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デザイナー視点で振り返る「 #20代マーケピザ クリスマス編 〜"愛される"サービスの作り方〜 」
こんにちは。
菅野美音(@sgnmio)です。藝大デザイン科におり名前の通り「美」術と「音」楽に関わって生きています、そんな人間です🎅
昨日は『#20代マーケピザ クリスマス編 〜"愛される"サービスの作り方〜』でした!参加の目的は今開発しているサービスや関わっているコミュニティづくりに転用できるナレッジ・思考を得るため。🕺
もりだくさんの学びを得たので、整理しつつ、そしてデザイナーとしての視点を交えつつここにまとめます!
"愛される"ためには、まずは自分が"愛す"こと
早速ですが、まずはこれ。イベントタイトルにして最も大事だと感じた部分です。
"愛される"サービスを作るためには、まずは自らが"愛す"こと。
— なかがわ@MOCHICA (@nakagawa6209) December 23, 2019
サービス、プロダクトのことを最も深く知りその強みを最大限にまで引き出したマーケティング活動を考えてあげる
#20代マーケピザ
リアリティがあって役に立つことは、面白い。
— ユート🎲ノマド家@茅ヶ崎オーナー🎲Webマーケもやってるよ🎲 (@yuto_bdg) December 23, 2019
逆にリアリティがなくて役に立たないことは面白くない。
自分の切実な心のニーズがリアリティ。
だから自分を掘れ。
#20代マーケピザ
リアリティがあって役に立つものは、面白い。
ただし、面白いものがどれもリアリティがあって役に立つかというと、そうではない。
これがけっこうミソで、面白いものを作るならまずは役に立つものになっているのかをよく考えるのが必要です。無理に「愛されよう」と考えてしまうと、リアリティの無い愛されないサービスになってしまいます。
ではどうやってリアリティを探るのかといえば、
自分が愛せないサービスは愛されにくい
— みや (@CtoD_nAI) December 23, 2019
自分が愛せるサービスは愛されやすい#20代マーケピザ
つまるところ「自分」に立ち戻ることです。🙆♀️🙆♀️
自己理解から他者理解へ
「こういう人っていそう」と想像を働かせてペルソナを想像するのもよいかもしれませんが、いるかもしれないけれど、もしかしたら"0"かもしれないですよね。
でも、もし自分がそのサービスを愛せる"1"なのであれば、少なくとも0ではなくなるわけです。
自分を信じるというより、「自分を知る」ということが大事。
— 菅野 美音|音楽 × マーケ × 共創デザイン (@sgnmio) December 23, 2019
どうされたら嬉しい?どうされたらいやか?それが起点になる。#20代マーケピザ
ただそこで自分を過信してしまうのもキケン。「信じる」のではなく「知る」のが大事だというお話でした。これ忘れがちですが、とっても大事なことですね。
なぜそれが大事なのかを言うならば自分を理解できない人が他人を理解することなんて不可能だからです。(これ、真理だ)
デモグラではなく価値観や美意識でのセグメントをする、顧客像の掘り方
そこで実際に私が新規サービスづくりで行なっている、"自分"に基づきつつ価値観・美意識を切り口に顧客像を掘る手法を共有します。
これ今までもやもやと頭の中にあったことなのですが、今回の青木さんのお話がヒントとなりこう体系化することができました!
①自分(or類友)を言語化する
②言語化したことばからイメージをふくらます
③そのイメージに合うイメージボードをつくる
④その世界観に共感してくれる"類友"を発見し観察する→①へ
言語化してペルソナをつくることは大切なのですが
🤨「こういう人がペルソナだ!」
と決めつけてしまうとそれに囚われてしまう危険性があります。私自身そうなった経験があります·····笑 ブランドに共感して買いたいと思ってくれる人は、そのペルソナ以外にも実際のところいるはず。
でも顧客像すべてを挙げていってもきりがない。ではどうするか。
ここで大事になってくるものが、「イメージ」というものを通して顧客を見ることだと思っています。
近頃"ビジネスマンにアートや想像力が必要だ"なんて言われはじめているのはこのようにイメージをもつことが必要になってきつつあるからなのではないかと。言語でしか考えられない頭の硬い人間がやろうとしてもどうしても限界があります。
(山口周さんのこちらの本は、知人に薦められちょうどこれから読もうとしておりました👇)
私ごとの話ですが、こういう流れがもっともっと大きくなりブランディングデザイナーの市場価値が上がっていったらいいな、と思っています。
私はまさにブランディング構築が大好きで得意なデザイナーなので。
そもそもなぜブランディングが必要か
ブランディングはボトムアップでは実現しづらい。最上位の人間がちゃんとやる気にならないと変わらない。
— ひじかた (@y_hijikattar) December 23, 2019
「ブランディングってなんでやるの?」
っていうと、究極的にはコストの低減に尽きる。#20代マーケピザ
ブランディングをなぜするのかといえば「コストの低減」のためです。
ブランディングが効いてくると獲得コストはどんどんと低減されていきます。·····ということは、逆に言えば『目にする前に「欲しい」という心を立ち上げられるか』でブランディングができているかの判断をすることができます🤔
ちょっとイメージが湧きづらいので具体例をあげると、とあるアーティストがいたときにそのアーティストの曲を聴いてもいないのに”聴きたい”と思わせられてるならブランディングができている、ということ。
このUX指標はすごくわかりやすいですね。
またここで得た個人的な学びを挙げます。
ブランドはこちらが”創る”ものなのではなくユーザーと”共創する”ものなのではないかという問いが生まれました。
「こういう世界観が絶対!」と価値観を押し付けをするのではなく「この世界観に共感してくれる人、集まってくれませんか?」という姿勢でいて、なおかつ共感ユーザーとの対話を意識することが愛されるブランドづくりには大事になっているのかな、なんて思ったりします。
対談中も無印良品のブランディングが最大の成功例なんて話が出ましたけれど、
無印良品が目指しているのは「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感をお客さまに持っていただくことです。
── 「What is MUJI?」より
まさに上記に挙げたブランドの姿勢を感じます。
対話という点に関しては、無印良品店舗やCafé MUJIなどオフラインでブランドに触れるタッチポイントを増やしていること、サイトの「無印良品のカタログ化」、くらしの良品研究所などが挙げられます。
ブランドこそ創るものではなく創られるものな気がする。
— なかがわ@MOCHICA (@nakagawa6209) December 23, 2019
どれだけこちら側で意図して動いてもブランドを創るのはユーザーなのかなと #20代マーケピザ
ブランドも企業も生き物であって不定形な「なにか」── 共通認識、だと思うのです。「なにか」は企業だけにはなくて、ユーザーだけにもなくて、二者の間に浮遊しているんじゃないかなあ。#20代マーケピザ
— 菅野 美音|音楽 × マーケ × 共創デザイン (@sgnmio) December 23, 2019
みんなに共通して在る「なにか」をとりだし、形にしたものが「ブランド」と呼ばれる概念なのかもしれない。そう考えると、ブランドデザインってやってることえぐくない?だからあんなにおもしろいのかー。#20代マーケピザ
— 菅野 美音|音楽 × マーケ × 共創デザイン (@sgnmio) December 23, 2019
また、ブランディングは短期的に効果測定することが難しいことから経営とブランディングの結びつきの難しさも話題にあがりました。
ブランディングを生かすも殺すも経営者の在り方次第
経営者が本気でやらねばブランディングはできない。時間かけてちゃんと"やりたくなって"やろうってなったらやる。
— 菅野 美音|音楽 × マーケ × 共創デザイン (@sgnmio) December 23, 2019
城は大工さんから建たない。人もお金も時間も必要。 #20代マーケピザ
「城は大工さんから建たない」という例え、わかりやすすぎて膝打ちパァンでした!😂
ブランディング構築をしたのにそれをうまく運用できなかった例もいくつか知っていたりします。ブランディング構築ができるデザイナーやクリエイティブディレクターがいたとしても、その人たちのスキルを生かすか殺すかは経営者にかかっている、ということです。
そして、マーケターとしてのTodo
マーケターにとって停滞は衰退と同義。
— なかがわ@MOCHICA (@nakagawa6209) December 23, 2019
機能しなければ全ての購買プロセスが停止して結果、"愛される"サービスとはなり得ない。
行動あるのみ。#20代マーケピザ https://t.co/c1bf0bNTSk
「現場の人が熱感じてキャッキャ言って仕事できてるか」が大事じゃない?#20代マーケピザ
— 菅野 美音|音楽 × マーケ × 共創デザイン (@sgnmio) December 23, 2019
・悩んだら小さな行動をして小さな材料を得ること
・現場に熱をもたせること
これらはいつも目にする手帳の行動チェックポイントに書き加えました!マストで実行していきます💪
全体のまとめツイート
「聞けて良かった」で終わらず、今後のアウトプットに繋がる #20代マーケピザ でした!
— たけぶち (@k_takebuchii) December 23, 2019
・「ユーザーの声を聞く」よりも
・ブランディングへの社内理解
・結局「面白い」とは何か?
・「悩む」と「考える」の違い
【ハイライト】
"愛される"サービスの作り方を考えるなら、まずは"愛する"から始める pic.twitter.com/1fZ72j40Mz
#20代マーケピザ
— しむらゆ|Marketing (@sbc_addict) December 23, 2019
自分メモとして。
今日のgood 発信するというチャレンジ
今日のカイゼン 1-Nの本は1度だけでは足りなかった。。また読まなきゃ。。 pic.twitter.com/lmJiCXQDs5
それってマーケティングですね!の魔法のコトバ通り、マーケと言ってもいろいろな方向からマーケ関連の仕事をしている人がいて、キャリア迷っている自分にとってはとても刺激だった。空気感とてもよかったので、次もぜひ参加したいな!多方面からマーケティングを学べる機会、大切。#20代マーケピザ
— さかなまるい (@sakana_marui) December 23, 2019
マーケピザ🍕
— ユート🎲ノマド家@茅ヶ崎オーナー🎲Webマーケもやってるよ🎲 (@yuto_bdg) December 23, 2019
楽しかったー!!
学びもあったし、時間短かったけど色んな人と交流できた😊✨
交流してくれた人ありがとうございました🙇♂️
すがけんさん@xxkenai と話せなかったのは残念だったけど、美味しいプリンご馳走様でした🍮#20代マーケピザ pic.twitter.com/CyKVoxhbtg
本当に生きた学びを得られる熱い空間でした!
— アミ#バティック女子 (@Happychan_1789) December 23, 2019
この学びをアウトプットし、なおかつ行動に移さなければ!!
今日繋がれた仲間の方々もいらっしゃるから意識が上がる💭
すがけんさんありがとうございました😊(@xxkenai )
このイベントを紹介して下さった美音さん、ありがとうございました😊
(@sgnmio ) pic.twitter.com/c85jhUXOQC
そうそう、#20代マーケピザ は学びのあるトークセッションだけでなく、毎度おいしいお食事を提供してくださるのです・・・😋
#20代マーケピザ ではお馴染みの @highfivesalad の水野さん。健康まじで大事なのでここにきたみんなには美味しいものを食べて欲しい。 pic.twitter.com/LNi6xe3J6Q
— 菅原 健一(すがけん) 🇯🇵🇺🇸🇫🇷「価値は相手の変化量」企業の10倍成長アドバイザー (@xxkenai) December 23, 2019
#20代マーケピザ きました!
— 菅野 美音|音楽 × マーケ × 共創デザイン (@sgnmio) December 23, 2019
毎度おなじみ #highfivesalad @highfivesalad さん🙌🥬🥦🌽🥒 pic.twitter.com/mb6LHBsNUY
いつもパワーサラダ専門店HIGH FIVE SALADさんのサラダいただいております、おいしいサラダをありがとうございます😋
今回はりんごが入ったシャキシャキサラダをいただきました🍎フルーツ入りサラダは尊いです。(毎度いくつもあってどれもおいしくて迷います)
おかしやうっちー
— Kanazawa Yui 金澤結衣 マーケティング・ブランドPR/政治勉強中 (@kanazawa_yui) December 23, 2019
さんのケーキ!
執念で勝ち取ったり!笑
プリン。ふわふわで最高でした!
クリスマス前に、この数は凄い…#20代マーケピザ pic.twitter.com/P3hCTd4uyK
#20代マーケピザ にて #おかしやうっちー さんのシュークリームを食した!
— なかがわ@MOCHICA (@nakagawa6209) December 23, 2019
結論めちゃくちゃおいしいのでリピートしたい!
千駄ヶ谷だからいけるぞー!https://t.co/o6D1HNRBWJ
今回は特別に #おかしやうっちー さんのプリン、ケーキ、シュークリームがずらり・・・!シュークリームいただいたのですがふわふわとろとろで美味すぎました、買いに行きます😂
今回の私の変化量まとめ
「今開発しているサービスや関わっているコミュニティづくりに転用できるナレッジ・思考を得る」という参加目的は達成💮
私がすがけんさんを好きになったきっかけ「価値とは相手の変化量」ということばに基づいて、今回の私の変化量=価値をここに残しておきます。
✔️自分が"愛する"ことというサービスづくりに最も大事なことを知れた
✔️自己理解なしに他人を理解できないという真理を刻めた
✔️ブランディング構築のプロセスを言語化できた
✔️ブランディングの必要性を再認識できた
✔️ブランディングデザインとは共創デザインの最たる例なのではないかという問いを得た
✔️意識したいTodoを得た
・悩んだら小さな行動をして小さな材料を得ること
・現場に熱をもたせること
✔️おかしやうっちーさんリピすることを意思決定した
以上です!
アウトプットが一番のインプットだと考えているので、こうしてインプット後自分ごと化してアウトプットするって本当に大事だなと思います。すっきり自分の中に落とし込めました!あとは行動に落とし込むのみ。
今回もありがとうございました〜〜、みなさまよいクリスマスをお過ごしください🎅🎄
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