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国内サッカー中心で応援しているクラブはありません。 Jリーグ/JFL/地域リーグ/高校…

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国内サッカー中心で応援しているクラブはありません。 Jリーグ/JFL/地域リーグ/高校年代/大学サッカー /たまにプレミアリーグ サッカーをもっと 2021年4月から邦画関係も書きます。エッセイ等

最近の記事

Jリーグを考える

僕はJリーグとともに生きてきた。と言ったら大げさに聞こえるかもしれないが僕の横には必ずJリーグがあったというのは決して間違った言い方ではない。だからこそJリーグの魅力をより理解しているつもりだ。しかし社会的なJリーグの価値はどのようなものなのだろうか。僕が見始めた頃からBS1の1試合中継とJリーグタイムくらいでしかテレビでJリーグを感じる機会はなかった。今回は30Jリーグ周年に寄せてプロモーションと育成と環境という観点からJリーグの可能性を考える プロモーションの現状広告効

    • 大学受験の1年間を振り返って

      なにか大きなきっかけがあったわけではなかった。高校2年生の夏に塾へ入り、なんとなく自分は来年受験生になるものだと思っていた。だから高2は今までで一番と言っていいほどサッカー観戦のためにいろいろなところへ行った。しかし年が明け2022年になると気持ちが受験へと向かっていった。最後のサッカー観戦はカタールW杯最終予選のベトナム戦だった。あの時から比べると自分は学力的に飛躍しているはずだ。でもそれは学力的にだけではないのだと思いたい。もちろん合格のために毎日頑張っていたのだが、その

      • 工藤壮人

        僕はJリーグのクラブに偏らずフラットにサッカーを見ているつもりだ。どこか固定のチームのサポーターではない。それでも、どうしても、1人のサッカー選手だけは贔屓してしまう。それは握手をしてもらった唯一の選手であり自分にとっての全てだったからだ。彼にとっては選手生命の末端のほんの先っぽの出来事に過ぎないかもしれないが自分にとっては本当に大きな、人生の中でも大切な死ぬまで忘れられない時間だったのだ。彼のキャリアハイのシーズンからJリーグを見始め彼がナビスコカップでMVPを獲得し日本代

        • サッカーから少しだけ離れる決意

          春から高校3年生になる。高校の3年間は中学のときよりもあっというまだ。受験生という立場になるのは3年ぶり2度目。大学受験というのは苦しく辛く孤独で地獄のような日々だと聞く。しかしここは自分の人生の分かれ道だとも思う。1年で人生が変わる。もしそうならば1年くらいバカになってひたむきにがむしゃらに自分の趣味を絶って勉強というジャンルに真剣に向き合うべきだ。そして自分は4月1日からはDAZNも解約しJリーグ観戦から離れる決断をした。 たいした決断ではないように社会経験が多い方からは

        Jリーグを考える

          MY FOOTBALL 論

          本屋はどこになんの本があるのかというのがジャンルでわかりやすく区分けされている。学習参考書、料理、資格、自己啓発、旅行、エッセイ、小説、漫画、文具など人に寄り添った複数の小さな枠組みで囲われそれぞれの心に届く分野が揃っている。そしてスポーツというジャンルの中にサッカーは位置する。こうして社会のなかだとサッカーというカテゴリーは小さく見えてしまうが他のスポーツと比べるとかなり恵まれている。あれほどの競技人口を抱えスタジアムにはあれだけの観客が入り専門メディアは複数乱立している。

          MY FOOTBALL 論

          2022シーズン選手名鑑を見ながらダラダラと

          本屋に行くと選手名鑑が2種類あった。一つはエルゴラッソでもう一つはサッカーダイジェスト。値段はわずかに差があるもどちらを購入するかとても迷う。結局例年通りサッカーダイジェストを選んだのだがエルゴラッソはかなり凝っていて特にJ3の紹介ページがとてもよかった。あと、ミルアカ選出若手ベストイレブンも全カテゴリー網羅されていてかなり心が揺れた。 他にもルーキー特集の雑誌があってかなり深い情報やJ2.3の新卒も書かれていた。さらに影山監督のインタビューや高体連、ユースを解剖し日本の育成

          2022シーズン選手名鑑を見ながらダラダラと

          左サイドバック

          自分はサッカーを見る専門の人間だ。しかし1回だけサッカー部に所属していたことがある。それは小学校高学年のことである。正直小学生の経験を部活としてカウントしていいのかは疑問だが大会にも出場したしそこそこしっかりとサッカーに打ち込んでいた。 4年生はサブグラウンドのようなところで1対1をひたすらやり5年生からはボールを動かす練習をした。そんなとき自分は6年生のほうの練習に呼ばれた。5年生から選ばれるのは5人ほどで周りはほとんどサッカーを外部で習っている人ばかりだった。自分はサッカ

          左サイドバック

          なぜ選手名鑑なのか

          Jリーガーは年々増え続け毎年100名近いルーキーがプロの道へ進みたくさんの選手がスパイクを脱ぐ。そんな入れ替わりの激しいサッカー選手たちを知ろうとするのはそう簡単ではない。自分はJリーグと出会ってからさまざまな媒体で情報を得て今ではほとんどの選手の名前がわかるようになった。しかしJリーグは「移籍」というものが頻繁に行われる。Jリーグというくくりではなく各クラブに目を向けると「あの選手はここに行ったのか」「この選手はあのクラブを離れたのか」とたまにわからなくなってしまうことがあ

          なぜ選手名鑑なのか

          創作の話

          世界中には現在数多の物語が存在している。日本だけでなく海外の作品も高い評価を国内で得ている。小説、漫画、映画、ドラマなどさまざまな魅せ方があり、1つの作品がそれぞれに変化してビジネスとして発展している。 創り手側の作品を世に出す方法もここ十数年で大きく変わってきた。出版社に直談判したり、コンクールで賞をとるなどといった上の人間から認められないと作品を公表できない時代ではなくなった。それぞれがネットなどで作品を世間に出しそれが多くの人に評価されれば一気に拡散される。つまり一部の

          創作の話

          weリーグ開幕に寄せて

          本日yogibo .WEリーグが開幕する。新たな日本のプロサッカーリーグが誕生する。プロ化によって女子サッカーの普及、レベルの向上、プレイ環境の整備など多くのメリットがあるだろう。.WEリーグのHPには設立の意義が書かれている。 1.日本の女性活躍社会を牽引する。 2.日本に「女子プロスポーツ」を根付かせる。 3.日本の女子サッカーの発展に貢献する。 4.なでしこジャパンを再び世界一にする。 しかし現在女子サッカーには逆風が吹いている。オリンピックでの芳しくない結果、内容によ

          weリーグ開幕に寄せて

          元サポーター

          今週の金曜日(日本時間だと土曜日の早朝)から主要欧州サッカーリーグが始まる。どのように試合を見ていこうか。計画を立てるだけでワクワクする。 まず金曜日は早めに寝て朝4時起床に備える。そして試合が終わると午後のJリーグに備えて再び布団に入る。午後3時キックオフの試合からナイターゲームまでJリーグを見終わった後は23時開始のプレミアを見る。 なんと贅沢な生活だろうか。夏休みだからこそできるサッカー漬けの1日。こんなに上手く試合をはしごできるかはわからないが海外サッカーが本格的に始

          元サポーター

          アミノバイタルカップ決勝

          7月最初で最後のサッカー観戦はアミノバイタルカップ2021決勝 産業能率大学-法政大学の1戦へ 昨年3月佐貫から名称変更された龍ヶ崎市駅で下車しそこから竜ヶ崎へ。ワンマンで僅か3駅しかないローカル線関東鉄道竜ヶ崎線ではつり革がコロッケ?のようなデザイン。 到着して陸上競技場までは徒歩で向かうことに。32度の猛暑の中駅前、市役所といった街中を抜けると見えてきたのは流通経済大学。今シーズン多くのプロ内定選手を揃え注目度も高い大学を横目に過ぎ去る。遠くのほうにはたつのこフィール

          アミノバイタルカップ決勝

          関東大学サッカー注目対決

          成田駅の栄えてないほうの出口から徒歩10分ほどで仲代運動公園陸上競技場に到着した。 関東大学サッカーリーグの前期最終戦。有観客試合はこの会場のみ。暫定3位対5位 2位対4位 という状況であった。関東大学サッカーリーグはあまり追うことができていなかったのでどのチームがどんな戦術をしてどんな選手がいるのかも知らない。開幕戦以来の大学サッカーはほぼ所見のような状態で観戦した。 夢の島での開幕戦は運営に不満があったが今回はとてもスムーズに入場することができた。屋根のおかげでとても涼し

          関東大学サッカー注目対決

          SC相模原-東京ヴェルディ

          橋本駅で相模線と横浜線を勘違いしていて20分ほど足止めを食らった。ようやく動き出した電車から遥か高い場所に大きなスタジアムの照明が見えた。 原当麻の駅から登る。さらに細い林の中を登ると相模原ギオンスタジアムが現れた。夜間は通行禁止と書かれていたのでおそらくメインの通りではないのだろう。ここに向かう道中で1度も相模原のユニフォームを着た人を見ていなかったのでスタジアムに着いてやっとホッとした。 いつも会場に着くとまずスタジアムの周りを1周する。どんなスタグルがあるのか、どんな雰

          SC相模原-東京ヴェルディ

          天皇杯2回戦 柏レイソルvs栃木シティ

          今まで1番足を運んだスタジアムは恐らくこの日立台だと思う。それは決して柏サポーターだからということではない。サッカー専用ならではの臨場感。小さな入り口から広がる景色。ゴール裏の雰囲気など魅力がたくさん詰まっており多くの人が行きかう賑わいがある場所。 のはずだった。 しかし6月9日に行われた天皇杯の2回戦ではその姿は感じられなかった。試合開始の1時間前になっても自分の周りに人はほとんどいない。平日ナイター、天皇杯初戦、コロナ渦という状況が大きく関係していると思うが好きなスタジア

          天皇杯2回戦 柏レイソルvs栃木シティ

          11試合を終えての戦い方が見えてきた

          今シーズンからJITリサイクルインクスタジアムに名称変更となったこの会場には妙な感情があった。 初めてくるスタジアムは大体忙しくて道を間違えて恥ずかしい思いをすることがあって、DAZNから見えていたこの部分はこうなっていたのかという感動があるはずなのだが今日はいつも通りの何度も来たことがあるようなホーム感があった。なぜだかはわからない。晴れているわけでも雨が降るわけでもない今日の天気がこの感情を表していた。 この試合は7位vs6位の戦い。上位に食い込んでいくためには必ず勝ち

          11試合を終えての戦い方が見えてきた