セゴール

ペルーリマ在住の南米と日本を繋ぐ何でも屋コーディネーター(スペイン語・日本語)。 考古…

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ペルーリマ在住の南米と日本を繋ぐ何でも屋コーディネーター(スペイン語・日本語)。 考古学、テレビ、スポーツ、建築、ODAまで取り組んできた業種はいろいろです。 こちらでは、ペルーや南米の経済・観光を含めた暮らしや情報をマイペースに綴ります。

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言語は苦手・・・でもスペイン語はできる!?

よく言われるのが日本人は中学3年間、高校3年間プラス大学でも数年英語を勉強するのに英語話せないよね・・・得意や苦手があるので仕方ないのですが、私自身の経験からするとスペイン語って言語が苦手でも結構できてしまう感じがあります。 学生時代決して英語の点数が良かったわけではなかった私が外国に住みスペイン語をある程度習得できたのはスペイン語が思っているより優しいからだと思います。実際、幾人かのスペイン語の先生が、スペイン語はゼロからある程度話せるまでが早い言語と言っているのは事実で

    • フンド・デル・パラル Fundo del Parral

      所在地:イカ県ルナワナ市 ブランドラインナップ: ケブランタ・イタリア アチョラード プレミアム ケブランタ プレミアム イタリア プレミアム アチョラード プレミアム ウビーナ 度数:42度 プレミアムの熟成期間:1年以上 葡萄の産地:イカ県ルナワナ市 蒸留方法:アランビック 輸入社:株式会社GGK ブランドの特徴: ルナワナの小さな蒸留所にて、自社農園にてのぶどう作りから蒸留の工程まで、様々なこだわりで少量生産されています。日本では珍しいウビーナ種のピスコ

      • ペルーピスコの記念日

        近年ではペルー国内のみならず世界各地でピスコに関する記念日が制定されています。ペルー国内で主に祝われている記念日をご紹介します。 ピスコサワーの日(2月の第一土曜日) 2000年代前半より2月の第一土曜日を「ピスコサワーの日」として祝いはじめ、今では街中でさまざまなイベントが行われています。20世紀初頭(おそらく1920年頃)、リマセントロの旧ボサ通り847番地(現在のラ・ウニオン通り第8ブロック)にあったモーリス・バーのオーナーで移民のビクトル・V・モーリスにより創作さ

        • ペルーブランドが経営するホテル

          ペルーにはピスコをはじめ様々なお酒が存在しますが、メーカーの中にはホテルを経営してより自社のお酒を知ってもらえるよう旅をサポートするブランドもあります。 ホテル ビーニャ ケイロロホテル(イカ県ーピスコ&ワイン) リマから南へ300km、イカ市の郊外に位置しています。素晴らしいブドウ畑の真ん中にあり、快適で広々とした施設は、スペイン時代の建築の美しさを保ち、レストランやプールも完備されており施設内でゆったりと過ごすことができる。サンセット葡萄畑ツアーやクラッシックカー展示

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          ピスコを使ったカクテルレシピ

          ミキサーやシェーカーがなくてもたのしめるさわやかなカクテル ◇チルカーノの作り方 <基本レシピ> ピスコ…20ミリリットル ライム果汁…20ミリリットル ジンジャーエール…60ミリリットル 氷…適量 <作り方> グラスに氷を入れ、ピスコとライムを注いで混ぜ、ジンジャーエールを加えてさらに少し混ぜます。好みでライムのスライスやミントをプラスしてできあがり。 ライムの代わりにパッションフルーツなどのフルーツでアレンジを加えることもできます。芳香種類で作るのがおすすめ。 ◇ペル

          ピスコを使ったカクテルレシピ

          ピスコに合う料理

          食後にピスコを飲むと、胃腸を刺激して消化を助けるとともに、食事の余韻に浸ってリラックスした気持ちにさせてくれます。ペルーのピスコはアルコール度数が高いため、12~14度のワインのように食事と一緒に飲むことは難しく感じます。このため、ピスコサワーなどのカクテルとして、飲むことが多くなります。 とはいえ、私たち日本人にはあまり馴染みのないピスコ。本場ペルーでは、どこの飲食店でも楽しむことができ、日常生活の中に溶け込んでいます。 日本でもアルコール度数の高いピスコの美味しさを損な

          ピスコに合う料理

          ピスコ葡萄(芳香種)について

          今回はピスコ葡萄品種の中の芳香種の4種類をご紹介していきたいと思います。 アルビージャ(Albilla) このブドウの房は非常に大きく、円錐形をしている。果実は丸く小さく、果汁は少ない。果皮は厚く、淡緑色から黄色。 アルビージャ種は芳香品種に入っていますが、他の芳香種と比べると香りが豊かではありません。ハーブ系のキリッとした香りとライムやリンゴのような独特の香りを楽しめます。更にはバニラやシナモンといった樹木系の香りを感じることができます。 口に含んだ時の甘みと戻ってくる果

          ピスコ葡萄(芳香種)について

          ピスコ葡萄(非芳香種)について

          先の記事にも書いた通りペルーにおいては『ピスコ』と認定されるためには規定の葡萄品種で生産されなければなりません。その葡萄品種は8種類あり、非芳香種と芳香種の2種類に分けられます。今回はその品種一つひとつをご紹介していきたいと思います。 ケブランタ(QUEBRANTA) ペルー産ピスコの中でも一番生産の多い品種の葡萄 葡萄の特徴: ペルーの土地に順応した葡萄でネグラ・クリオージャ種が変化し順応したものではないかと言われている。ペルーにブドウが持ち込まれた際のかなり初期から栽培

          ピスコ葡萄(非芳香種)について

          ピスコ〜原産地呼称について〜

          ペルー国内出『ピスコ』と呼ばれるにはいくつかのルールがあります。今回はそのルールについて紹介します。 生産地について: まず生産地は原材料を含め以下の5つの県で生産されなければなりません。 リマ・イカ・アレキパ・モケグア・タクナ 上記の5県でピスコは生産されるわけですが、実際に生産されているエリアは沿岸部のエリアのみとなり山間部では生産されていません。 葡萄の品種: ピスコの生産で認められているのは次の8種類の葡萄品種です。 ケブランタ・モジャール・ネグラクリオージャ・ウ

          ピスコ〜原産地呼称について〜

          『ピスコ』ー南米発の葡萄のお酒

          『ピスコ』とはブドウを原料にした蒸溜酒で、ペルーとチリで造られています。もちろんヨーロッパでも葡萄を原料にした蒸留酒はあるのですが、「グラッパ」とか「ブランデー」と名称を変えています。実際、葡萄の蒸留酒は日本でもしっかりと浸透しているのですが、『ピスコ』=南米発となると、日本ではあまり浸透していないのが実際のところです。 アルコール度数も42度が平均となっているため、「強いお酒」と感じてしまい敬遠されることも多いです。それでも近年ラテンアメリカ文化は日本にも浸透してきており

          『ピスコ』ー南米発の葡萄のお酒

          日本人だなぁーと思うとき

          海外に長くいるとどうしても現地の習慣の方が身に染みてきて、どちらかというと外国寄りの考え方になっていくことがほとんどです。 例えば祝日の日程も、主だったものでなければほとんど現地の祝日の方が優先的に出てくるし、USDで料金を聞いたときにすぐに現地通貨に換算してしまうし、といった具合になる。 それでも自分が日本人だなぁと思うことは多々ある。日本食を食べたり、日本の音楽を聴いたりしたりするとやっぱりこちらがいいなぁと日本人であることのアイデンティティを感じるがこれらはほぼすべ

          日本人だなぁーと思うとき

          海外で生活すること

          日本を出て15年、日本で生活していた時よりも多くのことを学んでいる気がします。日本に帰れば、日本人ぽくないねと言われますが、やっぱり自分は日本人であるなぁと思うことは多々あります。 自分が日本人でありながらも、外国人に感じられてしまうのは、社会学者も認めている通り、一緒に過ごす人や環境が良くも悪くも自分に大きな影響を与えるということです。同じ言語を話していなくても、違う習慣を持っていたとしても、自分が良いと感じるりっぱな特質を表わす人は世界にたくさんいることは事実です。そう

          海外で生活すること

          海外生活で卵かけご飯

          我々日本人は、朝食に卵かけご飯を食べたり、牛丼に生卵を乗せたりなど、何かと生卵を日常的に食べている。生卵を当たり前のように食べている日本人の姿は、外国人からすると違和感でしかありません。 海外での価値観 そもそも日本で提供されている生卵を見ると、多くの外国人が「なんで日本の卵はオレンジ色なの?」などの反応もあります。私自身も海外に来て日本の卵の黄身は色が綺麗だなぁと感じます。  生卵を食べるといった時の「そのまま食べるの? 」 「卵を生で食べるのは美味しくなさそう」 「サ

          海外生活で卵かけご飯

          現代教育とメディア

          大きなタイトルを打っていますが、そんな堅苦しいものではなく最近、現職の学校の先生と話した時のことを踏まえて少し・・・ラジオってとてもいいなぁと思った話。 私自身南米で長くテレビコーディネーターをしており、制作側の皆さんにお会いでき一緒にお仕事させていただくのでよくわかるのですが、説明をしなくてもいい『絵』というのがやはりとても重要です。昨今のメディアはそれを映し出すのが非常に上手だなぁと感じます。仕事をしていても、プロのカメラマンの方々はその辺りにこだわっており、「もう少し

          現代教育とメディア

          アルゼンチン遠征に行ってきました!

          世界でもトップクラスのアルゼンチンのソフトボール🥎ペルーの日系チームのコーチとしてアルゼンチン🇦🇷へ行ってまいりました!アルゼンチンのソフトボールシティ”パラナ市”の大会で優勝🏆🥇しました。 アルゼンチンは今年U23の男子世界大会も行われたくらいソフトボールは盛んです。その同じ球場で大会が開かれました。参加したジュニア大会も非常に盛んで、24の参加チーム合計58試合が4日間で行われました。貴重な経験をさせていただきました。現地の新聞にも取り上げていただきました。ソフトボール

          アルゼンチン遠征に行ってきました!

          世界遺産を未来へ繋げる

          ペルーのナスカの上空を飛行機で飛ぶと,巨大な線画や様式化された動物や鳥の絵,幾何学模様などが見えます。これらの不思議な模様は,ナスカ平原の砂漠にあります。ナスカ平原はサハラ砂漠よりも乾燥した細かい砂の砂漠地帯です。ダカールラリーも過去に行われ参加したドライバーもこのきめの細かい砂に悩まされたと言っていました。 ナスカの地上絵は,幾世紀もの間姿を見せることはありませんでした。埋もれた芸術! 目に見えない芸術! 地上からは大きすぎて分からない! 正になぞ! この地上絵の全体が見

          世界遺産を未来へ繋げる