空虚シガイ

読み:うつせ しがい 「詩い手」。言葉を武器と拠り所にする既成概念破壊者。切なさとは強…

空虚シガイ

読み:うつせ しがい 「詩い手」。言葉を武器と拠り所にする既成概念破壊者。切なさとは強要するものではなく表現するもの。 note・Twitter・Instagramにて創作作品毎日投稿中。 ー自分を全うしたいー

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『招待状』

ごきげんよう。 改めまして、元日にnoteに初投稿させていただいた『再結晶』を読んでくださった方、スキをくださった方、本当にありがとうございます。この『再結晶』には…

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【詩】『免疫』

『免疫』 少しずつ「完璧」へと近づいてゆくことの この上ない恐怖を 焼き払ってくれ その瞳で 君だけを 欲した

空虚シガイ
13時間前
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【詩】『不燃』

『不燃』 手が届かないものをどうして消せるというの?

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【詩】『美装』

『美装』 触れない雪に似た人 誰かを想う気持ちで未来は変えられる? 本を読んで解ったことは ちゃんと役立てたい 優しく激しく燃えている あの日の記憶は いつか救…

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【詩】『輝度』

『輝度』 光っていることが重要なのではなくて 何のために 誰のために 光っているかでしょう?

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【詩】『自省』

『自省』 死ぬ確率と 生きる確率との間で せめぎあいながら 今日もひとつ 星の名前を知りました 印字されない傷ばかり増えてゆきます 声は出しているのですが、

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【詩】『追従』

『追従』 誰かの次に 何かの後に 名前を呼ばれて 私は自分であることを問われているようだ 何億光年も生きる星たちが集まる この空の下で

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【詩】『厳正』

『厳正』 選ばれなかった「事実」に足をとられて 夢が色を失っても 自分を失くさずに 明日を目指せるか?

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【詩】『偽装』

『偽装』 名前の先にあるぬくもりを 夜を片手に眺め続けた 月が霞む頃に紡がれる記憶 何度も 何度も この手で誓った 明日へ 色褪せない悲しみを滲ませて

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【詩】『錯乱』

『錯乱』 望んでいない明日が 他の誰かが望んだ明日だとして 君はその時どう生きるの?

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【詩】『非力』

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【詩】『接点』

『接点』 埋まらない距離に愛を植えます 君が見失わないように 少しだけ待っていてください たとえその「少し」が千年だとしても そうやってすれ違うこと 人間(わた…

空虚シガイ
10日前
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【詩】『融点』

『融点』 潮時がいちばん美しいなんて 聞き取れない言葉で交わされる後悔と消耗 プラスチックなラブに花を生けてくださいよ 晴れた日のアスファルトに開いた傘 平和を…

空虚シガイ
11日前
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【詩】『沸点』

『沸点』 ほとんどの人に忘れ去られた 名も無き記憶の片隅で 未完成を歌う アナタの瞳の中で あの日の夢が燃えていた 希望とは何処にあるのだろう? 安らぎで満たせ…

空虚シガイ
12日前
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【詩】『疼痛』

『疼痛』 限界までバラバラになれたら 星を羨まずにすみますか? 振り下ろされる寂寞 霞む記憶 永遠よりも完璧な人 風に薄れてゆく痛みを 赦しはしても どうか忘れ…

空虚シガイ
13日前
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【詩】『想起』

『想起』 全ての感情が凝縮された「ありがとう」を、一生かけて創ってゆくんだ。

空虚シガイ
2週間前
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『招待状』

『招待状』

ごきげんよう。

改めまして、元日にnoteに初投稿させていただいた『再結晶』を読んでくださった方、スキをくださった方、本当にありがとうございます。この『再結晶』には私自身を含めた様々な「再生」と「始まり」を表現しています。
書くという行為をある程度続けてきた自負はありつつも、noteという新しい場所での初めての投稿はとても刺激的で新鮮な光を降らせてくれました。
これからも色々な形で作品を展開して

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【詩】『免疫』

【詩】『免疫』

『免疫』

少しずつ「完璧」へと近づいてゆくことの

この上ない恐怖を

焼き払ってくれ

その瞳で

君だけを 欲した

【詩】『美装』

【詩】『美装』

『美装』

触れない雪に似た人

誰かを想う気持ちで未来は変えられる?

本を読んで解ったことは

ちゃんと役立てたい

優しく激しく燃えている

あの日の記憶は

いつか救われた想い出になるかな

見届けてよ

【詩】『輝度』

【詩】『輝度』

『輝度』

光っていることが重要なのではなくて

何のために

誰のために

光っているかでしょう?

【詩】『自省』

【詩】『自省』

『自省』

死ぬ確率と

生きる確率との間で

せめぎあいながら

今日もひとつ

星の名前を知りました

印字されない傷ばかり増えてゆきます

声は出しているのですが、

【詩】『追従』

【詩】『追従』

『追従』

誰かの次に

何かの後に

名前を呼ばれて

私は自分であることを問われているようだ

何億光年も生きる星たちが集まる

この空の下で

【詩】『厳正』

【詩】『厳正』

『厳正』

選ばれなかった「事実」に足をとられて

夢が色を失っても

自分を失くさずに

明日を目指せるか?

【詩】『偽装』

【詩】『偽装』

『偽装』

名前の先にあるぬくもりを

夜を片手に眺め続けた

月が霞む頃に紡がれる記憶

何度も 何度も

この手で誓った 明日へ

色褪せない悲しみを滲ませて

【詩】『錯乱』

【詩】『錯乱』

『錯乱』

望んでいない明日が

他の誰かが望んだ明日だとして

君はその時どう生きるの?

【詩】『非力』

【詩】『非力』

『非力』

幸せよりも温かい悲しみがあるのなら

その時の涙は何色だろう?

廻り続ける観覧車

アナタが呼ばない私の痛み

季節外れの雪に死ぬ

全てを背負って翼に変える

約束に生かされていた日々

終わらない声を

【詩】『接点』

【詩】『接点』

『接点』

埋まらない距離に愛を植えます

君が見失わないように

少しだけ待っていてください

たとえその「少し」が千年だとしても

そうやってすれ違うこと

人間(わたしたち)にはよくあることでしょう?

息を止めないで

眼差しを止めないで

夢を止めないで

心を止めないで

【詩】『融点』

【詩】『融点』

『融点』

潮時がいちばん美しいなんて

聞き取れない言葉で交わされる後悔と消耗

プラスチックなラブに花を生けてくださいよ

晴れた日のアスファルトに開いた傘

平和を謳わなくて済むなら

アナタの笑顔ももうすぐ顔を出すはず

そうでしょう?

雑音の中で尊いものになってゆく未来

明日の天気は心が決める

【詩】『沸点』

【詩】『沸点』

『沸点』

ほとんどの人に忘れ去られた

名も無き記憶の片隅で

未完成を歌う

アナタの瞳の中で

あの日の夢が燃えていた

希望とは何処にあるのだろう?

安らぎで満たせないから不可能を求めた

絶望とは何の為にあるのだろう?

死を恐れて生きることを歪めた

いつまで経ってもキレイになれない

何かがもう手遅れなのに

今も此処で こうして

砕けた硝子のように

引き際を飾ることもできず

【詩】『疼痛』

【詩】『疼痛』

『疼痛』

限界までバラバラになれたら

星を羨まずにすみますか?

振り下ろされる寂寞

霞む記憶

永遠よりも完璧な人

風に薄れてゆく痛みを

赦しはしても

どうか忘れないように

壊れることで未完成から脱却することができる

【詩】『想起』

【詩】『想起』

『想起』

全ての感情が凝縮された「ありがとう」を、一生かけて創ってゆくんだ。