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「やりたい仕事」と「できる仕事」の違い

どうも。32歳の元芸人サラリーマンです。
私のキャリアをざっくり紹介します。

Career
2009年4月 NSC(吉本芸能総合学院)特待生入学&明治大学入学
2010年4月〜2011年10月 吉本興業所属の芸人として活動
2013年3月 明治大学政治経済学部卒業
2013年4月 エイベックス株式会社 入社
2016年4月 エイベックス株式会社 退社
2016年5月 LINE株式会社 入社
2021年4月 LINE株式会社 退社
2021年4月 今の会社 入社

21歳:芸人⇨エイベックス
26歳:エイベックス⇨LINE
30歳:LINE⇨今の会社
という感じの若干異色のキャリアを歩んでいます。

芸人時代の同期(東京NSC15期生)で言うと、今をときめくニューヨークや鬼越トマホークなどかなりキャラクターが渋滞している期でした。

東京NSC
1期生 品川庄司、ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)
2期生 松田洋昌(ハイキングウォーキング)、ガリットチュウ、関暁夫(元ハローバイバイ)、佐久間一行、くまだまさし
3期生 トータルテンボス
4期生 インパルス、ロバート、森三中、椿鬼奴
5期生 三瓶、平成ノブシコブシ、ピース
6期生 とにかく明るい安村
7期生 もう中学生、ですよ。
8期生 スリムクラブ、ジョイマン、尾形貴弘(パンサー)
9期生 しずる、ハリセンボン、囲碁将棋、ライス、菅良太郎(パンサー)
10期生 オリエンタルラジオ、はんにゃ、フルーツポンチ、トレンディエンジェル
11期生 エド・はるみ、チョコレートプラネット、シソンヌ、向井慧(パンサー)
12期生 渡辺直美、ジャングルポケット
13期生 田畑藤本、姫ちゃん、山崎恵(相席スタート)、TEAM BANANA
14期生 ダイタク、山添寛(相席スタート)、りんたろー。(EXIT)
15期生 デニス、マテンロウ、ニューヨーク、おかずクラブ、横澤夏子、鬼越トマホーク、 ビスケッティ、 西村ヒロチョ、Everybody タクトOK!!、カナメストーン
16期生 やさしいズ、ゆにばーす
17期生 ラフレクラン、空気階段、オズワルド、
18期生 おばたのお兄さん、レインボー、ひょっこりはん、田辺智加(ぼる塾)
19期生 兼近大樹(EXIT)、放課後ハートビート

敬称略

そんなこんなで今回のテーマは「やりたい仕事」「できる仕事」の違いです。私自身、やりたいことはお笑い芸人でしたが、諦めました。ただ、夢を追う人のサポートするという仕事は今でもやっております。

今回は、「やりたい」という「Want」という部分と「できる」という「Can」の部分の重要度や考え方について書いていきたいと思います。

①働くことにおいて重要なことは「できる事」

働くことにおいて重要なことはなんでしょうか?
多分この答えは無限にあるし、人それぞれです。
なので個人的な解釈で書いていきます。

私にとって働くということは、必ず「できる事の延長」ということを意識しています。ただこれはあくまで、「主観的にできる事」ということだということを覚えておいてください。

自分の中で「これだったらまぁできるだろう」という感覚で大丈夫です。
他人から見て「できる」はかなりハードルが高いですし、自分ではわからないものです。
自分の中の「これならできる」という感覚って何かありませんかね?

そのようものを指します。

私で言えば、芸人を辞めて、どんな会社に行こうか悩んだ時に「夢追い人の後ろ盾になる」ということならできる気がしました。
勿論、経歴的に説得力が増しているという部分もあると思いますが、人には必ず潜在的にできる仕事があると私は思います。

過去の経験でも良いですし、これだったら容量良くできるなぁ〜。みたいなことを自分なりに言語化していくことを意識してみてください。

②やりたい仕事は

一方でやりたい仕事とは?
これも自分の中で言語化してみたのですが、「やりたい仕事=不向きorこれから挑戦すること」と捉えています。
勿論、過去に経験ある仕事を「やりたい仕事」として捉えている方もいると思いますが、それは私から言わせれば「できる仕事」にカテゴライズします。
そにため、私の中では、「やりたい仕事=不向きorこれから挑戦すること」です。

ⅰ.「やりたい仕事=不向き」について

まず不向きですが、これは自分の中でチャレンジしたけどうまくいかなかったことです。私で言うお笑い芸人ですね。やりたいけど、続けることが困難であった。ということです。
会社の中でもこのようなシチュエーションはあると思います。
「営業やりたかったけど、中々数字が取れず、社内異動を通達された」
↑のようなシチュエーションは、「やりたい」という心の中の灯火はまだ消えてないけど、半ば強制的に続けられないのです。

ⅱ.「やりたい仕事=これから挑戦すること」について

これは文字通りこれからチャレンジしたいことです。基本的に未経験のものになります。結構多くの方が「やりたいこと=これから挑戦すること」なのではないでしょうか?
例えば、一つのプロジェクトにアサインされて、別のチームの方の仕事ぶりを見て、「自分もこっちの仕事やってみたいな!」や、同級生から別の業界の話を聞いてみて「自分も別の業界にチャレンジしたいな!」など。
タイミングは様々かと思います。

③結局どのようなバランスが重要なの?

私の考えでは、「できる仕事というベース」からは足を外していけないと思います。完全に「やりたい仕事」に身を振るべきではないと考えてます。

仕事には、「業種」「職種」があります。
このどちらかを完全に「やりたい仕事」として振り切ってしまうとかなりデンジャラスゾーンに突入します。

例えば、今の仕事が食品メーカーの営業で、やりたい仕事が医療系マーケティングだとしましょう。

まずは「できる仕事の軸」を決めます。この場合はまず「営業」なのか「食品メーカー」なのかです。
なので、まずファーストステップとしては、下記のような会社に一度転職してみてはいかがでしょうか?

①「医療系の営業」
もしくは
②「食品メーカーのマーケティング」

に自分の身をおくべきでしょう。
つまり「できる仕事」の軸を作っておくということです。

「未経験業種かつ未経験職種で働く」ということは精神衛生上良くないと考えます。転職では、必ず自分の武器が使える戦場に赴くべきです。

イメージ的には陣取り戦です。

「できる仕事」の陣地を増やしていくイメージです。ただ、攻めるべき陣地は必ず「できる仕事」の隣の陣地であること。
このような攻め方をしていけば、やりたい仕事への挑戦もしやすくなりますし、成功確率をグンとあがるかと思います。

まとめ

というわけで、まとめです。
私が、初めに言った「働くということは、必ずできる事の延長」
という意味が伝わりましたでしょうか?

人それぞれ考え方はあるかと思いますが、自分なりに言語化してみました。

人はみなやりたい事で生活をしていきたいです。
でも、何と無くそれっぽい理由をつけて動かなかったりしています。

でも、それってすごい機会損失ですし、上記のような考え方で少しずつ、「やりたい仕事」に歩み寄っていけば夢は必ず叶うと思います。

私にとって「お笑い芸人」「やりたかった仕事」として過去のものになっています。なので、これから「やりたい仕事」に向かって歩みを止めずに目の前のプロジェクトに全力注いでいこうと思います!


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