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自己評価軸を育てよう。他者からの評価に依存してはダメだ。

「上司に褒めてもらえるかどうか」を強烈に意識する人がいる。

極端だが、「上司に褒めてもらえればなんでもOK」のようなタイプの人だ。
僕には全く理解できないが、一定数そういう人がいるのであなたの周りにもいるかもしれない。

個人的にはこの考え方は危険だと思っている。
一番大きな理由は、「楽しい働き方ができなくなるから」である。

評価軸を他人に受け渡すということは、自立を放棄することだ。
「あの人がこう言っているからこうする」は、幼児と親の関係でよく見られるわけで、とても大人の対等な関係とは思えない。

いつも上司の顔色を伺い行動言動を決める。
上司の前では従順なフリをして、裏では愚痴を言う。
全ての責任を上司に押し付け、自分は言われた通りにやっただけだと主張する。

これらを楽しそうだと感じる人はあまりいないと思うが、自己評価軸を他人に明け渡すと、人は結果的にこのような行動に走りがち。

自ら「命令されて従う人生」を自分に課すことになるので、当然前向きな考え方はできなくなって行くし、幸せな働き方とは思えない。
少なくとも僕はそういう人生を望まない。


考え方は習慣だ。
慣れれば慣れるほどに修正は効かなくなる。

だから今の在り方が、自分が求めるものではないのであれば、早めに軌道修正をかけよう。


経験の浅いうちは、自己評価軸を自分で持てと言われてもピンと来ないかもしれない。
だから2つだけ気にかけてみてもらいたい。

ひとつめは、
  他人にどう評価されても、その人の意見は参考程度に捉えること。

人の評価で縛られる必要はない。完璧な人間などいない。不完全な人間が行う評価も、また不完全なものだ。

その時、たまたま、その人が、そう思った。

要はこれだけのことだ。でもせっかく伝えてくれてるのだから、せめて参考にはしよう。

肝心なのは、悪い評価をされても、良い評価をされてもこのスタンスを貫くこと。特に良い評価をされると100%それに乗っかってしまいたくなるが、そこはグッと堪えよう。

ふたつめは、
  「違和感」と「自分が貢献できる部分」を探すこと。

人と話していて感じる違和感。これは自分の軸を探すのに役立つ。
そして自分が貢献できる部分を探すのは、自信の根源を見つけるのに役立つ。

自分がどういう人間なのか。そしてどういう人を助けられる性質を持っているのか。これがわかると自分の評価軸を育てやすくなるはずだ。


自分自身で評価軸を持ち、自信を育むのは大変かもしれない。
けどありのままの自分を受け入れて、自分の長所が活かせる場所を探していけば、自ずと自信は後から付いてくるはずだ。


しめじ
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