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高山瀧喜 『凡人は天才に勝てる』

高山 瀧喜です。

僕はセンスのない凡人です。

みんなにできることができなく、苦しい思いをしていました。

しかし、ある転機があったのです。

それは専門学校のテストでした。

国家試験まであと八ヶ月ほどしかない状態で僕は点数が

一つの教科で大体2〜10点しか取れなかったのです。

先生からこのままではほぼ受からないとまで言われました。

はっきり言って絶望しかありません。

僕は10歳から鍼灸師、マッサージ師の国家資格を取るためだけに生きてきました。

しかし、発達障害のために暗記ができなかったのです。

『このままでは人生が終わる』

まるで『死』を感じ取るように心に激震が起きていました。

しかし、とある方法をやってから「コツ」を掴んで成功していったのです。

最低点数 2点から→98点まで三日で進化しました。

当時学年トップは96点平均です。

人生で初めて学年で一番になりました。

周りは響めいたのです。

『まぐれだ』『カンニングしか考えられない』

と多くの人が詰め寄ってきました。

二回目のテスト

94点でした。

しかもそのテストは過去で一番難しい範囲で

そう簡単には点数が取れないようにしてあります。

しかし、取れた。

学年では2位でした。

また周りが騒ぎ出しました。

そしてみんなに問い詰められました。

『どうやって勉強したの?』と。

『教科書の文章を全て暗記して口頭で言えるようにした』

と答えたのです。

そう。

僕は三日間寝ないで300ページ以上ある教科書を暗記に

成功しました。

これが凡人が天才に勝つ方法です。

あまりにも壮大なことに信じられることはなく

すぐさま問題を出されました。

『45ページの口頭から中盤まで答えてみて』と。

10行以上の文章を5問出されましたが

全部暗記しているので、全部正解しました。

常に80点クラスを連発している人たちは

驚きを隠せません。

その日以降、凡人の下克上は止まりませんでした。

その方法は二つ。

一つ目

1P→315Pを

1、2→1、2、3→1、2、3、4と進んでいきました。

1→315まで行ったら

315→1まで行くのです。

これを音読のみで行いました。

気絶していた時間は少しだけありますが、ほぼ起きていました。

2つ目

過去問の暗記。

僕の世代は過去問がたくさんあるので、対応は非常に簡単です。

しかし、難易度は恐ろしく難しいので

できる人は限られていきます。

満点を取れるまで何回もやりました。

そしたら

このループを5回くらい繰り返していると不思議なことに

暗記ができるようになっていきました。

多分、あの三日間の地獄で脳の暗記回路が形成されたのでしょう。

一回だけ試しに「手を抜いて」取り組んでみました。

いつもは16時間勉強して90点以上取っていたところ

8時間くらいで軽めに勉強したのです。

そしたら案の定

79点でした。

そこで感じたのです。

『あ、これいける』と。

僕は基本目が空いている時間は勉強に費やしていたので

勉強をしてない時間が寝ている時以外ありませんでした。

お風呂、運転、歩きでは音源

トイレでは教科書

食事ではユーチューブで医学の勉強

という生活を送っていたのです。

今考えれば、異常そのものですよね。

こんなことがあり、無事に国家資格に合格いたしました。


あ、ちなみに僕はあくまでも治療に専念するために

国家資格の勉強は二ヶ月しかしていません。

3年間のうち

2年と10ヶ月は体を治す勉強しかしていません。

テストも赤点の連続です。

その期間に何をしていたかというと

2000人以上の人にマッサージと鍼の施術をしていました。

もちろん、無料で。


今日はこのへんで。

高山 瀧喜でした。


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