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ノブコブ吉村はなぜ、『ピカルの定理』でピース綾部に対して「クーデーター」を起こしたのか?
2024年7月20日から21日にかけて放送されたフジテレビ系の番組『FNS27時間テレビ』の「めざましテレビ×ぽかぽか」パートの中で、お笑いコンビ・ハライチの澤部佑が『ピカルの定理』の決して平穏とは言えない「内情」について触れていた。
『新しいカギ』の中で、チョコレートプラネット・長田庄平が他の共演者と食事に行かないという話題を受けて、澤部は次のように語っていた。
「『ピカルの定理』って、昔我
永野vs陣内智則、『さんまのお笑い向上委員会』での「マジギレ」騒動はなぜ波紋を呼ぶ結果となったのか?
2024年6月22日放送のフジテレビ系の番組『さんまのお笑い向上委員会』の中で、陣内智則が永野に掴みかかり、髪の毛を掴んで引き倒して馬乗りになるというシーンが放送された。
永野の暴言に直後にそのような状態になり、陣内の強張った表情も相まって「マジギレか」と話題になった。この一連のやりとりは、まず永野の真空ジェシカに対する「クレーム」で始まった。
「個性とハサミは使いようだぞ」というテーマで、個
「生き様芸人」オードリー若林の2019年から5年間での大きな変化とは
今から5年前、2019年7月24日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』に、放送作家・オークラがゲスト出演していた。そこでオークラは、「ミレミアム世代こそ生き様芸人」と指摘していた(*1)。
「あの世代の人たちって、結構、コントとかそういうものに対して、凄く『芸人として生きるには、どうしたらいいか?』っていう。みんななんか、そういうものにすげぇ向き合っ
爆笑問題・太田、テレビ業界から「干されて」いた時期に一条の光を射してくれた松村邦洋の一言
爆笑問題は、1988年に日本大学芸術学部を退学後に結成している。渡辺正行主催のラ・ママ新人コント大会に出演し、そこで太田プロの瀬名英彦マネージャーにスカウトされると、同年7月にはフジテレビ系の深夜番組『笑いの殿堂』でテレビ初出演を果たしている。
芸人として、まさに順調なスタートダッシュを切っており、第一回目の太田プロライブでトップバッターを任される、テレビ番組でもレギュラーを獲得していった。ビー
小籔千豊、松本人志から学んだ成功を収めても持ち続ける「向上心とプロ意識の高さ」の重要性
2024年7月10日放送のテレビ東京の番組『あちこちオードリー』に小籔千豊が出演し、自分自身の「評価の低さ」についてオードリー・若林正恭に質問をされて、以下のように語っていた。
「自信の箱があるとしたら、底は『生きてるだけでOK』。『せやけど、結構この辺はアカンよね』って。『それもまぁ、ええやん。こういうところ、俺はいけてるから』『でも、そんなん向こうに比べたら』『ここ、もうちょっと頑張らなアカ
中山秀征は、ダウンタウンやウンナンに「負けを認めろ」というマネージャーの一言になぜ「救われた」のか?
中山秀征の芸能人生は「挫折」から始まっている。地元・群馬県から上京し、叔母を頼って下宿させてもらうなどしている中、オーディション雑誌『デ・ビュー』で「第2の吉川晃司募集」をしていた渡辺プロダクションのオーディションに応募する。
だが、歌や演技の才能も秀でるものはなかった。そこで声をかけてきたのが、後にマネージャーとなる関口雅弘だった。お笑い部門を設立した時期、「これからはバラエティの時代になる」
有吉弘行が「毒舌あだ名芸」で再ブレイク中に起きた「菊川怜号泣事件」の真相
2007年8月23日放送のテレビ朝日系の番組『アメトーーク!』の中で、有吉弘行は品川庄司・品川祐に対する「世間が持ってるイメージ」について、「おしゃべりクソ野郎」と発言した。
いわゆる「おしゃクソ事変」である。この一件以降、有吉の「あだ名芸」は様々な番組で取り上げられることになる。「毒舌キャラ」でフィーチャーされるようになり、有吉の再ブレイクの足がかりにもなった。
だが、この状況は様々な摩擦を
マヂラブ野田クリスタルはなぜ、「正統派」漫才師だったにも関わらず「地下芸人」モダンタイムスに憧れたのか?
2024年7月2日配信開始のYouTubeチャンネル「鬼越トマホークの喧嘩チャンネル」の動画の中で、鬼越トマホーク・坂井良多はマヂカルラブリー・野田クリスタルに次のように問いかけていた。
「野田さんって、昔から賞レースがっつり目指しつつ、なんか平場の本当にアドリブ性 というか、凄いそういう芸人をめっちゃ評価してるじゃないですか。自分がなれない芸人っていうか…それってなんでなんですか?」
この質
ビートたけし、フライデー襲撃事件からの「たった5日間の謹慎での復帰」はなぜ失敗に終わったか?
1986年12月9日午前2時頃、酩酊したビートたけしはフライデー編集部に電話をかける。プライバシーを幾度となく侵害された鬱憤もあった中、交際していた専門学校生の女性がフライデーの記者に負傷させられたことでたけしの怒りは頂点に達していた。
当初は、電話対応をしている記者に対して「TBSへ事情説明に来い」と要求していたが、途中からすぐに説明をするよう求め、「今からそこに行ってやる」とたけしは言い出す
明石家さんま、「笑福亭鶴光の替え歌」批判騒動に巻き込まれていた可能性があると考えられる理由
6月17日、ニッポン放送は落語家・笑福亭鶴光がパーソナリティを務めるラジオ番組『鶴光の噂のゴールデンリクエスト』での替え歌について、次のように謝罪している。
「当該放送を聴かれて不快に思われたリスナーの方もいらっしゃると思います。何より、往年の名曲を手掛けられた作曲家の都倉俊一先生、作詞家の阿久悠先生をはじめとするご関係の皆様に多大なご迷惑、ご不快をかけるものでした。また、番組の出演者の皆さまに
オードリー、惨敗し続けた『爆笑オンエアバトル』でオンエアを勝ち取るまでの果てしない道のり
オードリーがNHKの番組『爆笑オンエアバトル』に初出場したのは、2002年3月2日だった。若林正恭自身、何度となくネタにしているが、10組中の最下位で、まさに「惨敗」の苦い記憶として刻まれているようである。
『爆笑オンエアバトル』では、審査員はそれぞれ10個のゴルフボールを持っており、好きな芸人に投票する。レールに乗ったボールが金属製のバケツの中へと運ばれ、バケツ込みの重量により、芸人同士は競い
『ジョンソン』終了報道で改めて振り返る、オードリー若林と山里亮太が分析した『ミレニアムズ』の敗因
TBS系の番組『ジョンソン』が今年9月に終了すると報じられた。かまいたち、見取り図、ニューヨーク、モグライダーという人気新世代芸人が揃い踏みし、『リンカーン』の後継番組として2023年10月23日にスタートした『ジョンソン』であったが、1年足らずでの終了となる見込みである。
こうした若手芸人集合番組の歴史としては、フジテレビ系の『とぶくすり』の流れを汲む『めちゃ×2イケてるッ!』、そして『はねる
なぜ加藤浩次は吉本興業に反旗を翻して「加藤の乱」を引き起こしたのか?
2019年7月22日、いわゆる「闇営業」騒動を受けて吉本興業・岡本昭彦社長は会見を開いた。5時間30分という異例な長さとなったその会見を受け、経営陣の対応や姿勢に批判の声が上がった。
中でも加藤浩次は『スッキリ』の中で、「これからもこの体制、今の社長そして会長の体制が続くと思ったら、僕は吉本興業を辞めます」と発言した。これがいわゆる「加藤の乱」の始まりである。
ではなぜ、加藤は吉本興業を公然と
マヂラブ野田クリスタル、大宮で芸人として「静かな死」を迎えつつあったところを蘇生してくれた後輩芸人の存在
マヂカルラブリーは2007年に結成し、ヨシモト∞ホールに出演していた。だが、出番はなかなか得られず、2014年10月に大宮ラクーンよしもと劇場へと主戦場を移す。
今では「大宮セブン」として人気もある芸人の集まりとされているが、初代の大宮セブンはマヂカルラブリーを始めとして、犬の心、えんにち、サカイスト、GAG少年楽団、タモンズ、ブロードキャスト!!、山田菜々、すゑひろがりずというメンバーだった。