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ファッションはスポーツに力を与える。巨人がティファニーのデザインを採用。ユニホームにはティファニーブルー。球場のベースも。チームは延長十二回にサヨナラ勝ち

オシャレなチームは強い。ファッションはスポーツに力を与えてくれるのではないか。巨人がティファニーのデザインを採用した。ユニホームにはティファニーブルー。球場のベースも華やいだ色に。チームは延長十二回にサヨナラ勝ちを収めて首位をキープした。ファッションとスポーツのステキな関係。その効果は伝統球団をより強くしているようだ。

7日にホームの東京ドームで行われたDeNA戦。巨人の選手たちに華やぎが感じられた。このゲームは高級ジュエリーブランドのティファニーとのコラボデー。ユニホームや帽子にティファニーのデザインや色が施された。

ユニホームの上半身は黒地。そして胸元の「GIANTS」や背番号は「ティファニーブルー」で彩った。そして帽子はティファニーデザインの「TG」マークだ。

オシャレな感じはユニホームだけではない。ドームのベースもティファニーブルーに。グラウンドに登場した選手たちは、ファッションショーのランウェーを歩くモデルのようにすら思われた。

巨人は今季、ビジター用の帽子のマークに、ティファニーのデザインした「TG」マークを着けて戦っている。その縁で、9月7日と8日のゲームでティファニーのデザインをユニホームに採用するコラボデーとなったのだ。

「オシャレ・ジャイアンツ」は試合で力を発揮した。1点を追う九回裏。2死一、二塁のチャンスに代打で登場した中山礼都選手がライトにタイムリーヒットを放って同点に追い付いた。

延長戦は両チーム無得点のまま、引き分けになると思われた十二回2死走者なし。ここで途中出場のオコエ瑠偉選手が打席に立った。

オコエ選手は初球の真ん中に入った141キロストレートを振り抜いた。打球は左中間スタンドへ。サヨナラアーチだ。

4時間41分に及んだ「ファッションショー」は劇的な輝きを放って、巨人のサヨナラ勝利となった。ファッションはスポーツに力を与える。それを証明する試合となった。

この試合のティファニーユニホームについて、SNSでは大反響。「品あってめちゃくちゃ好き」などの好意的なコメントが多く、Xではトレンド入りするほどだった。

今季シーズン開始からビジターの帽子にティファニーデザインの「TG」マークが施されている。その効果だろうか、巨人は9月7日段階で首位に立っている。昨年まで2季連続4位とBクラスに泣いていたチームがティファニー効果で快進撃だ。

ただ今回のティファニーユニホームは市販されないようだ。8日もティファニーとのコラボデーとなっている。ファッショナブルなユニホームは一見の価値あり。テレビ放送もあるので、巨人の「ファッションショー」をぜひ楽しんでほしいと思う。

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