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なぜ人は亡くなった人を「星になった」というのか
これだけ沢山の本の話をTwitterでしている私にも、かつて全く本に触れたことがなかった時代があった。
本格的に読書を始めたのは大学に入学してからで、高校時代は多忙を理由に読書の時間をしっかりと確保することができなかった。それでも文章を読むことは大好きで、今思えば現代文の勉強や論文試験の勉強ばかり励んでいたような気がする。
そんな私に人の文章に触れる読書の楽しさを教えてくれたのは中学生の頃出逢っ
どうして仕事ができない人より優秀な人の方が怒られるのか-『おいしいごはんが食べられますように』を読んで-
読み終わった衝撃を忘れたくなくて取り急ぎこのnoteを書いている。深夜2時に寝る前に少し...と思って読み始めた小説を、結局夜ふかしをして読み終わってしまった。
今年の芥川賞受賞作として以前から気になっていた1冊であり、柔らかいタイトルと装丁である。しかしそれとは裏腹に、現在の社会の誰もあえて目を向けない闇を突く小説であった。思いっきりタイトルや表紙を裏切ってくる。タイトルに対する拘りや話の展開が