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ある探偵小説マニアの日記

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ある探偵小説マニアの日記(その17)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その17)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 7/16
 きのうはバークリーの短編「帽子の女」(EQMM 15)を読んだ。善良で正直な人物シンプスン氏の思い違いをもとに構成された軽いタッチの作品で、とりたてて言うほどのこともないが、バークリーのストーリーテリング

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ある探偵小説マニアの日記(その16)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その16)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 7/6
 創元の世界推理小説全集全80冊、きょう届いた。全体として状態は良好、月報も8~9割ついている。箱から取り出した包みを開いて1冊1冊テーブルの上に積み上げていく、その心おどりよ。

■ 7/9
 SRの会より

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ある探偵小説マニアの日記(その15)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その15)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 6/26(承前)
〇神保町ブックセンターの人と話していて得た情報を2、3
・創元カー作品集の揃い、10日程前に売れてしまった。3万8千円。
・六興キャンドルミステリ集めているが(ライノクスは入った)、14冊揃えば4万

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ある探偵小説マニアの日記(その14)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その14)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 5/29
「EQ」No.34のブランド回想録④「セイヤーズとクリスティー」を読んで面白かったので、①~③も読んでみた。①はクイーンの追悼、②は自己紹介、③がCWAとDetection Clubの話。新入会員の入会の儀

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ある探偵小説マニアの日記(その13)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その13)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 4/30 フィリップ・マクドナルド「鑢」
 P・マクドナルドは純論理的な本格ミステリの作者としてマニアの間で評判が高く、自分の頭の中ではバークリー、ノックス等と同列に置かれるべき作家として位置づけられていた。HMMで

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ある探偵小説マニアの日記(その12)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その12)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 3/27
〇O氏より本届く。
「死の扉」カバーなし、表紙痛み。「Xにたいする逮捕状」中割れ。他は状態良好。「X――」と「名探偵は死なず」は新書版であった。
「X――」はのっけからチェスタトンの名が出てくる。傑作の予感

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ある探偵小説マニアの日記(その11)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その11)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 1983年1/30 ロナルド・ノックス「まだ死んでいる」
 年が明けてから初めて読んだ探偵小説であるが、のっけから傑作にめぐりあえて気を良くしている。
 もちろんノックスの作品だから相当の期待をもって読み始めたのだが

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ある探偵小説マニアの日記(その10)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その10)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 12/25 本日、HMM発売。今月の掲示板にはとくに目ぼしい記事なし。
 ファンジンのコーナーで、P・マクドナルド、ノックスらを取り上げている雑誌が紹介されている。何とか入手したいが、35部という部数ではどうか。co

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ある探偵小説マニアの日記(その9)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その9)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ アン・オースチン「おうむの復讐」
 創元推小全集73、7月にT氏より入手した本。
 女流作家の筆になるだけあって描写のきめがこまかい。一方サスペンスに乏しいので、冗長な感を覚えないこともない。犯人、伏線等なかなかよく

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ある探偵小説マニアの日記(その8)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その8)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 11/28 「陸橋」の感想を記してから1か月もたってしまっている。きょうはカーの「青銅ランプの呪」を読んだが、その感想の前に、2、3覚書きを――

〇17~19日北陸出張の帰り名古屋に寄り、古本屋(脇田書店)で昭和4

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ある探偵小説マニアの日記(その7)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その7)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 10/25 「陸橋殺人事件」を前にして幸福な気分にひたっている。宇野利泰氏の完訳、戸川安宣氏の解説、装丁もよく、オビには例の「探偵小説大全集」、いうことなし。
 次回配本は、カー短編集いや、短編全集4「幽霊射手」。

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ある探偵小説マニアの日記(その6)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その6)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 9/26 探偵小説初版本の膨大なコレクション(かつての島崎コレクションのような)のオークションで幕が開くミステリというのはどうか。
 Cf HMM319 p6「ガラスの鍵」初版、4千ドル(1ドル200円として80万円

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ある探偵小説マニアの日記(その5)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その5)by真田啓介

※野村芳太郎監督「鬼畜」、刑事コロンボシリーズ「白鳥の歌」の結末に触れている部分があります。気になる方はご注意ください。

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ 9/6 フレデリック・ダネイ死す。カ行の3人は、これで、誰もいなくなった。
「Yの悲劇」には

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ある探偵小説マニアの日記(その4)by真田啓介

ある探偵小説マニアの日記(その4)by真田啓介

【以下にご紹介するのは、「探偵小説の愉しみ」と題して私が昔書いていたノートの記事です。今から40年近く前、一人の若者がどんなミステリ・ライフを送っていたか、おなぐさみまでに。】

■ (8/24記)5~6日前に、紀田順一郎「推理小説 幻書辞典」を買い、その日に「第一エピソード 殺意の収集」を読んだのだが、つまらなかったせいか、そのことをすっかり忘れてしまっていた。「これから出る本」で予告を見たとき

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