キツイ状況を打破するのは簡単にはいかない。
だが、"よりキツイ状況"と比較すれば、突破するのはまだ容易なはずだ。
押し潰されそうな心をグッと堪え、前向きに取り組める心構えを作り出そう。

事実は変えられない。
起きてしまったことは仕方ない。

でも自分の見方は変えられる。
視点を切り替えることで、突破口を見出せる。

自分がコントロールできないものには目をくれず、コントロールできることに全力を注ぎ込む考え方が大切だ。


しめじ
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