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苦しい時こそ、前向きに考えられるかどうかが重要だ。サッカー・アジアカップで日本が惜敗。まだ終わったわけではない。遠藤選手のゴールに希望を見た

苦しい立場に置かれた時に、前向きに考えられるかどうかが重要だと思う。サッカーのアジアカップで、日本がイラクに1-2と惜敗した。前半に2失点。後半終了間際に1点返したが反撃は及ばなかった。まだ1次リーグの段階。最終戦に勝てば、決勝トーナメントに進出できる。こういう時こそ、ポジティブ思考が重要だ。

カタールで行われている大会。19日の試合は、イラクの応援がスタンドから響き渡る完全アウェー状態だった。

この勢いにのまれたのだろうか。前半開始早々の5分、日本はサイドから簡単にクロスを上げられると、キーパーが弾いたボールを相手FWに頭で押し込まれた。

前半終了間際にも追加点を奪われ、0-2でハーフタイム。初戦のベトナム戦から2試合連続でリードを許す展開。自分たちのペースがつかめない。

後半になっても、日本になかなかゴールシーンは生まれない。試合終了間際の48分に、1点返したものの、反撃もここまで。日本は昨年3月以来の国際Aマッチでの敗戦。連勝は10でストップした。

日本の1位突破はなくなった。勝ったイラクは昨年のガルフカップを制した中東王者。日本は1992年の大会からアジアカップの1次リーグを無敗で戦っていたが、中東王者の強さを見せつけられる形となった。

ただ、決勝トーナメント進出の望みは十分にある。24日の次戦の1次リーグ最終戦でインドネシアに勝てば、その先へ進める。

仮に2位通過ならば、決勝トーナメント初戦で韓国と当たる可能性が高い。いばらの道となるだろう。

そんな時に前向きに考えられるかどうかが重要だ。日本が試合終了間際の1点は鮮やかだった。MF旗手怜央選手が弧を描いたコーナーキック。これにキャプテンのMF遠藤航選手が頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。負けはしたが、このゴールに希望が見えた。

日本があのまま無得点で負けていたら、完全にチームの雰囲気も沈んだだろう。しかし、キャプテンのゴールに、「日本はまだまだ戦い続けるんだ」という強い意志が伝わった。

日本はまだまだファイティングポーズを取り続けている。苦しい時こそ、前向きに考えられるかどうかが重要だ。ファンも意気消沈してはいられない。

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