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yabayaba人生をさめざめと打ち込みにきた。読まんでもええ。

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最近の記事

推しにまつわる飯を食う

こんにちは。こんばんは。おはようございます。 夏、やっとおわりましたね。あんなに暑さに怒り狂っていたのに、次の日にはいきなり冬なのでそれはそれで気が抜けて喉がおかしくなったり真冬用の布団を出したりしていました。 過ごしやすいこの一瞬の間にやっておきたかった一個前の記事の続きをね、ちょっとやったんで書きにきました。 友人に集まってもらって好きな作家さんの出身地かつ好きな小説のモデル土地大分県中津(や周辺)の飯を作るの会(2回目)を開きました。 参加者全員が東海地方出身なの

    • 推しにまつわるグッズ(いえ)がほしい。つくるか。

       こんにちは。こんばんは。おはようございます。  ホラー、お好きですか?私はかなり好き。インターネットは空前のホラーブームで季節を問わずなんやかんやあって最近とても居心地がいいです。苦手なひとは本当にイヤだろうなあと思います。ジャンプスケアは私も苦手です。不意打ちはギョァってなる。  はいはいまたホラーねもういいよ……って言われてる気がする。でも素直に自分と向き合ったら深層心理やら無意識の感覚やら年齢の色々を辿っていってこのジャンルに到着しません?メメントモリ。私はそうだ

      • 【読書感想話】[千年樹 荻原浩][裏庭 梨木香歩著]

        前置き  「前よりnote読みやすくなってるよ!その本読みたくなった」  久々に会った友人Aにそう言って貰えて嬉しかった。  そもそも人に読んでもらい、しかも理解してもらおうと思ってnoteを書き始めていなかった。 完全にストレス発散で書き散らした言葉未満の羅列。 やっていることは、ほぼ誰も見ていない個人サイトを作ってガラケーで撮影した写真と共に日記を書いていた頃と何も変わっていない。その後はmixiに同じ事をしたし、Twitterでもどこでも結局同じことをしている。

        • 【聖地巡り日記】漫画紹介話「えびがわ町の妖怪カフェ」 ~養老の滝~

          いきなりなんですけど、おすすめの漫画を紹介したい。 えびがわ町の妖怪カフェ 著:上田信州 霊感体質の主人公、"まなちゃん"がその体質のせいで母親との間にできてしまった距離感から夏休みの間、親戚の佐吉"おじさん"の元に預けられそこで繰り広げられる不思議体験の物語…… えびがわ町を舞台に短い夏休みをめいっぱい凝縮したようなお話の数々。 大変癒されるのは勿論のこと、子どもと親、子どもと大人、人と人はどうやって接していけばいいのだろうねぇという普遍の悩みを豊かな自然の中で妖怪

        推しにまつわる飯を食う

        • 推しにまつわるグッズ(いえ)がほしい。つくるか。

        • 【読書感想話】[千年樹 荻原浩][裏庭 梨木香歩著]

        • 【聖地巡り日記】漫画紹介話「えびがわ町の妖怪カフェ」 ~養老の滝~

          【読書感想話】「山の霊異記 赤いヤッケの男」

           山×山野草×怪談×鉄道の話があるって、どうして早く教えてくれなかったんですか?  めちゃめちゃ私が好きなやつだった。早く言ってよ。好きなもの×好きなものの集合体みたいになってる。誰も教えてくんないから、ずっと積んでたよ。  読んでいて一番好きな話「急行アルプス」  この1本を読むためだけに読み始めてもいいと思う。  他の話もめちゃめちゃ、うわ嫌ダァになれておすすめです。  「カラビナ」「ゾンデ」「猿ぼぼ」好き。 登山趣味人達の話なのだなという情報以外は入れずに読むこ

          【読書感想話】「山の霊異記 赤いヤッケの男」

          【掘り返し日記】オタ婚活パーティー

           牡蠣先輩(https://note.com/sennoadabana/n/na3c808309cc8)に誘われて婚活パーティーに参加した話をしようと思う。男女の参加費が高額で均等な年収や職業まで開示しているやつとかではない。かなり緩いと感じた会だ。  社員同士の付き合い+婚活ってどんなんかなぁという物見遊山の感情と、参加者は皆オタクの人であることが予め明記されていたオタ婚活会だったので参加すると返事をした。  ついでに同じエリアで気の合うオタク友達(男女どちらでもいい)

          【掘り返し日記】オタ婚活パーティー

          【読書感想話】「緑の我が家 Home,Green Home」

            続けざまに小野不由美の短編を読んだ。ファンの間ではグリーンホームと呼ばれている?フォロワーさんも十七歳と共に良い作品です。と名を挙げている名作短編。よしゃよしゃよしゃ~!すぐ読むぞと読み始めた。書き出しを大体ふざけてしまう。オタクの悪いところだと思う。    いや、レイヤーが凄すぎる。 いや、ストーリーもそうなんだけど、住んでいるアパートの表現も時間軸も、起きる怪異の数々も……そして主人公浩志君の過去から今までの、レイヤーが凄すぎる。 タイトルに緑が入っていて、作中にも緑

          【読書感想話】「緑の我が家 Home,Green Home」

          【読書感想話】「過ぎる十七の春」

          ああ~~今!!!今今今!!!!今読んで!!! 私が書店員だったら、絶対今!面陳する!!!読みましょう!今だよ!  初夏の筈なのに灼熱空気が取り巻く季節の変わり目、いかがお過ごしですか?寒さと極暑さで自律神経めちゃめちゃにするのやめてもろて……本読むのがあまりにも良くて取り乱しちゃった。今日は寒くない?そうですよね。すみません。 読書体験をしていて、本に呼ばれることってありますか?私はよくあります。スピとか言わんでくれ……すまん語彙がなくてそういう話じゃないのにうまく伝えら

          【読書感想話】「過ぎる十七の春」

          【日記】BBQした。

          マツコ・デラックス「ホコリかぶった肉食って何が旨いの?」 TV番組でそう語るマツコを見て、ほんまそうねと頷いていた。 おしゃれで高級なキャンプグッズを取り揃え、ハンドドリップで珈琲を入れ、友人同士、家族の団欒、爽やかにアウトドアアクティビティを楽しむ群れ……。 一体幾らかけてその様子を手に入れているんだろう。爽やかに笑ってさ。 BBQが好き人種とぜったい仲良くできないな……と思いこんでいた。マツコさんの感情とはまた違う、真逆の人種への……ようは憧れの拗らせからの頷きである

          【日記】BBQした。

          【映画感想話】「銀河鉄道の父」

           珍しく、母から「映画に行かない?」と連絡がきた。 「何?」 「銀河鉄道の夜」 ……タイトルを間違えているがおそらく銀河鉄道の父のことだな。 「行く。チケットとるね」 ・・・・・・・・・・・・  母はあまり本を読まない。私は漫画も小説も読める環境が整っていれば勝手に読み始めて一日を過集中で使い潰すような人間なのだが、母は気に入った作品を勧めたり一緒に鑑賞しようと誘っても、途中で寝落ちていたり、離脱しているような……そんなひとだ。辛うじて週ドラマのような映像作品はTVを通し

          【映画感想話】「銀河鉄道の父」

          【掘り返し日記じゃない】読書感想話 「あの世からのことづて」

          [あの世からのことづて/松谷みよ子] 友人から借りた本三冊目の感想。  ジャンルとしてはエッセイだそうです。エッセイってこういうのもありなんだ?と思った。読書って型から飛び出すみたいななんでもあり世界があって読み始めるといろんなリズムに乗れるので、やっぱ面白…になったな。読書ってジャズ。 松谷さんが集めた自分に近しい人から聞いた死にまつわる不思議な話のまとめ、といった感じ。 私の遠野物語という副題がついています。  導入で、一つの話には必ず連れがある。同じ型の話が、北と

          【掘り返し日記じゃない】読書感想話 「あの世からのことづて」

          【読書感想話】「草の花」福永武彦著

          [草の花/福永武彦] 友人が貸してくれた本2冊目。ありがとう友人。信頼のラインナップ。  文がとにかく美しくてなんども押し寄せる孤独に胸が張り裂けそうになった。 なーーーーーーーーんで、愛し合ってるのに愛し合えないんだーーーーーーーーーーーーーーー(???) になってしまった。 ごめんね、ほんとに全てが美しくて読み始めから終わりまでなんの文句もないんだけど…… この美しくて孤独でたまらない世界を蹴破ってでも、他者を許容することという普遍的な、当たり前な、変化を恐れず受け

          【読書感想話】「草の花」福永武彦著

          【掘り返し日記】山の麓の喫茶店でバイトしてた話2

          おげげ~な思い出ばかりを打ち込んでいたら、気が滅入ってしまったので、古民家喫茶店であった記憶に残ってる面白かったことをちょっとまとめます。些細。 ・湿った落ち葉ってめっちゃ滑るので庭で掃除してて崖(みたいになってる場所がある)をスキーのごとく滑落したこと。 心臓止まるかと思った。雨の日の後落ち葉が積もった坂を踏むのはやめよう!めちゃめちゃ滑るぞ。  店に来てた客も庭石の上に登って写真撮影しようとして紅葉を踏んで滑り落ち、そのまま岩の下に流れる川へダイブして骨折したらしい。撮

          【掘り返し日記】山の麓の喫茶店でバイトしてた話2

          【掘り返し日記】やべーカルト集団が居座ってる山の麓の喫茶店でバイトしてた話

          過去、転職が決まるまでの間にアルバイトをしていた時期の話をしたいと思う。 20代前半の1年未満の話だ。数か月間の話なのに今でも思い出すと少し心臓がバクバクする。たぶんこれが本当のトラウマというやつだと思う。 私はこの話をネットでするのがかなり怖い。なぜなら特定される要素が多すぎるからである。 主要なワードで調べたら今でも2ちゃん(5ちゃん)ヲチスレログが残っているし、その話を書いているブログなんかも出てくる。 単語で検索をかければネットに慣れてる人なら場所ぐらいはさくっと特

          【掘り返し日記】やべーカルト集団が居座ってる山の麓の喫茶店でバイトしてた話

          【読書感想話】香水の妄想と読書感想の話[満願/米澤穂信著]

           友人に借りた本を読んだ感想。 自分で選ばない本を読める事、最高の体験だとは思わんかね。わたしはそう思う。 [満願/米澤穂信]  詰将棋みたいな……読書だなと思った。 人の死ぬ話、苦しむ話、別に平気なはずなんだけど、読むのに珍しく苦労した。  真っ直ぐ進まない感じがあるのだ。 情報の細やかさと適切なタイミングで型に嵌っていくようなぎっちりとした質感で、人生の厭さが綺麗に嵌められたパズルみたいだった。  スライドして絵を完成させるタイプのパズルあるじゃないですか、あれ。あれの

          【読書感想話】香水の妄想と読書感想の話[満願/米澤穂信著]

          【掘り返し日記】ヒートショック

           怒りの力が足りなくなってきた。 まだまだ沢山あるのにな!?少しずつ書いてしまったり話してしまったりする事で怒りや悲しみみたいな感情というのは薄まってしまうようにできているんだと思う。でも受けた打撃は消えずに沈殿してるので混ぜ返しては篩にかけたいと思います。許さねえぞこの世!(すぐこの世を祟ってしまいます。そういう芸です。)  さて、牡蠣にあたった会社に数年勤めていた私ですが、あまりの過労体制と悪循環に体力を最低ラインまで浪費し、腰と気管支をぶっ壊してしまいました。 人がい

          【掘り返し日記】ヒートショック