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大学受験体験記-春から大学生になる皆さんへ-

明日で国立大学の前期試験合格発表は終わってしまう。 新傾向になってしまった共通試験に、初めての緊張と不安で堪らなかった現役生も、去年悔しい思いをしてこの1年必死の思いで机に向き合ってきた浪人生も、たくさんの受験生がいて。 大学受験は非常に倍率が高い。全国で50万人前後が一斉に受験し、たった1日で自分の人生が変わってしまう。特に国公立は卒業後に合格発表があり、その日に近づけば近づくほど、鼓動が速くなり胸が苦しくなる。 私も受験生時代その50万人のうちの1人として同じように過ごし

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    • なぜ人は亡くなった人を「星になった」というのか

      これだけ沢山の本の話をTwitterでしている私にも、かつて全く本に触れたことがなかった時代があった。 本格的に読書を始めたのは大学に入学してからで、高校時代は多忙を理由に読書の時間をしっかりと確保することができなかった。それでも文章を読むことは大好きで、今思えば現代文の勉強や論文試験の勉強ばかり励んでいたような気がする。 そんな私に人の文章に触れる読書の楽しさを教えてくれたのは中学生の頃出逢った1冊の小説だった。

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      • どうして仕事ができない人より優秀な人の方が怒られるのか-『おいしいごはんが食べられますように』を読んで-

        読み終わった衝撃を忘れたくなくて取り急ぎこのnoteを書いている。深夜2時に寝る前に少し...と思って読み始めた小説を、結局夜ふかしをして読み終わってしまった。 今年の芥川賞受賞作として以前から気になっていた1冊であり、柔らかいタイトルと装丁である。しかしそれとは裏腹に、現在の社会の誰もあえて目を向けない闇を突く小説であった。思いっきりタイトルや表紙を裏切ってくる。タイトルに対する拘りや話の展開が、少し今村夏子さんの作風に似ていると感じた。彼女の作品が好きな方には是非読んでも

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        • 何気ないまた明日を願って-『鬼滅の刃』より

          昨年大ヒットした鬼滅の刃。アニメ漫画映画その全てで老若男女を魅了し、グッズも爆発的な売り上げを誇った。 その多種多様なキャラクターだけではなく、鬼になってしまった自分の妹を人間に戻すために、主人公が鬼狩りである鬼殺隊に入隊して、身近な人の死を痛いほど経験するその過程こそ、この作品の魅力である。 彼が出会う周りの人も、それぞれに大事な人を喪くし、過ちを犯し、暗い過去を抱えている。 もしあの時別の行動をとっていたら。もしあの時もっと自分が強くて鬼に立ち向かえる存在であったなら。そ

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