月曜日は最悪だとみんなは言うけれど

書影

【著書紹介文】
R・カーヴァーの創作をめぐる〈文学的事件〉とは? T・オブライエンやJ・アーヴィング他、出会った作家達とのエピソードを交えて、新聞・雑誌記事からアメリカ文学界を読む。訳者最新エッセイも収録。

(書影と著書紹介文は https://www.chuko.co.jp より拝借いたしました)

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なぜこんな本を読んでいるのだろう、ということをときどき考える。
もしかすると僕がここ半年ぐらいで読んでいる一連の読書の流れから何かを感じる方もいらっしゃるかもしれない。

以前、YouTubeで読書感想について語っていたことがあって、本書(月曜日は~)の編訳者である村上春樹さんの「若い読者のための短編小説案内」についてずいぶんつっこんで話したことを思い出した。
それと同時に、そのときは小林秀雄さんと岡潔さんの「人間の建設」なんかを読み返していて、ずいぶんと「自我(エゴ)」について思いめぐらせていた。

そして僕は本書(月曜日は~)を読み「自我(エゴ)」の「扱い方(捉え方)の多様性」について、改めて触れることになった。

オブライエンにもアーヴィングにもさらに愛着がわいたし、トム・ジョーンズや、ジャック・ロンドンなんかもいつか読んでいきたい。

あぁ終わることのない読書。読みたい本が次々とあって、読んでいく。

「古今東西を問わず世界中の人に会ってやろう!」という情熱である。

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