伊藤公助:Kosuke Ito

札幌でデジタルマーケティング会社を経営。SEOやSEMを中心に中小企業へサービス提供。…

伊藤公助:Kosuke Ito

札幌でデジタルマーケティング会社を経営。SEOやSEMを中心に中小企業へサービス提供。法人9期目。新会社でサービス開発中。小手先だけではない積み上がる施策を提供。 講演依頼や取材、マーケティングのご相談は https://prmpta.co.jp へお願いします。

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SEOのプロとして独立して10年が経ちました

昨年4月からnoteを書き始めて1年が経ちました。 7年ぶりにブログを書いたのですけれども多くの方に見て頂けて本当に嬉しく思います。 ありがとうございます。 2013年4月1日に個人事業主として独立し、2015年8月に法人成りをして法人化しました。 【お知らせ】2013年3月末で現在勤務している会社を退職します 独立して10年もやってこれるとは思ってもみませんでしたが、何とか続けることができています。 独立した当初は知り合いも少ない状態でしたが、切磋琢磨する仲間や、長い

    • 【雑談】SEOのスキルを分類して他の分野に活かせないか考えてみた

      SEOを行うためには多くのスキルが必要となります。 10年を超えるようなSEOプレイヤーの多くは、かなりいろいろなスキルを持っているので、他の分野でも活躍していることが多いように思えます。 私が携わった企業の担当者で何名かキャリアアップされたり独立した方もいますが、そういた方々はSEOの実務を通してものすごく多くのことを吸収していました。 先日、知人とSEOって業務範囲が広いよね、という話になりました。 結構いろんなことをやっていたり必要とされるのもSEO担当者かな、とい

      • ニッチ訴求のブルーオーシャンが終わるまでの検索数の推移

        昨年、検索キーワードから仮説やビジネスの種を見つける方法 という記事を書きました。 この中で と書いたことがありました。 この記事の以前から、今もずっと変わらず、こういった地道な改善を続けるために、仮説の種探しを続けています。 終わりがあるようなものではないので、寄り道しながらたまに何かを見つけては形にする、ということを繰り返しています。 ただ、続けることでまた1つ興味深い事例が見つかったのでまとめてみました。 仮説の種の月間検索ボリュームはどれも小さいもの仮説の種

        • 店舗ビジネスを2ヶ月で黒字化させるためにやった施策と成功要因

          2022年10月~2022年12月まで短期間だけSEOとWebマーケティングのお手伝いをしました。 会員制のスポーツ関連サービスを提供しており店舗によりサービス提供をしています。 フランチャイズ化はしておらず、1店舗のみの展開です。 当初はSEOのご相談だったのですが、商圏が限られるサービスであった事と即効性のある集客により地域内で認知を広げ、施設見学や初回サービスの体験をしてもらった方が良いと感じましたので、広告をメインに集客を行いました。 結果として、2022年11月

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        SEOのプロとして独立して10年が経ちました

          2022年も1年間ありがとうございました!

          今年最後の更新です。 2022年4月から情報発信を再開しました。 7年以上更新を止めていたブログも毎日、管理画面には入っていました。 気分転換でもしようとnoteで情報発信をスタートし、若干なまっている感はありましたが、やってみると楽しかったです。 それもこれも1年間、発信した情報を見たり反応をいただいた皆さんのお陰です。 ありがとうございます! 来年も引き続き、情報発信を続けますのでたまに見てやってください。 個人的に気に入っていたり反応が良かった記事5つ個人的に

          2022年も1年間ありがとうございました!

          SEOが苦手な事と、直近3年間でお断りした相談内容

          SEOは万能な施策ではありません。 たくさんの集客方法の中の1つですし、ビジネスやジャンルによっては向いていないものもあります。 SEOは検索エンジン最適化ですので"検索されない"ビジネスとは相性が悪いです。 世の中にできたばかりのジャンルやサービスの場合、サービスの存在自体を認知されていないため検索される機会が極端に少ないです。 例えば新型コロナウィルスが流行る以前に「スポーツマスク」の集客をSEOで行う、という依頼があれば難しかったはずです。 今でこそ「スポーツマス

          SEOが苦手な事と、直近3年間でお断りした相談内容

          カスタマージャーニーと運用可能なメディアサイズの重要性

          コンテンツへの投資を行い検索トラフィックはかなり伸びたものの意外と収益化しない。 直近ではジワジワ検索流入が減ってきており、何が原因かよく分からなくなった、という事があります。 そんな時、何をどうすれば良いのでしょうか? そもそも、SEOを行う上でコンテンツ数は適切だったのでしょうか? また数年間取り組む中で施策の見直しを行うタイミングはなかったのでしょうか? 今回はコンテンツマーケティングとSEOに取り組んだのに伸び悩み、成果が出なくなってから何をすべきか?について解説

          カスタマージャーニーと運用可能なメディアサイズの重要性

          「地方Webマーケ勉強会 #7」でお話しした内容まとめ

          2022年10月20日(木)「地方Webマーケ勉強会#7」でお話させて頂きました。 ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました! そして株式会社アクシスさま  瀬川義人さま ありがとうございます! 19:00~20:00の予定だったのですが20時30分まで話し続けてしまいました。 時間を大幅にオーバーしてしまったので、最後まで参加できない方もいらっしゃったのではないかな、と思っております。 そこで、勉強会でお話した内容やいただいた質問への回答など公開可能な範囲

          「地方Webマーケ勉強会 #7」でお話しした内容まとめ

          楽天市場でSEOを行うための基本的な考え方と特徴

          楽天やAmazonなどモールに出店している場合、モールでの検索順位は商品購入に直接的な影響があるので非常に大切です。 モールでの検索結果はデジタルシェルフと呼ばれたりしていて、デジタル上に存在するお店の陳列棚のように扱われています。 このデジタルシェルフでゴールデンライン(ゴールデンゾーン)を取れた商品は販売する上で非常に重要です。 今回はその中でも楽天でのSEOについて解説します。 Amazonと楽天はSEOをする際に似ている点はありますが、出品形態が異なっているため異

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          長期的にクライアントと関わりつつ価値を伝えるために

          SEOの事業への貢献とは何でしょう? SEOへの取り組み前の期待値と、実際に取り組んだ後で恐らく変わります。 SEOへの取り組み前は、 何らかのキーワードでの上位表示 検索流入の増加 自然検索流入からのCVの増加 辺りが期待するポイントではないでしょうか。 では、SEOに真剣に取り組んだことで、これらの目的が達成された後、SEOに期待する事は何でしょう? ・多少の上下はありつつも検索トラフィックや順位も安定している。 ・CVもそこそこの状況で落ち着いている様子。 こうな

          長期的にクライアントと関わりつつ価値を伝えるために

          戦略の失敗は戦術(SEO)で取り返せないどころか逆効果になる

          SEOの依頼が社内で決定するタイミングはどの辺りでしょうか? 色々とタイミングや必要と感じる瞬間はあるとは思います。 今回は以下のような順序で色々と決まってから戦術を成功させるためにSEOが必要となった状況を考察しようと思います。 ここまで明確ではなくても、オウンドメディアをすることになった。 メディアのテーマや方向性もある程度決まっている。 SEOも頑張ろう、みたいな状況になって専門家へ依頼、といったパターンもありそうですね。 どちらも似たような状況なのかな、と思います

          戦略の失敗は戦術(SEO)で取り返せないどころか逆効果になる

          進化ではなく変化へ舵を切るための行動

          仲間内で合宿をやって5年以上が経過します。 同じメンバーで合宿をしているで、それぞれの変化や進化が見えて面白いです。 そういった環境にいると自分自身のことも気になってきます。 勝手に他のメンバーと比較して焦るんですよね(笑) その頃はちょうど自分自身のSEOのやり方に色々と疑問を持つようになっていた時期でもありました。 今回は私自身が考え方を変化させてから何をやってきたか?について解説します。 1つの技術を突き詰める素晴らしさもありますが、今回は複数の技術を身につけるため

          進化ではなく変化へ舵を切るための行動

          記事が読まれない前提で執筆するメリット

          記事コンテンツを作る際に注意したいのが、そもそも人は文章を読みたくない、という事です。 特に何らかのキーワードを入力し検索でページに訪れる場合、ちょっと情報を知りたいだけなのに数万文字くらいで書かれているんじゃないか?という力作が出てきたら、それを読むでしょうか? しっかりと読んで理解したいような内容であれば、喜んで読むとは思うのですけれども、軽く情報を見てみたいだけなんだよね、というテンションの方に力作を読んでもらうのは至難の業です。 下手したら冒頭だけ見て離脱、という

          記事が読まれない前提で執筆するメリット

          組織全体でマーケティングができるようになるまでの取り組み

          複数の社内関係者と良好な関係を築いてSEOを含めたマーケティングに取り組む事は大切です。 SEOをデジタル関連の部署や1人の担当者とだけ進めるよりも、営業、広報、生産管理、CSなど複数の部署関係者と一緒に推進した方が成果も大きくなりますし企業としてのメッセージに一貫性も出ます。 見てもらったり使ってもらえる機会も増えるので顧客からのフィードバックや意見、データも蓄積されるので何をしたら良いか?がより明確になる、というスパイラルにも入れます。 今の僕の1日のスケジュールを見

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          オウンドメディアの役割を捉え直し収益に貢献する

          自社で保有し運用するメディアをオウンドメディア(Owned Media)といいます。 自社で保有する、というのは自社のドメインに格納されているブログだけではなく、パンフレットや広報誌も含まれます。 オウンドメディアの運営については色々な情報が出ています。 コンテンツ品質についての解説も、多くはオウンドメディアの運営をすることについて解説していることが多いのかな、と思います。 オウンドメディア以外にセットで解説されることが多いのは、アーンドメディア(Earned Media

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          コンテンツ品質はどうやって定義する?複数名で安定してコンテンツを生み出す方法

          検索エンジンからの集客をより増やしたい場合、情報発信に力を入れる、という選択を取ることは多くあるかな、と思います。 ただ闇雲に情報発信をしても評価が向上する事はなく、一定以上の品質がやはり必要です。 では一定以上の品質、とは何でしょうか? そもそも品質とはどう決めるべきものでしょうか? 今回は品質についての考え方について解説していこうと思います。 後半で読者像を設定しコンテンツ評価ポイントの設定方法とメリットについても解説します。 ※記事中で「コンテンツ」と表現している

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