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「樋口選手、頑張れ。」


【日ハム VS 楽天】の観戦を終え、ホテルに無事辿り着きようやく落ち着いたところ。シンプルで何もかもがタイプの部屋。ここに泊まれる幸せを噛み締めてシュークリームと牛乳タイムを楽しんでいます。ホテルについてはまた後日、記録に残そうと思っている。またの機会に。

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試合には勝てなかったけれどやっぱり、久しぶりの公式戦は心に大きな潤いを与えてくれて、プラスの感情を身体中で認識し生きていると実感した。大袈裟な言葉だけれども野球観戦をするたびに同じことを心の底から思う。本当に今日を迎えられて良かった。「お疲れ様、私。良く日々を頑張ったね。」と素直に褒めてあげたい。

試合については、なかなか打線が繋がらず確かにモヤモヤしていたはずなのに、最後の樋口選手へのデッドボールで全てを持っていかれた。ホームの裏側で観戦していたから、樋口選手が倒れた姿を目の前で観た時、心臓がキュッとした。それと同時に思い出したのは上沢投手が怪我をした時の姿。


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あの日は試合を画面上で観ていた。上沢投手が立ち上がれず膝を抱え苦悶の表情を浮かべていて。私の脈拍はドドドドドドドド、と休むことはなかった。少しでも安心できる情報が欲しくて、ネット検索ばかりしていた日々。


地元が同じ、上沢投手が高校生の時からずっと応援をしていて、高校野球時代からしつこくファンだった私はあの時「もうファイターズを応援する意味がなくなった」と思ってしまった。戻ってこないと、そんな風に思った最低のファンだ。

上沢投手が日ハムに入団し、私もそのまま日ハムファンになったから、私の中で上沢投手がいない日ハムを応援する意味が分からなかった。でも、ヒーローは帰ってきた。そして私も、ヒーローがいない期間もファンで居続けていたのは、いつの間にか「北海道日本ハムファイターズ」というチームそのものを好きになっていたからなのだと思う。魅力は何?と聞かれたら即答できない。それでも好きなものは好きなんだからしょうがないじゃないの。そして帰ってきた「北海道日本ハムファイターズ」はもっと特別なものに変わった。


樋口選手、膝だったなぁ。近くで観戦していたおじさんが「膝は選手生命に関わる」と力説していたのが聞こえた。私もそう思うけれど、樋口選手はきっと帰ってくる。ファンは信じて応援する事しか出来ない。特に昨年と同様、声が出せない今年も静かに心で祈るしか出来ない。それでもその帰りをいつまでも待っている。信じている。それがきっとファンなんだとも思う。


頑張れ、樋口選手。



そして、明日は遂に。

上沢投手と楽天マー君が先発という、私にとってのただのご褒美試合。こんなに幸せが続いて良いのか、という有頂天気分だけれどもこの休日を終えたらまた頑張れば良い。そんな風にシュークリームを食べながら考えている。

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ファイターズの白星を願って、そろそろ眠りにつこうと思う。

良い夢を。おやすみなさい。



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