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深夜ガタンゴトンマガジン

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立教大学の劇団しどろもどろで同期だった男3人で「演劇と〇〇」を主なテーマにnoteで配信していきます。中小企業改革をしながら創作を続ける裕本、営業マンをしながらWeb製作勉強中の… もっと読む
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#社会

「ごめんね」と「ありがとう」の距離感。 - 文化・言語感覚・身体性について- 【エッセイ】

「ごめんね」と「ありがとう」の距離感。 - 文化・言語感覚・身体性について- 【エッセイ】

外出制限と人間関係の変化?
先日、ネットの記事で「コロナ離婚」なる言葉を見かけました。外出規制(自粛要請)によって家族・夫婦で過ごす時間が増え、家事や育児・家庭における時間の使い方におけるすれ違いが原因となり、離婚に至ることをそう呼ぶようです。

外出制限によって他者とのコミュニケーションが断絶され、孤独感を覚える人が圧倒的に増えることを想像していました。しかし蓋を開けてみれば、もちろんそういった

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わたしが演劇と裕本恭について思うこと。-マガジン開設に寄せて【エッセイ】

わたしが演劇と裕本恭について思うこと。-マガジン開設に寄せて【エッセイ】

「こうであるべき演劇」の不毛

演劇とはなんだろう。そんな言い方をすると、なんだか大それた、学術的な、小難しい話をしているみたいになってしまうかもしれない。だから質問の仕方を変えて例えば、あなたが演劇に期待すること、求めることはなんですかと考えてみたい。

概して「演劇」媒体に対して持つイメージは各々あって、殊にそれは、育ってきた環境や触れてきた作品、たとえばあなたが今までに好きになった人や恋人、

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