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料理で季節を感じる瞬間

冷蔵庫の野菜室が寂しくなり買い物へ出掛けた。トウモロコシをはじめ夏野菜は好きだ。心なしかトマトやきゅうりの色が濃く見える現象はなんなのだろうか。
スーパーに行くと必ず立ち寄るのは直産品コーナー。生産者の顔写真と一緒に「美味しい食べ方」が書いてあるボードを読む。スーパー専用の袋に入れられた野菜達は価格帯が魅力的だけど、私はそれ以上の魅力を直産品コーナーには感じるのだ。

毎日料理をするけど正直バリエーションはあまり多くない。レシピ本やサイトで検索はするけれど、仕事帰り19時になってから何か新しい料理に時間をかけて挑戦するのには少しだけ気が引けるから、結局似たようなレシピになりがちだけど、この土日は自分の好きなタイミングで新鮮な気持ちで料理をすることができる。だから「美味しい食べ方」とか「お勧め」とかいう字を見ると挑戦してみたくなるのだろう。

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今日は「オクラ・ナス・つるむらさき・モロヘイヤ」を直売コーナーで購入した。どれも肉厚。家に帰って早速茹でると、どれも良い匂いが漂い鮮やかさが増した。

それを見るたびに季節感を感じて、さらにいうと休日の自由さを感じて、もっと言うと1日の大切さを感じる。時間に流されながら生きることは社会人である以上仕方のないことだ。時間内に最高のパフォーマンスを発揮することでやりがいも上がる。でも休日くらい、自分の好きなことをして気持ちを休めることを無下にしてはいけないのだと思っている。この休まった気持ちを持って、また明日から働くために、今できる最高の休息を自分なりに描こうと思う。

夜はまだ長い。


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